スマートフォンとネットブックの融合「MID (Mobile Internet Device) 端末」というコンセプトを元に開発されており、Windows MobileといったスマートフォンOSでポケットに入るサイズでありながら、Flash Lite 3.1に対応しておりPC (Internet Explorer 6.0) 並みの快適なブラウジング機能を持ったブラウザ、1GHzのCPUを搭載し、OSやその他アプリケーションの快適な操作を行うことができる。
2009年12月17日より本端末のOSをWindows Mobile 6.5への無償アップグレードが提供が開始されている。
Internet Explorer 6をベースにしたInternet Explorer Mobileも実装し、インターネットの閲覧性の向上をはかっている。Adobe Flash Lite 3.1も組み込まれているため、YouTubeなどの動画サイトもそのままブラウザで再生できる。加速度センサーを搭載しており、電話機本体を横にすると自動的に画面も横になる。
当機の大きな特徴として、総合メディアブラウザ「Kinoma Play for NTT DOCOMO」を搭載している。RSSリーダーやポッドキャスト、YouTube、ニコニコ動画他多数の内外の動画や音楽配信サイト、ネットラジオ、ネットテレビ、そしてPicasaをはじめとする静止画閲覧、配信サイトに簡単にアクセスし、ストリーミングで視聴したり、ファイルをダウンロードをすることができる。対応メディアファイルは、MPEG-4 Video SP、AVC/H.264、H.263、Windows Media Video 9といった動画ファイルやMP3、AAC、aacPlus v2、Windows Media Audio 9、FLAC、uncompressedなどの音楽ファイルにも対応している。
ソフトウェアは内蔵のアプリの他、様々なサイトで公開されている。ダウンロードサイトにアクセスし、インストールすることも可能だが、PCでアプリをダウンロードし、Microsoft ActiveSync等を使い、USB経由で当機へインストールすることも可能である。尚前述のとおり、Windows Mobile 6.5にアップグレードされた端末にはWindows Marketplace for Mobileがプリインストールされており、Windows Marketplace for Mobileを使ってアプリケーションを容易にダウンロードできるようになった。Windows Mobile 6.1でもMicrosoftのサイトからダウンロードをすることが可能である。[4]
2009年5月28日、東芝は「Toshiba Mobile Plaza」と呼ばれる専用サイトを設け、本機用のアプリを当面無料で提供している。バックアップツール、ビジネスアプリ、エンターテイメントアプリなどをダウンロードして利用することが可能となる。
Windows Mobileのアプリを検索・ダウンロードするためのアプリケーションである「Aplio」が利用可能となる。Windows CE、Windows Mobileのアプリケーションポータルサイトである「WindowsCE FAN」のソフトウェアライブラリを利用し、簡単にアプリケーションをダウンロードできるようになる。
2010年2月18日、ソフトウェアの一部不具合により、OSのバージョンがWindows Mobile 6.1で、かつPIN1コードを有効にしている場合、緊急通報用電話番号「110」「118」「119」へ電話をかけた場合、「184」「186」を付した場合を除き、利用できないとのガイダンスが流れ通話できない状態となったため、販売が停止された。[8]2010年2月25日に不具合を解消するソフトウェアの提供が開始され同年3月5日より販売が再開された。[9]