水曜日のカンパネラ(すいようびのカンパネラ)は、日本の音楽ユニット[4]。2012年結成、YouTubeでデビューした。略称は「水カン」。2021年9月に初代ボーカルのコムアイが脱退し、2代目ボーカルの詩羽が加入した[5]。
知り合いの映像作家のホームパーティーに来ていたコムアイを、Dir.Fが「歌わないか」と誘ったことをきっかけに結成した[6]。
2012年に、YouTubeで作品の発表を始める[7]。
2013年3月にDir.Fから誘われてライヴ活動を始め[8][9]、5月に『クロールと逆上がり』[10]、10月に『羅生門』を、それぞれ発表した[11]。
2014年3月に『シネマジャック』[12]、11月に『私を鬼ヶ島に連れてって』を、それぞれ発表した[13]。
2015年4月に、OBKRとオオルタイチのプロデュースで制作したEP『トライアスロン』を発表[14]し、5月にネットオークション『ヤフオク!』のテレビコマーシャルに出演した。
2015年10月に、日清食品のカレーメシとタイアップした「ラー」のミュージック・ビデオを発売した[15][16]。
2015年11月に『ジパング』を発売[17] し、JR東日本とヤフージャパンの共同サービス『たびぴた』のポスター広告に出演した。JR渋谷駅山手線外回りホーム上の大型看板に「落書きしたい……」とコムアイがTwitterで投稿したことを端緒に、本人がステンシル・アートを施した[18]。
2016年2月28日に、「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」で、「ラー」が「BEST ART DIRECTION VIDEO(最も優れたアートワークのミュージックビデオに授与される賞)」を受賞した[19]。
2016年5月9日に、ヒカシューから要請されて「ヒカシュー」の曲名を「名無しの権兵衛」に変更したと発表した[20]。ケンモチヒデフミは自身のTwitterで、曲名の「ヒカシュー」はゲームソフト『伝説のオウガバトル』に登場するヒカシュー大将軍に由来するが、バンドのヒカシューも知っていたとして、ヒカシューの関係者ならびにファンに謝罪した。
2016年6月に、ワーナーミュージック・ジャパン・アトランティック・レコードからEP「UMA」を発売してメジャーデビューした。
2018年6月公開の『猫は抱くもの』で初めて映画の劇伴を手掛けた[21]。
2021年9月6日、コムアイが脱退し、詩羽が2代目主演・歌唱担当として加入する[5][22]。
2021年10月27日、新メンバーである詩羽が加入後の初のミュージック・ビデオ「アリス / バッキンガム」の配信を開始した[23]。
2022年、2月にリリースされた楽曲「エジソン」がTikTokで人気となり、11月には楽曲を使用した動画の総再生数が27億回を超えた[24]。2023年4月にはBillboard JAPANのストリーミング・ソング・チャートでの累計再生回数が1億回を突破した[25]。
2023年2月15日、1月25日に配信リリースされた「赤ずきん」のミュージックビデオを公開、また全国ワンマンツアー【水曜日のカンパネラ ワンマンライブツアー2023~RABBIT STAR ★ TOUR~】の開催が発表された[26]。
2024年2月7日、フジテレビ水10ドラマ『婚活1000本ノック』の主題歌として書き下ろした「幽霊と作家」を配信リリース。同日に公式YouTubeチャンネルにてリリック・ビデオを公開[27]。3月13日にはAmazonオリジナルドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』の主題歌「たまものまえ」を配信リリースし、映像作家の田向潤が監督を務めたミュージック・ビデオをYouTubeチャンネルで公開[28]。また6月5日には3rd EP『POP DELIVERY』を発売。7月10日にはNasty Men$ahが監督を務めたEP収録曲「キャロライナ」のミュージック・ビデオを公式YouTubeチャンネルで公開[29]し、17日には同じく3rd EP『POP DELIVERY』収録曲でテレビアニメ『ラーメン赤猫』主題歌「赤猫」をEPからのシングルカットとして配信リリースした[30]。
同年8月30日には、ロッテ『ガーナチョコレート』のCMソングとしてケンモチヒデフミが書き下ろした「シャルロッテ」を配信リリース[31]。また9月24日から29日まで、映像作品『日本武道館単独公演~METEOR SHOWER~』の発売を記念したポップアップを東京・原宿 ハラカド内にあるBABY THE COFFEE BREW CLUBにて開催[32]。翌25日には詩羽加入後初となる映像作品『日本武道館単独公演~METEOR SHOWER~』を発売[32]。
同年11月13日には、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の主題歌である「願いはぎょうさん」を配信リリース。詩羽加入後に映画主題歌を手掛けるのはこれが初となる[33]。
「水曜日のカンパネラ」の語源は、水曜日に打ち合せが多かったから、漢字・ひらがな・カタカナ混じりにしたかったからなど、その他もろもろ[7][11][注 1]。当初グループを予定して名付けられていたが、ライブなどではコムアイのみが表舞台に立つ[注 2]。最初は女性3人のメンバーだった[14]。
インディーズ時代のMVにおける英語表記は「Suiyōbi no Campanella」を用いていた。2015年の台湾・高雄公演では「星期三的康帕内拉」、2016年のテキサスでのSXSWでは「Wednesday Campanella」のアーティスト表記で出演しており、MVなどにおける英語表記もこれに準じている。
(モンチッチ40周年企画コンピレーション・アルバム)
The Peak
(「冨田ラボ」名義)
SPEEDSTAR RECORDS
(加山雄三生誕80周年記念リミックス・アルバム)
ドリーミュージック
瀧川鯉八 / AZUMA HITOMI / Charisma.com
向井秀徳アコースティック&エレクトリック / クリトリック・リス / 瀧川鯉八 / ぼく脳 / 山田広野 / 東方力丸 / NATURE DANGER GANG
TRIPMEN, THE FULL TEENZ / ポタリ / Rhythmic Toy World / Anny / L'fin. / PARKGOLF / Qrion / 忘れらんねえよ / 夜の本気ダンス / cosmorama / コードポーザー / LOLOSWANS / Fragment×DOTAMA / ソンソン弁当 / アカシック / TEMPURA KIDZ / Seiho / 2源色 / あーくまじっく / メカルジン, caino / Charisma.com
tricot / 吉田一郎不可触世界 / 黒狼
詩羽単独の出演は詩羽参照。
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