壮 一帆(そう かずほ、1975年[1]8月7日[2] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団雪組トップスター[1]。
兵庫県川西市[1]、雲雀丘学園高等学校出身。身長170cm[1]。血液型AB型[1]。愛称は「So」[2]。
所属事務所はキューブ[2]。
来歴
1994年、宝塚音楽学校入学[3]。
1996年、宝塚歌劇団に82期生として入団[3]。入団時の成績は12番。月組公演「CAN-CAN/マンハッタン不夜城」で初舞台。その後、花組に配属[3]。
2001年8月14日付で雪組へと組替え[5]。同年、月影瞳退団公演となる「愛 燃える」で新人公演初主演[3]。
2002年、絵麻緒ゆう・紺野まひるトップコンビ大劇場お披露目であり退団公演でもある「追憶のバルセロナ」で、2度目の新人公演主演。続く「ホップ スコッチ」(バウホール・日本青年館公演)で、立樹遥・音月桂とバウホール・東上公演トリプル主演[3]。
2004年の「送られなかった手紙」(バウホール・日本青年館公演)で、バウホール・東上公演単独初主演[10]。
2006年12月25日付で、古巣の花組へと組替え[11]。
真飛聖の花組トップ時代後半には花組2番手に昇格。真飛の退団後は同期の蘭寿とむが花組へと戻り、新トップに就任。引き続き2番手として同期を支える時期が続く。
2012年12月25日付で再び雪組へ組替えとなり、雪組トップスターに就任[10][3]。入団17年目でのトップ就任は極めて遅咲きとなった[13]。相手役に愛加あゆを迎え、翌年の「ベルサイユのばら」でトップコンビ大劇場お披露目[10][3]。
2014年8月31日、「一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[13][3]。
退団後はキューブ所属となり、舞台を中心に活動を続けている[1]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
初舞台
花組時代
雪組時代
- 2001年10 - 11月、『愛 燃える』 - 劉生、新人公演:夫差(本役:轟悠)『Rose Garden』(宝塚大劇場) 新人公演初主演[10][3]
- 2001年11月、『Over The Moon-月影瞳 クロニクル-』(バウホール) - ポール
- 2002年1 - 2月、『愛 燃える』 - 劉生、新人公演:夫差(本役:轟悠)『Rose Garden』(東京宝塚劇場)
- 2002年4月、専科・雪組『風と共に去りぬ』(日生劇場) - ルネ
- 2002年5 - 9月、『追憶のバルセロナ』 - フェルナンド、新人公演:フランシスコ・アウストリア(本役:絵麻緒ゆう)『ON THE 5th』 新人公演主演[10]
- 2002年10 - 11月、『ホップ スコッチ』(バウホール・日本青年館) - クリストファー・レン トリプル主演[10][3]
- 2003年1 - 2月、『春麗の淡き光に』 - 源頼信『Joyful!!』(宝塚大劇場)
- 2003年3月、『春ふたたび』(バウホール) - 藤原道忠 バウWS主演
- 2003年3 - 5月、『春麗の淡き光に』 - 源頼信『Joyful!!』(東京宝塚劇場)
- 2003年6 - 7月、『アメリカン・パイ』(バウホール・日本青年館) - ジャクスン
- 2003年8 - 12月、『Romance de Paris』 - ディディエ『レ・コラージュ』
- 2004年1 - 2月、『送られなかった手紙』(バウホール・日本青年館) - ボリス・アレクサンドロヴィッチ・ドミトリー 東上主演[10]
- 2004年4 - 7月、『スサノオ』 - 月読『タカラヅカ・グローリー!』
- 2004年8 - 9月、『あの日みた夢に』(日本青年館・ドラマシティ) - スティーブ
- 2004年11 - 2005年2月、『青い鳥を捜して』 - ミルボン『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』
- 2005年4月、『さすらいの果てに』(バウホール) - ジェフリー少尉 バウ主演
- 2005年6 - 10月、『霧のミラノ』 - エルコレ・バローネ『ワンダーランド』
- 2005年11 - 12月、『DAYTIME HUSTLER』(バウホール・日本青年館) - ヘイワード
- 2006年2 - 5月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - メルキオール[注釈 3]/ジェローデル少佐[注釈 4]
- 2006年7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』(全国ツアー) - アンドレ・グランディエ[3]
- 2006年9 - 12月、『堕天使の涙』 - エドモン・ド・レニエ『タランテラ!』
花組時代
雪組トップスター時代
出演イベント
- 1997年4月、匠ひびきディナーショー『Pearl Eyes』
- 1997年7月、第三回『アキコ・カンダレッスン発表会』
- 1997年12月、『アデュー東京宝塚劇場』
- 1999年10月、第40回公演記念『宝塚舞踊会』
- 1999年10月、『茂山忠三郎レッスン発表会』
- 2000年9月、TCAスペシャル2000『KING OF REVUE』
- 2000年10月、第41回『宝塚舞踊会』
- 2001年1月、『花組エンカレッジ・コンサート』
- 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
- 2002年7月、『宝塚巴里祭2002』[20]
- 2003年6月、TCAスペシャル2003『ディア・グランド・シアター』
- 2003年10月、第44回『宝塚舞踊会』
- 2004年4月、『宝塚歌劇90周年記念式典』
- 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
- 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2006年9月、TCAスペシャル2006『ワンダフル・ドリーマーズ』
- 2006年11月、舞風りらミュージック・サロン『A Little Flower』[21]
- 2007年8月、壮一帆ディナーショー『So!-Fantastic Radio Station-』 主演[22][3]
- 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
