カレン・マリー・アーガード・エルステッド(Karen Marie Aagaard Ørsted、1988年8月13日 - )は、ムー(MØ、、デンマーク語発音: [mœ])の芸名で知られるデンマークの女性シンガーソングライター。ウベルーズ(英語版)で生まれたムーは、グライムスやツイン・シャドウといったエレクトロ・ポップアーティストと比較される[5]。彼女の芸名は、名前と姓の頭文字のほかに、デンマーク語で「少女」または「処女」を意味する[6]。彼女のデビュースタジオ・アルバム「ノー・マイソロジー・トゥ・フォロー(英語版)」は、2014年3月に発売された[7]。
ムーは、イギー・アゼリアの2014年のシングル「ベッグ・フォー・イット(英語版)」に客演した。この曲は、Billboard Hot 100で最高27位を記録し、ムーにとって最初のチャート入り曲となった[8]。翌年、ムーはメジャー・レイザーとDJスネークのシングル「リーン・オン(英語版)」でフィーチャーされ、オーストラリアで首位を獲得したほか、イギリスで最高2位、アメリカで最高4位を記録するなど国際的なチャートで高く評価された。
音楽性
ムーの音楽は「ガッツのあるエレクトロ・ミュージック」と言われている。NMEは彼女の仕事をスージー・スー(英語版)とジャネット・ジャクソンの中間と呼んだ[9]。
彼女は7歳のときにスパイス・ガールズの影響で音楽に興味を持つようになった[10]。10代のときに、彼女はパンク・ロックと反ファシズム運動に興味を持った。ブラック・フラッグ、ニルヴァーナ、スマッシング・パンプキンズ、ヤー・ヤー・ヤーズ、特にソニック・ユースを聴き、キム・ゴードンを「大きなヒーローでありお手本」としている[11]。
ディスコグラフィ
出典
外部リンク