『進め! キノピオ隊長』(すすめ! キノピオたいちょう、英: Captain Toad: Treasure Tracker)は、任天堂より2014年11月13日に発売されたWii U用ゲームソフト[11]。2018年7月13日にNintendo Switch版、ニンテンドー3DS版も発売された[1]。
概要
箱庭のようなステージをキノピオ隊長が冒険する箱庭アドベンチャーゲーム[12]。『スーパーマリオ 3Dワールド』に登場したキノピオ隊長を操作する単独ステージを新しく制作したスピンオフである[2]。
ステージは70種類以上あり[13]、Wii U GamePadを使って様々な角度からステージをのぞき、各ステージに散らばったパワースターを集めながらエンディングを目指す[12]。
2015年3月12日に配信された更新データでamiiboに対応。Wii U GamePadにキノピオのamiiboをタッチすることでドットキノピオがステージに隠れる「かくれんぼ」が遊べるようになる[14]。
『スーパーマリオ 3Dワールド』のセーブデータがあれば『3Dワールド』のコースをキノピオ隊長用にリメイクされたコースが出来る。
Nintendo Switch、ニンテンドー3DS版では代わりに『スーパーマリオ オデッセイ』のコースが収録されており、ゲームをある程度進めることでプレイできる(ウェディングスタイルのマリオ、ピーチ、クッパのamiiboを読み込めばすぐにプレイ可能)[15]。Nintendo Switch版は2019年2月14日に配信された更新データより全てのコースで2人同時プレイが可能になった。さらに有料の追加コンテンツで新作コースや新たな条件でクリアするコースが登場。
ストーリー
ある日、キノピオ隊長とキノピコは光輝くスター「パワースター」を見つけ、手に入れる。すると、突然空から一枚の大きな羽が落ちてきた。それはお宝好きの大怪鳥ウィンゴの羽だった。ウィンゴはパワースターをつかむと奪い返そうとしたキノピコごとさらっていってしまう。残されたキノピオ隊長はキノピコを取り戻すため冒険に出る[16]。
キャラクター
- キノピオ隊長
- 本作の主人公であるキノピオ。『スーパーマリオギャラクシー』、『スーパーマリオギャラクシー2』、『スーパーマリオ 3Dワールド』にも登場。重たいリュックを背負っているため、動きはゆっくりでジャンプもできないが、カブやライトなどの道具を駆使して冒険する。ウィンゴにさらわれたキノピコを助けるため旅立つ[12][16]。
- キノピコ
- 本作のヒロイン。キノピオ隊長との探検中、ウィンゴにさらわれてしまう[16]。クリアすると操作キャラクターとして使用できる。
- キノピオ探検隊
- アイテムをくれるメガネの青キノピオ、常に地図を熟読している緑キノピオ、所構わずひたすら寝ている黄キノピオの3人で構成される。エピソードを進めると、3人を引き連れて冒険する探検隊モードをプレイできる。『スーパーマリオギャラクシー2』まで登場していた紫キノピオは、キノピコと色の見分けが付きにくいことから登場していない[2]。
- ウィンゴ
- お宝を収集する大きな鳥。キノピオ隊長たちが見つけたパワースターを横取りしキノピコごとさらう[16]。
- ドラゴドン
- 火吹き山のステージに住む巨大なドラゴン。一定間隔で口から吐く炎で、キノピオ隊長の行く手を阻む[2]。後に『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』で再登場する。
- マネミー
- マネミーラビリンスに登場する。プレイヤーと同じ道を辿る。『スーパーマリオギャラクシー2』および『スーパーマリオ 3Dランド』のマネックに相当。
敵キャラクター
- クリボー
- キノピオ隊長を見つけると追いかけてくる敵。浮き輪で浮かんでいたり、タワーになっていたりと登場する形は様々。
- ヘイホー
- クリボー同様、キノピオ隊長を見つけると追いかけてくる敵。本作には赤と青のヘイホーがおり、赤は一定の区間を周回し、青はその場で四方を回る。
- パックンフラワー
- キノピオ隊長に対して噛みついてくる敵。
- ファイアパックン
- 火を吹いてくるパックンフラワー。黒の体に赤い斑点が特徴。
- のびのびパックン
- パックンフラワーの亜種。伸び縮みしており、青いものは寝ている。
- モーキン
- 空を飛んでいる鳥の敵。キノピオ隊長が下に来ると急降下してくる。実用的ではないが、一応踏むことが可能。
- ブル
- 『スーパーマリオワールド』で初登場したアメフト選手のような外見をした敵。キノピオ隊長を見つけると突進しながら追いかけてくるが、本作ではそれをブロックの破壊などで役立てる場面がある。
- テレサ
- お化けの敵。キノピオ隊長と顔を合わせると止まるが、背を向けると追いかけてくる。キノピオ隊長のヘッドライトで一定時間照らすと倒すことが出来る。
- でかテレサ
- テレサの大きいバージョン。ヘッドライトで照らさないといけない時間が少し長い。
- テレン
- テレサと違い、キノピオ隊長を追いかけることはない。一定の場所を移動している。こちらもヘッドライトで照らすと倒せる。
- ドロへい
- 地面から出てくる泥状の敵。大群で出てくることもある。テレサと違い、ヘッドライトで照らしても地面に潜るだけであり、しばらくすると再び出てくる。カブを当てるか、踏むことで倒せる。
- ヌックン
- 一見、地面に生えている草のように見えるが、一定感覚で出てきて種を発射する。引っこ抜くと持つことができ、投げれば倒せる。それをダイヤの獲得に利用したり、他の敵にぶつけることも可能。尚、踏んで倒すことはできず、生えているときに上から踏んでも潜るだけ。
- テンテン
- 集団でいる敵。赤、青、黄色、緑、ピンクの五色がいる。
- パタテンテン
- テンテンに羽が生えており、一定の場所を飛び続ける。
- プクプク
- 水の中を泳いでいる魚の敵。踏むとキノピオ隊長が跳ねる。
- モクドン
- 木のような形をした敵。上に乗り、足場のようにすることもできる。
- キョロへい
- 左右に動いている敵。正面や背面にはダメージ判定はないが、左右、上のトゲに当たるとダメージを受ける。カブを当てると一定時間止まる。
- ツッコンドル
- キノピオ隊長が接近すると首を倒して攻撃してくる。
- カメック
- 魔法を使う敵。
- キラー
- 砲台から発射されるミサイルのような敵。
- サーチキラー
- キラーの亜種。キノピオ隊長を追いかける。
- ハンマーブロス
- ハンマーを投げてくる敵。本作ではタワークリボーの上に乗ったりする。
- ファイアブロス
- ファイアボールを投げてくる敵。
- ガボン
- 口から鉄球を出す敵。
- ウーガンフィッシュ
- 溶岩から現れる巨大なマグマの魚。『スーパーマリオ 3Dワールド』では、当たると一発でアウトになるが、本作ではダメージを受けるのみ。
- アリへい
- 壁や天井を歩くことのできる敵。
- チョロボン
- 主に群れで一定の場所を移動している敵。
- モグラ
- 草に成り済ましている。キノピオ隊長が近づくと逃げ回る。引き抜くとダイヤを落として潜って消える。触れてもダメージは受けない。
出典
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