驕(きょう、(梵: mada、マダ))は、仏教が教える煩悩のひとつ。正しくは「憍」。
自己満足[1]。おのれの性質(美貌・若さ・血統・学識など)を優れたものと考えて自己に執着する心のおごり[1]。自らの身を非常に勢い盛んな人間であると思いて,驕りまた誇り、自らの欲するままに思い上がるような心である。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ[2]。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
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