千倉駅(ちくらえき)は、千葉県南房総市千倉町瀬戸にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。千葉県及び関東地方の最南端に位置する駅である。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅である。3番線の山側に留置線が1本ある。互いのホームは跨線橋で連絡している。
木更津統括センター(館山駅)が管理し、JR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅である。自動券売機、簡易Suica改札機が設置されている。
以前は木造平屋建て駅舎であったが、2007年(平成19年)8月9日に観光案内所を併設した新駅舎の供用が開始された[5]。駅前広場の整備は完了している。
2010年(平成22年)2月10日より、外房線PRC型自動放送(路線上は内房線であるが外房線CTC管轄)が導入された。
(出典:JR東日本:駅構内図)
(出典:今尾恵介『JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳vol.4 水戸・千葉支社管内編』学研プラス、2010年3月19日。ISBN 978-4056057652。 )
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は261人である[JR 1]。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
旧千倉町の中心駅である。南房総市内で最多の人口を有する地区で、市役所は無いが行政施設が多い。
駅南側に国道410号・千葉県道241号千倉停車場線、駅西側に千葉県道187号館山千倉線が走る。千倉温泉があり、国道410号沿いには宿泊施設が点在する。