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この項目では、JR東日本の根岸線について説明しています。横浜市営電車の根岸線については「横浜市電」をご覧ください。 |
根岸線(ねぎしせん)は、神奈川県横浜市西区の横浜駅から磯子区の根岸駅を経て同県鎌倉市の大船駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。駅ナンバリングで使われる路線記号はJK。
運行形態は横浜駅 - 東京駅 - 大宮駅間の京浜東北線と一体であり、合わせて京浜東北・根岸線(または京浜東北線・根岸線)と呼ばれる場合や、根岸線も含めて「京浜東北線」と記載される場合もある。
概要
東海道本線の横浜駅から横浜市中心部と根岸・杉田地区の根岸湾臨海部、さらにベッドタウンとして開発が進められた丘陵地帯の洋光台・港南台を結び、再び東海道本線の大船駅に至る横浜市南部の主要鉄道路線として1973年4月に全通した。
旅客輸送に関しては、東京地区の電車特定区間内(E電)の路線のひとつである。それまで沿線区域の公共交通機関として存在した横浜市電を代替し、利便性を大幅に向上させた。横浜駅から大船駅までの所要時間は約30分で、同区間を約15 - 18分で結ぶ東海道線・横須賀線のバイパス路線としての役割は小さいが、根岸線は横浜市役所の最寄駅で横浜みなとみらい21の玄関口でもある桜木町駅[注釈 1]、神奈川県庁舎の最寄駅である関内駅[注釈 1]を経由しており、横浜市南部や東海道線方面から横浜都心部への通勤・用務客にとっては利便性の高いルートである。
また、根岸線は当初から京浜東北線と一体となっての直通運転が行われ、横浜市南部から東京都心への通勤・通学の主要ルートとして機能している。横浜線との直通電車もあり、同沿線の横浜市北西部や東京都町田市・八王子市・神奈川県相模原市等と横浜都心部・南部を結ぶ役割も担っている。現在では全区間がIC乗車カード「Suica」の首都圏エリアに含まれている。
横浜駅 - 桜木町駅(初代横浜駅)間が、1872年に日本初の鉄道路線として開業したのに対して、磯子駅以西は1970年代の開業で、新杉田駅 - 本郷台駅間は新興住宅地の中を通る。
高架またはトンネルによって曲線の曲率半径は比較的大きめにとられている。全線にわたり踏切は存在しない。
案内・呼称
上記の通り、本路線は京浜東北線と一体した運行を行っているため「京浜東北・根岸線」(または「京浜東北線・根岸線」)と案内されることが多く、E233系1000番台(京浜東北線用車両)のLED表示器において、本路線内では下り(南行)電車や根岸線内のみの運行となる電車も含めて「京浜東北・根岸線」と表示され(逆に横浜駅以北の区間は根岸線に直通する南行電車であっても「京浜東北線」単独表示となる)、横浜駅を出発した下り電車の車内自動放送についても京浜東北線区間は終了しているが「この電車は、京浜東北・根岸線 各駅停車 大船行きです。」などと案内される。また、横浜駅発着の定期列車がないため、本路線も含めた大宮 - 大船間で「京浜東北線」とする場合もある[2]。
逆に、横浜線直通電車については京浜東北線区間である東神奈川 - 横浜間も含めて「根岸線」の名称が単独で使われ、E233系6000番台(横浜線用車両)のLED表示器においては、東神奈川駅を出発した時点で桜木町駅発着電車も含めて「根岸線」単独表示となる。横浜駅を出発した下り電車の車内自動放送についても磯子駅・大船駅発着電車については「この電車は、根岸線 大船行きです。」などとなる。なお、駅構内の乗場案内は下り大船方面はすべての駅で、上り横浜方面は一部の駅で「■根岸線」と単独で案内され[注釈 2]、東海道線をはじめとする各線における横浜駅到着時の自動放送では京浜東北線と根岸線はそれぞれ案内される。
歴史