- 2007年10月、第48回『宝塚舞踊会』
- 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
- 2009年6月、『百年への道』
- 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
- 2011年5月、壮一帆ディナーショー『Bright-ブライト-』 主演[23]
- 2011年11月、第51回『宝塚舞踊会』
- 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
- 2012年11月、壮一帆ディナーショー『So in Love』 主演[24]
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2013年10月、第52回『宝塚舞踊会』
- 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
舞台
ドラマ
ラジオ
ディスコグラフィー
ミニアルバム
発売日
|
タイトル
|
規格品番
|
2017年5月16日
|
SO BAR [64]
|
QBIX-36
|
アルバム
発売日
|
タイトル
|
規格品番
|
初回限定盤
|
通常盤
|
2022年1月26日
|
誰にでも、あなただけの歌がある [65]
|
CRES1007
|
CRES1008
|
受賞歴
- 2003年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2002年度新人賞
- 2004年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞
- 2010年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2009年度努力賞
- 2013年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 男役賞
- 2014年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2013年度優秀賞[68]
脚注
注釈
- ^ 5/9〜15はベルリン公演出演のため休演。
- ^ 7/1〜17はベルリン公演出演のため休演。
- ^ 麻愛めぐると役替わり。
- ^ 貴城けいと役替わり。
- ^ 愛音羽麗と役替わり。
- ^ 朝夏まなとと役替わり。
- ^ 1/11〜13のみ特別出演。
- ^ 3/29〜4/1のみ愛加あゆと特別出演。
出典
参考文献
外部リンク
|
---|
アーティスト | |
---|
ミュージシャン | |
---|
男性俳優 | |
---|
女性俳優 | |
---|
アナウンサー | |
---|
コメンテーター | |
---|
クリエイター | |
---|
関連事務所 |
リコモーション |
男性俳優 | |
---|
女性俳優 | |
---|
ネクスティーン |
- 伊藤紬
- 宇野桃奈
- 小日向悠
- 橋本乃哉
- 原田詩未
- 原田奏和
- マクダウル凜奈
|
---|
専門家 | |
---|
クリエイター |
- 岡部尚子
- サリngROCK
- 虎本剛
- 福谷圭祐
- 山村菜月
- 蓮行
|
---|
|
---|
|
---|
旧所属タレント (リコモーションを含む) | |
---|
関連項目 | |
---|
カテゴリ |
宝塚歌劇団雪組主演男役(2012.12.25 - 2014.8.31) |
---|
高峰妙子(1927年退団) ・・ 雪野富士子(1934年退団) ・・ 初音麗子(1935年〜1945年雪組組長、1945年退団) ・・ 春日野八千代(星組から異動1936年〜1938年花組へ一時異動1939年〜1950年、1940年〜1945年には副組長、 1945年〜1950年には組長も担当、1950年演劇専科を新設し異動。2012年在団中に逝去) ・・ 明石照子(1962年退団) ・・ 真帆志ぶき(1970年専科へ異動後、1975年退団) ・・ 郷ちぐさ&汀夏子(1970年5月9日?〜1972年10月31日) - 汀夏子(1972年11月1日〜1980年8月31日) - 麻実れい(1980年9月1日〜1985年4月30日) - 平みち(1985年5月1日〜1988年11月29日) - 杜けあき(1988年11月30日〜1993年3月31日) - 一路真輝(1993年4月1日〜1996年6月30日) - 高嶺ふぶき(1996年7月1日〜1997年7月30日) - 轟悠(1997年7月31日〜2002年2月11日専科へ異動) - 絵麻緒ゆう(2002年2月12日〜2002年9月23日) - 朝海ひかる(2002年9月24日〜2006年12月24日) - 水夏希(2006年12月25日〜2010年9月12日) - 音月桂(2010年9月13日〜2012年12月24日) - 壮一帆(2012年12月25日〜2014年8月31日) - 早霧せいな(2014年9月1日〜2017年7月23日) - 望海風斗(2017年7月24日〜2021年4月11日) - 彩風咲奈(2021年4月12日〜2024年10月13日) - 朝美絢(2024年10月14日〜)
|
'・・'先代次代関係なし。'-'は先代次代関係あり。 |
|
---|
大劇場・ 東宝公演 (本公演) |
|
---|
全国ツアー その他劇場 |
オスカル | |
---|
アンドレ | |
---|
マリー・アント ワネット | |
---|
フェルゼン | |
---|
ロザリー | |
---|
|
---|
関連項目 | |
---|
|
---|
宝塚版 |
ビル | |
---|
サリー | |
---|
ジョン卿 | |
---|
マリア | |
---|
ジェラルド | |
---|
ジャッキー | |
---|
パーチェスター | |
---|
|
---|
東宝版 |
ビル | |
---|
サリー | |
---|
ジョン卿 | |
---|
マリア | |
---|
ジェラルド | |
---|
ジャッキー | |
---|
パーチェスター | |
---|
|
---|
オーバードホール版 |
ビル | |
---|
サリー | |
---|
ジョン卿 | |
---|
マリア | |
---|
ジェラルド | |
---|
ジャッキー | |
---|
パーチェスター | |
---|
|
---|
宝塚歌劇団の宝塚・東京公演は本公演のみ(役替わり・新人公演は載せていない) |