コーカソイド

ハクスリーによる人種区分 (1870年)
ネグロイド人種コーカソイド人種 オーストラロイド人種モンゴロイド人種
Meyers Konversations-Lexikon (1885–1890)
人種の分布地図
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モンゴロイド:

コーカソイド(Caucasoid, Caucasian)とは、身体的特徴に基づく歴史的人種分類概念の一つである。現代でも便宜的に用いられることはあるが、科学的に有効な概念とは見なされていない。

ヨーロッパ北アフリカ西アジア(北部)、中央アジアインド(北部)の在来の住民が、この人種カテゴリーに分類された。元来は、コーカソイドとは、カスピ海黒海に挟まれたところに位置する「コーカサス」(カフカース地方)に「…のような」を意味する接尾語の「 -oid」 をつけた造語で、「コーカサス出自の人種」という意味である。

由来

元々はドイツの哲学者クリストフ・マイナースが提唱した用語であった。その影響を受けたドイツの医師ヨハン・フリードリヒ・ブルーメンバッハ生物学上の理論として五大人種説を唱え、ヨーロッパに住む人々を「コーカシア」と定義した。ジョルジュ・キュヴィエはヨーロッパ人とアラブ人をコーカソイドに分類し、その高弟アンドレ・デュメリルもコーカソイドをアラブ・ヨーロッパ人とした[1]

人類学が成立したヨーロッパはキリスト教圏であり、ユダヤキリスト教に由来する価値観が重んじられていた。ヨーロッパのキリスト教徒にとって、『創世記』のノアの方舟アララト山にたどり着いたノアの息子たちは現在の人類の始祖であった。人類学の父とされるブルーメンバッハをはじめとするヨーロッパ人学者たちは、アララト山のあるコーカサスに関心を抱いていた[2]。また、『旧約聖書』の創世記1〜6章では、白い色は・昼・人・善を表し、黒い色は・夜・獣・悪を表していた[2]

定義とその変遷

コーカソイドとはヨーロッパ人がキリスト教的価値観に基づいて自己を定義するために創出された概念である。 戦後しばらくまでの人類学は科学的・客観的根拠に乏しい、偏見や先入観に満ちた内容であることが多く、人種差別的な思想を多分に含んでいた。事実、提唱者であるブルーメンバッハもさまざまな人間の集団の中で「コーカサス出身」の「白い肌の人々」が最も美しい、人間集団の「基本形」で、他の4つの人類集団はそれから「退化」したものだと考えていた[3]。つまり最初の時点で白人至上主義的な考えが基盤に存在していたのである。その後、他の人類学者によって(白人が他に優越しているという原則の上で)コーカソイドをさらに細分化しての分類が試みられた。ウィリアム・Z・リプリーによる北方人種地中海人種アルプス人種の三分類などが有名である他、東ヨーロッパ人種ディナール人種という分類も存在する。

初期の人類学の人種判別は外見の違い(特に肌の色)による判断という、かなり主観的かつ原始的な考察を頼りとしていた。また上述されている通りキリスト教への信仰心が深く関与している概念であり、風貌的に似通っていてもユダヤ教イスラム教といった異教徒である場合は意図的に範囲から除外された。

人種分類はその性質上、優生学などの差別的な思想と結び付きやすく、実際にクー・クラックス・クランナチスのような勢力を生み出す遠因となった。そのため、現在の生物学における人種に関する研究は、現生人類(ホモ・サピエンス)は一種一亜種であるという前提の上で慎重に行われている。あくまで人種とは現生人類の遺伝的多様性の地域的・個体群的偏りに過ぎず、人種相互に明瞭な境界はないとする。

なお、近年の国際的な学会では、人種分類としてのコーカソイドという名称から、地域集団の一つとしての「西ユーラシア人」という名称が一般的になりつつある(詳しくは人種を参照)。それは後述のように、コーカソイドには濃い目の肌の色を持つ人々もいるためである。「コーカソイド」は、日本語中での用法は白人・白色人種のヨーロッパ風の表現として認識されることが多い。

