野崎駅(のざきえき)は、栃木県大田原市薄葉(うすば)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である[1]。「宇都宮線」の愛称区間に含まれている。
概要
大田原市に位置する唯一の駅である[1]が、大田原市の中でも那須塩原市と矢板市の市境に挟まれた、細長く突き出た地域に立地している。市中心街地からは離れており、隣の西那須野駅の方が中心部に近い[1]。西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線(学研都市線)に同名の駅(大阪府大東市)が存在するため、乗車券類には「(北)野崎」と印字される。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線の地上駅であるが、2番線は架線撤去の上ホームにフェンスがされているため、事実上は単式ホーム2面2線である[1]。改札・1番線ホームと3番線間は跨線橋を利用する。ホームは2016年度に嵩上げされた。
業務委託駅[1](JR東日本ステーションサービス委託、那須塩原駅管理)。簡易Suica改札機、指定席券売機、乗車駅証明書発行機が設置されている。ATOS対応の自動放送は導入されているが、発車標は駅舎内も含めて設置されていない。駅員は一定時間を除きいる。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 白河駅方面は黒磯駅で、大宮駅方面は宇都宮駅での乗り換えが必要。
- 2004年3月13日のダイヤ改正以降は湘南新宿ラインの列車が、2022年3月12日のダイヤ改正以降は上野方面(上野東京ライン)の列車は当駅に乗り入れなくなった。
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改札口(2022年11月)
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ホーム(2022年11月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,167人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移
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年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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2000年(平成12年)
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921
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[利用客数 2]
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2001年(平成13年)
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1,021
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[利用客数 3]
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2002年(平成14年)
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1,112
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[利用客数 4]
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2003年(平成15年)
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1,092
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[利用客数 5]
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2004年(平成16年)
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1,111
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[利用客数 6]
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2005年(平成17年)
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1,135
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[利用客数 7]
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2006年(平成18年)
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1,177
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[利用客数 8]
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2007年(平成19年)
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1,168
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[利用客数 9]
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2008年(平成20年)
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1,168
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[利用客数 10]
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2009年(平成21年)
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1,231
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[利用客数 11]
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2010年(平成22年)
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1,264
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[利用客数 12]
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2011年(平成23年)
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1,260
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[利用客数 13]
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2012年(平成24年)
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1,277
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[利用客数 14]
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2013年(平成25年)
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1,335
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[利用客数 15]
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2014年(平成26年)
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1,223
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[利用客数 16]
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2015年(平成27年)
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1,244
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[利用客数 17]
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2016年(平成28年)
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1,199
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[利用客数 18]
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2017年(平成29年)
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1,242
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[利用客数 19]
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2018年(平成30年)
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1,274
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[利用客数 20]
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2019年(令和元年)
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1,306
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[利用客数 21]
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2020年(令和02年)
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1,032
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[利用客数 22]
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2021年(令和03年)
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1,057
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[利用客数 23]
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2022年(令和04年)
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1,108
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[利用客数 24]
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2023年(令和05年)
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1,167
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[利用客数 1]
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駅周辺
2006年(平成18年)に駅前の改修整備事業により、タクシー乗り場を含めロータリーが完成した。
野崎駅を含め、周辺にも「野崎」が付く施設等が多いが、これは1954年(昭和29年)12月31日まで存在した那須郡野崎村に由来している。
バス路線
『野崎駅』停留所にて、大田原市営バスが運行する路線バスが発着する。発着系統は「野崎方面循環線」であり、大田原市役所や那須中央病院へと結ばれている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■宇都宮線
- 矢板駅 - 野崎駅 - 西那須野駅
脚注
出典
利用状況
関連項目
外部リンク