イオンリテール株式会社(英: AEON RETAIL Co., Ltd.)は、千葉県千葉市美浜区の幕張新都心に本社を置く、東北地方を除く[注釈 1]本州と四国で総合スーパー(GMS)およびスーパーマーケット(SM)の「イオン」や「イオンスタイル」などを運営する企業である。イオン株式会社の完全子会社であり、大手流通グループ「イオングループ」の中核企業である。
イオンは、ライバル企業の買収などでグループが肥大化する一方、いわゆる「まちづくり3法」によるイオンが得意としてきた郊外型店舗の出店規制、さらにはアメリカ合衆国のサブプライムローン問題に端を発する経済の先行き不透明さなどが相まって、消費低迷により売り上げが減少するようになった[3]。そこで、グループの重複事業を整理し、より効率的な運営を行うため、イオン株式会社はグループの純粋持株会社に転換し、小売事業を休眠会社であった当社に切り離して継承させた[4]。
当分の間はそれまでイオン自身が行っていた店舗運営のみを行うが、今後は順次グループ内の小売り事業の整理が進められることになっている[5]。
イオン株式会社
○ - ハピコム構成メンバーの内イオンの子会社でないものイオングループの主な企業・ブランドを掲載。運営企業とブランドの名称が異なる場合は「ブランド名(企業名)」というように記した。△のレデイ薬局はツルハホールディングス(所有株式51%)のほか、イオン株式会社の子会社であるフジも出資(所有株式49%)。グループ企業については、出資率にかかわらずグループ事業・主要企業紹介(2016年2月29日現在)を元に記載している。
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