西牟田駅(にしむたえき)は、福岡県筑後市西牟田にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[1]。駅番号はJB19。
歴史
年表
駅名の由来
開業当時の地名(三潴郡西牟田村)が由来。西牟田村はのちに西牟田町に昇格した後筑後市と三潴町に分かれ、三潴町は町村合併し、現在は久留米市となっている。
「西牟田」の「牟田」とは「湿地を開墾した土地」で、文字通り「湿地を開墾した土地の西側の集落」という意味。大牟田にも見られるように、九州は湿地帯の多い土地柄のため「牟田」と付く地名が多い。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。1971年に無人化されていた[4]が、1996年(平成8年)に再び有人化された[1]。有人化の際、無人駅当時に設けられた統一規格の簡易駅舎を改造して駅事務室を設けていたが、合理化に伴い2016年(平成28年)に再度無人化された。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅だった[1]が、2016年3月に無人駅化された[7][8]。近距離きっぷの自動券売機、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。
のりば
利用状況
2020年度の1日平均乗車人員は329人である[9]。
各年度の1日平均利用人員は以下の通り[10][11]。
年度
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1日平均 乗車人員
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1日平均 乗降人員
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2006年(平成18年)
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530
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非 公 表
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2007年(平成19年)
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481
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2008年(平成20年)
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464
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2009年(平成21年)
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460
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2010年(平成22年)
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461
|
2011年(平成23年)
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非 公 表
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893
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2012年(平成24年)
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876
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2013年(平成25年)
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953
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2014年(平成26年)
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878
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2015年(平成27年)
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878
|
2016年(平成28年)
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430
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2017年(平成29年)
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427
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2018年(平成30年)
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438
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861
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2019年(令和元年)
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409
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2020年(令和02年)
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329
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駅周辺
筑後市の北端部にあたり[1]、駅前を久留米市との市境が通っている。駅は西牟田地区の中心部から離れており、駅周辺は民家が立ち並ぶ閑静な場所である[1]。利用者は通勤・通学客が多く、朝の上り快速が停車していた時期がある。
駅周辺にバス路線はない。約1 km東側の国道209号にある西鉄バス一条バス停か、約1 km西側にある本町四つ角バス停が最寄り。
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 鹿児島本線
- ■快速
- 通過
- ■区間快速(一部列車のみ停車)・■普通
- 荒木駅 (JB18) - 西牟田駅 (JB19) - 羽犬塚駅 (JB20)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
西牟田駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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門司港 - 博多 | |
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博多 - 荒尾 | |
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博多臨港線 | |
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貨物支線 (2008年廃止) | |
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*打消線は廃駅 |