田畑 智子(たばた ともこ、1980年〈昭和55年〉12月26日 - )は、日本の女優。
京都府京都市東山区[要出典]出身。所属事務所はカノックス・フィルム[要出典]、鈍牛倶楽部[2]、フロム・ファーストプロダクション[3] を経てカムトゥルー。夫は俳優の岡田義徳。義姉はタレントの岡田理江。
経歴
京都・祇園の享保年間創業の老舗料亭「鳥居本」に生まれる[4]。聖母学院小学校、京都聖母学院中学校・高等学校から金光第一高等学校(現・金光大阪高等学校)に転学、卒業。龍谷大学文学部哲学科中退。
由緒正しく厳しい家庭で育ち将来は家業を継ぐか舞妓にと考えていた。その頃、映画監督の相米慎二がある映画の中で中井貴一の娘役を演じる小学校高学年の女の子を探していて、祇園で飲んでいる際に、「鳥居本」にその年代の女の子がいると聞きつけ来店。挨拶に呼ばれたお座敷で対面した相米に誘われ参加したオーディションで、8,253人の応募者の中から映画『お引越し』(1993年公開)のヒロイン・漆場レンコ役に抜擢される[4][5][6]。
12歳の時、「カノックスフィルム」に所属し、1992年公開の映画『お引越し』の主演女優としてデビュー。新人賞を多数受賞した。
1996年から2001年まで、久世光彦演出ドラマ『向田邦子シリーズ』に毎年出演する。2000年には、NHK連続テレビ小説『私の青空』でヒロインとなる。なお2002年には「月曜ドラマシリーズ」で連続テレビ小説作品史上初の続編となる『私の青空2002』も放映された。
ディズニー映画『リロ・アンド・スティッチ』の吹き替えで声優デビューも果たす。2004年には大河ドラマ『新選組!』で近藤勇の妻・つね役を演じる。そのほか、崔洋一監督の『血と骨』ではビートたけしの娘役をつとめた。また山田洋次監督の『隠し剣 鬼の爪』では、吉岡秀隆の妻役を演じた。
2011年8月29日発売の写真集「月刊 NEO 田畑智子」』(松井康一郎撮影、イーネットフロンティア)にて自身の30歳を記念しフルヌードに挑戦、初めてヘアヌードを披露した。本人は、「撮影に入るまでは脱ぐと思っていませんでした。でも、衣装を決めて現場に入って、カメラマンと二人きりになって……。自分の体がどう写るのか、見てみたかったんです。30歳になったというのも自分の中では大きくて、何か形になるものを残したかったというのもあります。小学校で転機が一度訪れているので、この写真発表が2度目ということになるんでしょうか(笑)」と語っている[7]。
私生活では、「もともと大好きな役者さんだった」という俳優の岡田義徳と2011年の舞台『わらいのまち』での共演を機に交際に発展し[8]、同年に交際が報じられ、2015年には一時、距離を置いたが復縁。交際と破局を繰り返しつつ岡田の転居を機に同居を開始。出会いから6年半を経て2018年1月1日に婚姻届を提出し結婚[9][10]。5月30日放送の『今夜くらべてみましたSP』(日本テレビ系)の番組内で第1子の妊娠を明かし[11]、10月25日、第1子男児を出産[12]。2021年1月2日、第2子妊娠が夫の岡田のインスタグラムにより公表され[13]、同年2月12日、第2子出産を同じく夫の岡田がインスタグラムで報告[14]。
人物・エピソード
- 実家周辺は遊び場がなく、また老舗料亭だった事から元芸妓の祖母や両親から京都人として厳しく躾られた。トイレは夜間は客人と共用のために短時間で済ませ、家の中では「京言葉」と正座を常に求められた。また習い事も数多く経験し、卒業した学校(聖母学院・金光大阪)の校則も厳しいという甘えのない環境は上京するまで続いた。当時は不満も大きかったが、時代劇で着物や作法に苦労しなかった時に初めて祖母・両親へ感謝の気持ちを抱いたという。
- 高校時代は書道部に所属[15]。同級生にサッカー選手の斉藤大介がいる。
- NHKのBSプレミアムの『世界ふれあい街歩き』等、ナレーターを務めることもある。
- 『恋するハニカミ!』では小泉孝太郎とデートし[要出典]、ハニカミアワードという公式サイト投票において1位を獲得する[要出典]。デートのドライブ中に小泉が運転する車の助手席で居眠りしてしまった場面も放送された[要出典]。
出演
テレビドラマ
映画
舞台
吹き替え
- リロ・アンド・スティッチ - リロの姉・ナニ 役
- リロ・アンド・スティッチ2
- スティッチ!ザ・ムービー
- リロイ・アンド・スティッチ
- リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ
ラジオ
朗読
CM
ナレーション
写真集
DVD
- kazuko's case 〜月刊 NEO ムービー 田畑 智子〜(2011年9月9日、イーネット・フロンティア、監督:入江悠)
受賞歴
脚注
注釈
- ^ a b 2002年5月14日にテレビ朝日系で放送され、未放送のシーンが追加された再編集劇場版が、同年10月5日より全国4ヵ所で順次公開された。
出典
外部リンク
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91 - 100作 | |
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