横浜駅 - 桜木町駅間は、1872年に開業した日本の鉄道の発祥区間である新橋駅 - 横浜駅(桜木町駅が当時の横浜駅)間の一部で、東海道本線に属していたが、日本鉄道建設公団により仮称桜大線(おうだいせん、ランクは主要幹線〈C線〉[注釈 3])として建設されていた桜木町 - 磯子 - 大船間のうち、桜木町駅 - 磯子駅間が開業した1964年に横浜駅を境に根岸線とされた。その後、1970年に洋光台駅、1973年に大船駅まで全通した。そのため、根岸線のうち桜木町駅 - 大船駅間の鉄道施設は、かつては日本鉄道建設公団およびその業務を承継した鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が保有しており、国鉄およびJR東日本は貸付料を支払っていた[注釈 4]が、2014年までに貸付料の支払いが終了し、この区間の鉄道施設はJR東日本に有償で譲渡された。
明治 - 昭和前期
昭和後期(根岸線開業)以降
部分開業時
- 1964年(昭和39年)
- 5月19日:桜木町駅 - 磯子駅間 (7.5km) が延伸開業[新聞 1][6]。横浜駅 - 桜木町駅 - 磯子駅間が根岸線となる。関内駅・石川町駅・山手駅・根岸駅・磯子駅が開業。
- 6月1日:高島線全通により桜木町駅 - 磯子駅間で貨物営業が開始。
- 1965年(昭和40年)
- 2月:根岸湾漁協が、根岸湾埋立記念碑を根岸駅前に建立[6][7]。根岸線建設についても記す。
- 10月:103系運用開始。
- 1966年(昭和41年)8月9日:根岸線第2期工事(磯子 - 大船間)が許可[6]。
- 1970年(昭和45年)
全通以降
並行鉄軌道の動き
運行形態
建設計画時は根岸・磯子・杉田など根岸湾沿岸の工業地区のための貨物輸送が主な目的とされていたが[注釈 5]、実際には沿線人口の急増もあって、旅客列車中心のダイヤ編成となっている[5]。
旅客列車
朝の磯子駅7時10分発大船行き(平日に1本のみ)と夜の大船駅0時09分発磯子行き最終電車(毎日運行)を除いて、全ての電車が京浜東北線または横浜線と直通運転している。
保安装置は、開業当初はATSであったが、直通運転を行う京浜東北線のATC導入区間延長に伴い横浜駅 - 桜木町駅間はATCとなった。桜木町駅 - 大船駅間は貨物列車が運行されているため、ATC・ATS-S併設となっていたが[注釈 6]、2009年8月14日、デジタルATC(D-ATC)を京浜東北線と同時に導入した[注釈 7]。なお、桜木町駅 - 大船駅間は貨物列車牽引の機関車など、デジタルATC非対応車が残るため、ATS-S[注釈 8]はそのまま存続させている。
京浜東北線直通電車
京浜東北線とは一体的な運行が行われ、桜木町駅・磯子駅・大船駅で折り返しが行われる。日中時間帯においては約5 - 10分間隔での運転となっている。旅客列車の運転間隔が広がる部分があるのは、桜木町駅 - 根岸駅間で後述する貨物列車が盛んに運行されているためであり、この部分では貨物列車の通過を挟んで10分間隔となっている。
京浜東北線の大宮方面直通・横浜線の八王子方面直通とも、快速電車が運行されているが、根岸線内は各駅に停車する。
2010年(平成22年)4月19日より、平日朝の一部時間帯の大宮方面行き電車の3号車が女性専用車となった[報道 2]。
横浜線直通電車
東神奈川駅より京浜東北線経由で横浜線からの直通電車が運転されている。かつては磯子駅・大船駅までの運行が中心であったが、京浜東北線の増発に伴い、現在では日中は桜木町駅折り返しが基本となっており、朝夕のラッシュ時の一部電車が磯子駅・大船駅まで運行される程度である。平日は朝6時台(桜木町駅折り返し)と7時台から夜19時台(大船発最終は21時台後半[注釈 9]。)の運行である。また大船駅発着の電車の一部は、車両が所属する鎌倉車両センターへの入出庫を兼ねている。土曜・休日には、横浜線から根岸線を経由して横須賀線の逗子駅まで直通する電車が横浜線内快速・各駅停車あわせて2往復あったが、2007年3月18日のダイヤ改正で横浜線内快速の電車1往復のみが残り、2008年3月15日のダイヤ改正で湘南新宿ラインの増発に伴いすべて廃止となった。
なお、京浜東北線とは異なり、女性専用車は導入されていない。
2026年春よりワンマン運転の実施が予定されている[15]。
臨時列車
横浜線経由で横浜駅と甲府・松本方面を結ぶ臨時特急「はまかいじ」が運転されていた。かつては横浜駅発着列車(1号・4号)に加え、1999年から根岸線磯子駅から松本駅までを結ぶ2号・3号(車両は189系)が設定されていた。この列車は2001年から根岸線・横須賀線を経由して鎌倉駅まで延長運転されたが、乗車率低迷のため2002年を最後に運転は休止された。なお、その後も運転されていた横浜駅発着の「はまかいじ」は横浜駅では京浜東北・根岸線ホームに発着し、往路は品川駅から品鶴線・高島線経由磯子駅折り返しで回送され、復路は逗子駅で折り返し横須賀線経由で品川駅へ回送されていた。
