今井 絢(いまい あや、2001年10月25日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。女流棋士番号は83。愛知県名古屋市出身。杉本昌隆八段門下。同志社大学在学中[1]。
棋歴
| この節の 加筆が望まれています。 (2024年4月) |
棋風
得意戦法は居飛車[2]だが、対抗形が好きで振り飛車も指す[3]。AIでの研究は自分の将棋の解析や棋譜並べで参考にしている[3]。
兄弟子の藤井聡太は1学年下で、藤井少年とは子ども大会や東海研修会で数多く指したことがある[3]。
女流棋士になるまで
父から教わって将棋を始めた[2]。
2012年、第4回小学生駒姫名人戦の名人クラスで優勝[4]。
翌2013年、第5回小学生駒姫名人戦の名人クラスで優勝・2連覇[5]。
2016年6月に関西奨励会に中学3年で入会[3]。四段昇段を目指し女性奨励会員ながら1級まで昇級したが、「満21歳の誕生日までに初段になれなかった場合は退会」の規定をクリアできずに奨励会を退会[3]。退会後に師匠の杉本昌隆八段や両親、奨励会幹事の先生とも相談し、女流棋士となることを決意[3]。
女流棋士として
2023年2月1日、女流1級の女流棋士としてプロ入り[2]。デビュー戦から初黒星を喫するまで7連勝を飾る[6]。
2023年8月20日、第31期倉敷藤花戦でベスト4に入り、女流初段に昇段[7]。
昇段・昇級履歴
主な成績
女流棋士成績
在籍クラス
女流順位戦の在籍クラスの年別一覧
開始 年度
|
(出典)女流順位戦
|
期
|
白玲
|
A級
|
B級
|
C級
|
D級
|
0
|
2024
|
4
|
|
|
|
|
D32
|
6-2
|
2025
|
5
|
|
|
|
|
D05
|
|
女流順位戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 )
|
年度別成績
公式棋戦成績
年度 |
対局数 |
勝数 |
負数 |
勝率 |
(出典)
|
2022
|
2 |
2 |
0 |
1.0000 |
[9]
|
2023
|
26 |
18 |
8 |
0.6923 |
[10]
|
(小計)
|
28 |
20 |
8 |
0.7142 |
|
通算
|
28 |
20 |
8 |
0.7142 |
|
2023年度まで
|
人物
| この節の 加筆が望まれています。 (2024年4月) |
同志社大学に在学中(3年次、2023年2月当時)。学業と両立しており、将棋に費やす時間は1日約5時間[11]。
大学では文化情報学部(芸術史研究室)に所属[3]。
上橋菜穂子、辻村深月、アガサ・クリスティーなど、1日に3冊読む程に小説を読むのが好き[3]。また、文章を書くのも好き[3]。
スポーツ観戦も好きで、大好きな大相撲では豊昇龍や霧馬山を応援する[3]。サッカーでは、地元の名古屋グランパスエイトや海外サッカーも見る[3]。
脚注
注釈
- ^ 奨励会規定では、21歳までに初段に昇段出来なければ退会となる。
- ^ 奨励会規定の「奨励会2級以上で退会の場合は、退会時の段級位でそのまま女流棋士の資格を得る」により女流1級でプロ入り。
出典
関連項目
外部リンク
|
---|
タイトル保持者 【4名】 |
|
永世称号 有資格者 |
- 女流七段 清水市代(クイーン名人・クイーン王位・クイーン王将・クイーン倉敷藤花)
- 女流六段 中井広恵(クイーン名人)
|
---|
|
|
---|
女流五段 【 3名】 | |
---|
女流四段 【 8名】 | |
---|
女流三段 【11名】 | |
---|
女流二段 【21名】 | |
---|
女流初段 【18名】 | |
---|
女流1級 【 9名】 | |
---|
女流2級 【 8名】 | |
---|
現役女流棋士 全82名(2025年1月1日時点)/ △は2024年度の昇段 詳細は将棋の女流棋士一覧を参照。 / 引退者については「Template:将棋の引退女流棋士」を参照。 |
|
---|
白玲 | |
---|
A級 | |
---|
B級 | |
---|
C級 | |
---|
D級 | |
---|
次期参加 | |
---|
休場 | |
---|
数字は順位 / 名前横の「休」は今期休場者 / D級の「*」は降級点の数(3つで女流順位戦の参加資格を失う) 「次期参加」は組み合わせ抽選基準日以降にプロ入りした女流棋士(当期は未参加) / 「休場」は第1期からの休場者(棋戦未参加) |