アンヌ・ルイーズ・ジェルメーヌ・ド・スタール(フランス語: Anne Louise Germaine de Staël、1766年4月22日 - 1817年7月14日)は、フランスの批評家、小説家。フランスにおける初期のロマン派作家として政治思想、文芸評論などを行った。多く、スタール夫人(フランス語: Madame de Staël)の名で知られる。フランス革命からナポレオン・ボナパルトの君臨に至る時代、多くの政治評論を行い、ナポレオンと終生対立する運命となる。正式な名前は、スタール=ホルシュタイン男爵夫人アンヌ・ルイーズ・ジェルメーヌ・ネッケール(フランス語: Anne-Louise Germaine Necker, baronne de Staël-Holstein)。フェミニズムの先駆者でもある。
Lettres sur les ouvrages et le caractère de Jean-Jacques Rousseau(1788年、ジャン゠ジャック・ルソーの性格および著作についての手紙)
Essai sur les dictions(1795年、小説論)
De l'influence des passions sur le bonheur des individus et des nations(1796年、個人と国民の幸福に及ぼす情熱の影響について)
Des circonstances actuelles qui peuvent terminer la Révolution et des principes qui doivent fonder la République en France(1799年頃、革命を終結せしめうる現下の情勢とフランスに共和国を樹立する原理について)
De la littérature considérée dans ses rapports avec les institutions sociales(1800年、社会制度との関係から見た文学)
Delphine(1802年、デルフィーヌ)
Corinne ou l'Italie(1807年、コリンヌあるいはイタリア)
De l'Allemagne(1810年、ドイツ論)
Les considérations sur la Révolution française(1817年、フランス革命に関する考察) 死後出版された。