特徴

セント・アンドルーズ大学が発表した金髪の分布図(2006年)。黄色は80%以上、明るいだいだい色は50%~79%、薄い黄土色は20%~49%、濃い黄土色は1%~20%の地域を指している。その他(こげ茶色)の部分は0%、つまり全く金髪が存在しないとされる。
Felix von Luschan による肌の色のカラーチャート
各地域における先住民の肌色(フェリックス・ルスチャン
金髪碧眼のコーカソイドの女性

モンゴロイドネグロイドにも言えるが、コーカソイドもまた非常に広い範囲に分布しているため、人種的特徴は一概に言えない。

  • は二重の割合が98%である。その為平均的にモンゴロイドよりも顔の中で目の占める面積が大きい(目が大きい)[4]
  • 虹彩の色が多種多様で最も暗い茶色から最も明るい青色まで幅広く存在する。

  • 鼻が顔の中央にあり縦方向に大きいが横方向には狭い。このため、モンゴロイドと比べ平均的に正面から見た時に顔を占める鼻の面積が狭くなる(鼻幅が狭い)[5]
  • おでこ(眉間上部)より立体的に鼻が垂れ下がっている者が存在する。そのため目元がくぼんで見える。

頭部

  • 個体差が大きい。
  • 正面から見た時の大きさは小さい(いわゆる小顔)[5]
  • 前額部が突出している。
  • 類人猿にみられる眼窩上隆起の名残である眉上弓は盛り上がっており目に影がかかって窪んでいるように見える、いわゆる「彫りが深い」。
  • 頭髪の色が多種多様。メラニン色素形成は年齢によって変わるが、最も明るい金髪や赤毛から暗い黒髪まで存在する。また髪と虹彩の明るさは必ずしも関連しない[6]
  • 毛髪は丸くて細い。そのためウェーブ(天然パーマ・クセ毛)が多く、他人種と比べ白人男性は禿げやすい。

皮膚

  • 体毛が多いといった、ホモ・サピエンスの原型であるネグロイドよりかけ離れた遺伝的特徴を持つ。
  • 肌の色は「白人」の名称の由来の一つではあるが、薄褐色~褐色の個体が最多数派を形成する。
    • もともと人類の皮膚色は濃かったのにもかかわらず(熱帯で産まれた人類は毛皮のかわりに紫外線から身体を保護するためにメラニン色素を沈着した)、白人がなぜ薄い皮膚色をしているのかについては諸説あるが、分子人類学者の尾本恵一の説によれば、コーカソイドの祖先集団は約一万五千年前の後氷期にインドから北西へ向かったが、当時の気候は氷河の溶ける水分蒸発により曇り空が多く、太陽光線は弱かった。そのため過剰な紫外線から体を保護するメラニン色素の厚い層は不要になった。一方、紫外線を浴びることが少ないと人類はビタミンDの不足に陥るため、紫外線の少ない環境下では、メラニン色素の産出にあずかる遺伝子の突然変異によって皮膚色が薄くなった個体・集団が有利となった。図にもあるようにヨーロッパにおける淡色頭髪の出現頻度が最も高い地域はスウェーデンフィンランドなどの北欧地域である[7]
  • アポクリン腺が多く、体臭が強い。

体格

  • 肩の位置が胸より後ろにあるために、大胸筋が前方へ突出しているように見える。
  • 体格は個体差が大きい。
  • これも地域によって差があるが、概ねモンゴロイド系に属する諸民族の平均身長よりも高く、世界の平均身長上位30位は全て欧米で埋まっている[8]。しかし、中世東欧人の平均身長は150cm程度と低い、北部がコーカソイドであるインドの平均身長は低く、欧米の豊かな栄養状態など後天的な要素が大きいともいわれる(ただ、北インドの中部・南部の住民は小柄だが、これらの地域のインド人はドラヴィダ人などと混血している。インド半島中南部のドラヴィダ系が多く住む地域から遠く、他の人種・民族との混血の度合いが低いインド・パキスタン北部のパンジャブ人などは比較的長身である)。

