峰山駅(みねやまえき)は、京都府京丹後市峰山町にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線の駅である。駅番号はT19。「宮豊線」の愛称区間に含まれている。
2014年に京丹後市の「駅の愛称選定委員会」で公募を経て決定した愛称は「羽衣天女の里駅」[2]。
歴史
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持ち、列車交換が可能な橋上駅である。自動券売機設置。1番のりばが単式ホーム、2・3番のりばが島式ホームである。駅舎は、丹後ちりめん発祥の地にちなんで、機織り機をモチーフとしたものとなっている[1]。
窓口では硬券の入場券・乗車券(丹鉄線内・JR線直通)・自由席特急券を購入することが可能。窓口に常備されていないきっぷ類は補充券を発行する。
丹鉄線内に15駅ある有人駅の一つであるが簡易委託駅であり、早朝と夜間は無人となる。無人時間帯は1番のりば側面の身障者用出入口が常時開放される。
2011年3月に2・3番のりば側に身障者用スロープが完成した。事前予約が必要で、駅営業時間に利用できる[4]。
かつては第3セクターの駅としては珍しく、キヨスクが設置されていたが、2015年3月19日をもって閉店、撤去された[5]。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
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1
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■宮豊線
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下り
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網野・久美浜・豊岡方面
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2・3
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上り
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天橋立・宮津方面
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3番のりばは一部列車のみ
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上記の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
- 付記事項
- 3番のりばを使って列車の待避や折り返しが可能であり、西舞鶴発の普通列車のうち1本がこの駅で折り返している。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。利用者はかなり多く、京都丹後鉄道の単独駅では3位[注釈 1]。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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1999 |
279
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2000 |
271
|
2001 |
288
|
2002 |
411
|
2003 |
408
|
2004 |
400
|
2005 |
384
|
2006 |
369
|
2007 |
328
|
2008 |
252
|
2009 |
245
|
2010 |
288
|
2011 |
309
|
2012 |
312
|
2013 |
300
|
2014 |
288
|
2015 |
317
|
2016 |
285
|
2017 |
288
|
2018 |
266
|
2019 |
279
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駅周辺
峰山は丹後ちりめんの発祥の地として知られる。また、元南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)の野村克也捕手(後に南海・ヤクルト・阪神・楽天監督)が在籍していた、京都府立峰山高等学校があることでも知られている。野球場は駅南西側にある総合公園内にあり、「京丹後夢球場」という愛称が付いている[6]。
2006年8月には行政や地元経済界などからの要望を受けニッポンレンタカー峰山営業所がオープンした[7] ものの、2009年8月に撤退した。後の2011年12月、ニコニコレンタカー京丹後峰山店がオープンした[8]。
バス路線
駅前ロータリーに丹後海陸交通「峰山駅」停留所があり、下記へ向かう各路線が発着する。
- 路線バス
- 峰山線:野田川丹海前
- 海岸線:マイン前 / 経ヶ岬
- 丹後峰山線:マイン前 / 経ヶ岬
- 間人循環線:峰山 / 峰山駅(循環)
- 峰山四辻線:四辻
- 峰山延利線:峰山 / 小町公園
- 備考
隣の駅
- WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
- ■宮豊線(宮津線)
- 快速「丹後路」(下りのみ運転)・普通
- 京丹後大宮駅 (T18) - 峰山駅 (T19) - 網野駅 (T20)
脚注
注釈
出典
関連項目
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峰山駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク