宮城県道25号岩沼蔵王線(みやぎけんどう25ごう いわぬまざおうせん)は、宮城県岩沼市と刈田郡蔵王町とを結ぶ県道(主要地方道)である。
概要
岩沼市相の原(国道4号交点)から柴田、村田両町を経由し、東北自動車道村田IC付近を経て、蔵王町向山(国道4号交点)とを結ぶ主要地方道である。
村田町の宮城県道31号交点から宮城県道・山形県道12号交点までの区間は、仙台方面からみやぎ蔵王や遠刈田温泉方面へ向かう観光路線の顔を見せる。また、姥ヶ懐までの区間は東北道からスポーツランドSUGOへのアクセス道路でもある。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の復興予算を用い[1]、岩沼市志賀字新深田から村田町大字小泉字北姥ケ懐までの延長3.7 kmが「県道岩沼蔵王線改築工事(大師姥ケ懐道路)」として、第3種第2級の2車線(片側1車線)の道路を整備することになった[2]。これは道幅が細かった峠道を改良し、途中に「志賀姥ヶ懐トンネル」(延長1,285 m)を新設する工事であり[3]、2012年度(平成24年度)より順次事業化され、2016年(平成28年)6月4日に着工式を執り行った[1]。なお、宮城県企業局が運営する「仙南・仙塩広域水道用水供給事業」が、東日本大震災で送水停止に陥った県南沿岸部のバックアップのため、「志賀姥ヶ懐トンネル」を通る上水道の連絡管をあわせて整備することになっている[4][5]。「志賀姥ヶ懐トンネル」は2019年(令和元年)12月21日に開通した[6][7][8]。
路線データ
歴史
路線状況
重複区間
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線の施設
脚注
参考文献
関連項目