分布の歴史

アフリカ大陸で誕生した現生人類は、アラビア半島経由でユーラシア大陸に進出し、大陸全域に居住地域を拡大する。このうちコーカソイドはユーラシア大陸のイラン付近から中東、ヨーロッパに移動していた人々の末裔である。クロマニョン人はコーカソイドの直接の祖先と考えられる。

15世紀以降は特にヨーロッパ系コーカソイドが征服地への入植により大きく居住地域を拡大し、世界的に拡散した。

遺伝的傾向

白人(コーカソイド)とアジア人(モンゴロイド)が混血した場合、顔の外見(形質)は白人(コーカソイド)の特徴が優性して遺伝する[5]。しかし、南アジア系の遺伝子が混ざると南アジア的要素が強く優先的にでやすい[要出典]

遺伝子

Y染色体ハプログループの拡散と人種

コーカソイドは出アフリカ後にイラン付近から中東ヨーロッパに至る「西ルート」をとった集団である。コーカソイド人種を特徴づけるY染色体ハプログループとしてGIJRなどが挙げられる[9]

伝統的な下位分類

他人種との関わり

モンゴル帝国の西進およびムガル帝国の南進によって、東ヨーロッパやロシアおよび中央アジア南アジアの一部がモンゴロイドの支配下に置かれた。その際征服された地域では、顕著ではないものの混血が認められる。ロシアは何百年もの間テュルク系国家(トゥラン人種)やモンゴルによって征服されたため混血は多かった。ただし、それらのモンゴロイドは遊牧民族であるため土着の農耕民より人口が少なく、さほど混血の影響は高くないともされる。

なお、ここでは中世以前におけるコーカソイドと他人種との混血についてのみ記述し、大航海時代以降のヨーロッパ人の移動に伴って生じた混血についてはここでは割愛する。

北アフリカ

アフリカ人ネグロイドに分類されるが、北東部アフリカはサハラ砂漠以南の西南部アフリカ(ブラックアフリカ)とは異なった遺伝子的特徴を持っている。スーダン南部に広がる大湿地帯のボトルネック効果と中世以降のアラブ人による入植のためで、北アフリカの先住民であるベルベル人(北部ハム人種)はコーカソイド系に属すとされる[12][13]。ただし、ベルベル人など北アフリカの民族にはネグロイド系のY染色体ハプログループE1b1bが高頻度でみられるなど、他のコーカソイドと異なる特徴もあり、ネグロイドとの混血が示唆される。

さらにエチオピアの主要民族であるソマリ族エチオピア人種)も、古くからベルベル系とネグロイド系の混血で構成されている。

東欧

東欧ではハンガリー人マジャール人)がモンゴロイド(黄色人種)であるフン族の子孫であるという説が存在する。また、ハンガリー語は、モンゴロイド系のウラル語族に属し、同じくモンゴロイド系のテュルク系民族との混血も多いとされる。ただ、ハンガリーという国名についてはフン族との関連を連想させるが、「ハンガリー」の語源については諸説あるものの、「フン族」との間に特別の因果関係はないと考えられている。フン族は離散集合を繰り返す部族連合体であり、全員が必ずしもモンゴロイド系とは言えないとする見方もある。ただ、フン族の首長アッティラと会見したローマ側の使節(ローマカトリック教会の僧侶)による報告書では、「アッティラと彼を取り巻く将兵たちの目は小さくて、ひげが薄く、かつ身長も低く、胴長短足である」と記されていて、ヨーロッパ人が初めて見たモンゴロイドが奇怪な容貌に見えたことと、タタール人という言葉が、当時のキリスト教でいう「地獄のタルタロス」を連想させて、当時のヨーロッパ人が震撼し、恐怖心を一層つのらせたことが、今に伝えられた。それは、近代のヨーロッパをはじめとする白人社会における黄禍論に繋がっている。また、ブルガリアブルガリア人は、モンゴロイドに属するテュルク系民族であるブルガール人の血を引くとされる。

