博多バイパス(はかたバイパス)は、福岡県福岡市東区を通る国道3号のバイパスである。
概要
福岡市東区下原1丁目から福岡市東区二又瀬に至る。
博多と名称がついているものの、終点の南西側が博多区にかかる以外は沿線区間のすべてが福岡市東区となっている。
福岡市の北部(香椎バイパス)、東部(福岡東バイパス)、南部(福岡南バイパス)を結ぶ幹線道路である。2018年(平成30年)3月17日に、残っていた東端部の未供用区間3.3 kmが開通し全線開通した[1]。
国道3号の旧道区間については博多バイパス全通後、福岡南バイパス旧道で移管されていない区間を含めて移管される見込み[2]。
路線データ
- 起点:福岡市東区下原1丁目(国道3号交点)
- 終点:福岡市東区二又瀬(新二又瀬橋交差点、国道3号・福岡県道607号福岡篠栗線交点)
- 延長:7.7 km
- 規格:第4種第1級
- 設計速度:60 km/h
- 道路幅員:30.0 m
- 車線幅員:3.25 m
- 車線数:6車線
- 全体事業費:462億円、2013年度以降の残事業費:約57億円[3]
歴史
- 1968年(昭和43年) - 事業化。
- 1969年(昭和44年) - 用地買収着手。
- 1971年(昭和46年) - 工事着手。
- 1978年(昭和53年) - この年までに新二又瀬橋交差点 - 松島交差点(L=0.6 km)を暫定4車線供用。
- 1979年(昭和54年) - 新二又瀬橋交差点 - 松島3丁目交差点(L=1.98 km)を完成6車線供用。
- 1986年(昭和61年) - 真州崎北交差点 - 松崎中学校前交差点(L=0.42 km)を暫定2車線供用。
- 1988年(昭和63年) - 松崎交差点 - 真州崎北交差点(L=0.43 km)を暫定2車線供用。
- 1989年(平成元年) - 松島3丁目交差点 - 松島交差点(L=0.6 km)を完成6車線供用。
- 1990年(平成2年) - 松崎中学校前交差点 - 若宮入口交差点(L=0.28 km)を暫定2車線供用。
- 1995年(平成7年) - 松島交差点 - 松崎中学校前交差点(L=0.85 km)を暫定5車線供用。および若宮入口交差点 - 松崎4丁目交差点(L=0.37 km)を暫定2車線供用。
- 2003年(平成15年) - 松崎中学校前交差点 - 松崎4丁目交差点(L=0.65 km)を暫定4車線供用。および松崎4丁目交差点 - 多々良中西交差点(L=0.36 km)を暫定2車線供用。
- 2004年(平成16年) - 松崎中学校前交差点 - 若宮入口交差点(L=0.28 km)を暫定5車線供用。および松崎4丁目交差点 - 多々良中西交差点(L=0.36 km)を暫定4車線供用。
- 2008年(平成20年) - 若宮入口交差点 - 多々良中西交差点(L=0.73 km)を暫定5車線供用。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 未開通区間だった下原 - 多々良中西交差点間3.3 kmが開通し全通、併せて同区間を含む5.2 kmを完成6車線で供用(全線完成)[4][1]。
路線状況
重複区間
道路施設
橋梁
交通量
2010年度 平日24時間交通量(台/24h)
地点 |
台数
|
福岡市東区松崎2丁目 |
35,416台/24h[5]
|
福岡市東区吉塚8丁目 |
49,262台/24h[6]
|
地理
経路図(2022年時点) 赤:博多バイパス 青:付近の国道3号
通過する自治体
交差する道路
交差する鉄道
沿線
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
|
---|
通過市区町村 |
|
---|
主要交差点 |
- 老松公園前
- 桟橋通り
- 砂津
- 三萩野
- 筒井町
- 日吉
- 香椎駅前3丁目
- 堅粕1丁目
- 東光2丁目
- 立花寺北
- 原田
- 永吉
- 姫方町
- 東櫛原
- 東町
- 大島
- 西上町
- 中央通
- 舞尾
- 水道町
- 代継橋
- 近見
- 須屋高架橋
- 新南部
- 松原
- 松橋町曲野
- 萩原町
- 古城
- 米ノ津
- 出水IC入口
- 餅井
- 多田
- 大小路町
- 市来農芸高前
- 小山田町
- 照国神社前
|
---|
バイパス |
|
---|
道路名・愛称 | |
---|
道の駅 | |
---|
主要構造物 | |
---|
自然要衝 | |
---|
旧道 | |
---|
関連項目 | |
---|