北欧

フィンランド人フィン人イングリア人)やエストニア人サーミ人カレリア人リーヴ人ヴェプス人もハンガリー同様にモンゴロイド起源説が唱えられ、実際に父系遺伝子は北東アジアから東アジア北部に起源を持つモンゴロイド系のハプログループNが中頻度~低頻度に見られる[14][15]が、現在においてはハンガリー人(マジャール人)同様に、コーカソイドに区分されている。これは故郷から西進するにつれ現地のコーカソイドと著しく混合したため、もともと濃厚であったモンゴロイドの特徴を失ったためと考えられる。

南アジア

上記のムガル帝国による混血も含まれる。インドにおいては南部~スリランカシンハラ人タミル人など)では、オーストラロイドである先住民のドラヴィダ人が、東部ではモンゴロイドムンダ人が、北部のカシミール地方でもチベット人がコーカソイドのインド・アーリア人との混血が古くからあった。そのため世界でも珍しい三人種混血地域となっている。また、ネパール西部のタルー人なども該当する。モルディブでもインドネシア・マレー人種インドシナ人種古モンゴロイド系)とオーストラロイドの混血人種)とドラヴィダ人とアラブ系などがインド・アーリア人と混血している[16]

北アジア(シベリア)

北アジアシベリア)においてもウラル語族のうちフィン・ウゴル系民族の大部分がモンゴロイドとコーカソイドと古くから混血している(サモエード系一部含む)。さらにテュルク系民族タタール諸族もロシア系など東スラヴ系諸族との混血が古くからあり、西に行くほどテュルク系のコーカソイド種族が多い(モンゴル系民族ツングース系民族一部含む)[16]

中央アジア

中央アジア新疆ウイグル自治区含む)においてのトルキスタンに分布するテュルク系民族はモンゴロイドをベースにコーカソイドとの混血が古くからあった(タジク人含む)[16]

西アジア(西南アジア)

西アジア西南アジア)では、トルコトルコ人アゼルバイジャンアゼルバイジャン人などが該当し、こちらも現在ではテュルク系のコーカソイド種族に分類される[16]

東アジア(北東アジア)

東アジア北東アジア)の北海道樺太千島列島に住むアイヌは、かつては白色人種に分類されることもあったが、大和民族琉球民族に最も近い古モンゴロイドとされた。

さらに、遣唐使によって鑑真の弟子でイラン系ペルシア系)に属するソグド人と見られる如宝などが渡日して、鑑真に随伴して日本に帰化したことからソグド系の一部が日本人と同化したともされる[16]。『続日本紀』には「波斯人」の李密翳が日本に来て叙位を受けた記録があり、木簡で存在が確認された官吏の破斯清道はペルシア人であるという説がある。

また、モンゴル人チベット人などは古来よりコーカソイド系民族と隣接しているため、コーカソイド系の遺伝子も数%確認されている。

東南アジア

ミャンマー南部モンゴロイド新モンゴロイドとインドシナ人種の混血人種)であるミャンマー人ビルマ人)はベンガル人(インド・アーリア系)の一派ロヒンギャ人と、タイ南部とカンボジアおよびシンガポールマレーシアブルネイインドネシアなどに分布するインドネシア・マレー人種の一部でもインド・アーリア人との混血があった。さらに、フィリピンでもスペイン王国の統治時代にスペイン人とインドネシア・マレー人種の一部との混血があった(メスチーソを参照)[16]

脚注

  1. ^ 杉本淑夫「白色人種論とアラブ人 - フランス植民地主義のまなざし」(『白人とは何か? - ホワイトネス・スタディーズ入門』所収)
  2. ^ a b 文化人類学者の竹沢泰子は、自著『人種概念の普遍性を問う』でヨーロッパ人が自分たちを美しい白い肌の人とみなしたのは、白い色に対するこのような価値観に基づいているのではないかと指摘している。
  3. ^ 竹沢泰子『人種概念の普遍性を問う』他
  4. ^ アジア人と白人の角膜トポグラフィの比較
  5. ^ a b c 石原房雄 1954.
  6. ^ Frost, Peter (2006). “Why Do Europeans Have So Many Hair and Eye Colors?”. url: http://cogweb.ucla.edu/ep/Frost_06.html (citirano 2.4. 2007). http://www.sscnet.ucla.edu/comm/steen/cogweb/ep/Frost_06.html. 
  7. ^ 尾本恵市, 遺伝学普及会, 遺伝学普及会編集委員会『分子人類学と日本人の起源』裳華房〈ポピュラーサイエンス〉、1996年、82-83頁。ISBN 478538638X国立国会図書館書誌ID:000002506828 
  8. ^ 世界の平均身長 www.kurabe.net/average_height のアーカイブ
  9. ^ 崎谷満『DNA・考古・言語の学際研究が示す新・日本列島史 : 日本人集団・日本語の成立史』勉誠出版、2009年。ISBN 9784585053941国立国会図書館書誌ID:000010547579 
  10. ^ Interview Dr. Eduard Egarter-Vigl, Head of Conservation and Assistant to research projects of the Archaeological Museum in Bozen. From the Docu-Movie: "Ötzi, ein Archäologiekrimi" [Ötzi, a Archaeology Crime] by Christine Sprachmann. TV-Broadcast by 3sat 10 August 2011 and br-alpha 13 September 2011.
  11. ^ R1 populations spread genes for light skin, blond hair and red hair
  12. ^ Carleton S. Coon, The Living Races of Man, New York: Alfred A Knopf, 1965, p.115
  13. ^ Luigi Luca Cavalli-Sforza, Genes, Peoples and Languages, Penguin, 2001, p.122
  14. ^ Siiri Rootsi, Lev A Zhivotovsky, Marian Baldovič, Manfred Kayser, Ildus A Kutuev, Rita Khusainova, Marina A Bermisheva, Marina Gubina, Sardana A Fedorova, Anne-Mai Ilumäe, Elza K Khusnutdinova, Mikhail I Voevoda, Ludmila P Osipova, Mark Stoneking, Alice A Lin, Vladimir Ferak, Jüri Parik, Toomas Kivisild, Peter A Underhill & Richard Villems (2007). “A counter-clockwise northern route of the Y-chromosome haplogroup N from Southeast Asia towards Europe”. European Journal of Human Genetics (Nature Publishing Group) 15 (2): 204-211. doi:10.1038/sj.ejhg.5201748. https://doi.org/10.1038/sj.ejhg.5201748. 
  15. ^ Rootsi S, Magri C, Kivisild T, Benuzzi G, Help H, Bermisheva M, Kutuev I, Barać L, Pericić M, Balanovsky O, Pshenichnov A, Dion D, Grobei M, Zhivotovsky LA, Battaglia V, Achilli A, Al-Zahery N, Parik J, King R, Cinnioğlu C, Khusnutdinova E, Rudan P, Balanovska E, Scheffrahn W, Simonescu M, Brehm A, Goncalves R, Rosa A, Moisan JP, Chaventre A, Ferak V, Füredi S, Oefner PJ, Shen P, Beckman L, Mikerezi I, Terzić R, Primorac D, Cambon-Thomsen A, Krumina A, Torroni A, Underhill PA, Santachiara-Benerecetti AS, Villems R, Semino O (2004). “Phylogeography of Y-chromosome haplogroup I reveals distinct domains of prehistoric gene flow in Europe”. The American Journal of Human Genetics (Elsevier) 75 (1): 128-137. doi:10.1086/422196. PMC 1181996. PMID 15162323. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15162323/. 
  16. ^ a b c d e f C・S・クーン、S・M・ガーン、J・B・バードセル著『人種』(須田昭義・香原志勢共訳、みすず書房、1957(現代科学叢書))より。

参考文献

関連項目


外部リンク

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