「はまかいじ」以前にも根岸線 - 中央本線直通の臨時列車が運行された実績がある。
- 急行「白馬山麓スキー号」(1988年・1989年冬 逗子駅 - 南小谷駅・信濃森上駅間)
- 快速「ホリデー快速やまなし号」(1992年秋 大船駅 - 甲府駅間)
- 快速「ホリデー快速やまなしピクニック号」(1993年ゴールデンウイーク 大船駅 - 甲府駅間)
いずれも165系が使用され、ATCの関係から根岸線内と横浜線の東神奈川駅 - 橋本駅間ではクモヤ143を連結して走行した。
2009年夏には、横浜港開港150周年を記念して「横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン」が行われ、根岸線を経由して横須賀線に直通する臨時列車が運転された。
貨物列車
桜木町駅 - 大船駅間では日本貨物鉄道(JR貨物)による貨物列車が運行されている。桜木町駅では貨物専用線の高島線、大船駅では東海道貨物線に接続し、根岸駅からは神奈川臨海鉄道本牧線が分岐している。根岸線内では電気機関車による牽引となっている[16]。
2020年3月改正時点[17]では、定期貨物列車の運行区間は桜木町駅 - 根岸駅間である。根岸駅に隣接するENEOS根岸製油所にて精製された石油類を輸送するタンク車列車が中心であり、定期列車が12往復、臨時列車が下り8本・上り6本設定されている。発送先は、東海道貨物線川崎貨物駅、中央本線八王子駅・竜王駅、しなの鉄道線坂城駅、高崎線倉賀野駅、東北本線宇都宮貨物ターミナル駅である。このほか、根岸駅から分岐する神奈川臨海鉄道本牧線横浜本牧駅発着のコンテナ列車が、東京貨物ターミナル駅まで1日1往復運行されている。また、総合車両製作所(旧・東急車輛製造)で製造された鉄道車両の甲種輸送列車が、横須賀線逗子駅から当路線を経由して不定期に運行されることがある[18]。
なお2011年3月11日の東日本大震災発生直後には、被災地となった東北地方太平洋側の地域に向けて、根岸駅から臨時の石油輸送列車が当路線を経由して運行された。この地震で東北本線が不通となっていたため、郡山駅へは磐越西線経由で、盛岡貨物ターミナル駅へは奥羽本線・青い森鉄道線・いわて銀河鉄道線経由での運行となった。運行期間は同年3月18日から4月19日までの約1か月間であった[19]。
車両
現在の旅客列車の使用車両
片側4扉の通勤型電車が用いられている。
- 京浜東北線用電車 - スカイブルー(■)の帯を巻いた10両編成。所属はさいたま車両センター。
- 横浜線用電車 - ウグイス色と緑(■■)の帯を巻いた8両編成。所属は鎌倉車両センター。
過去の旅客列車の使用車両
- 京浜東北線用電車
- 209系 (1992年3月 - 2010年1月24日)
- 205系 (1989年10月26日 - 1996年2月1日)
- 103系 (1965年10月 - 1998年3月)
- 101系 (1969年4月1日 - 1978年3月)
- 72系 ( - 1971年4月19日)
- 横浜線用電車
- 205系(1988年9月22日 - 2014年8月23日)
- 103系 (1972年10月2日 - 1989年2月26日)
- 72系 ( - 1979年9月30日)
-
209系
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209系500番台
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205系(京浜東北線用)
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205系(横浜線用 LED行先表示車)
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205系(横浜線用 幕式行先表示車)
現在の貨物列車の使用車両
定期貨物列車は桜木町駅 - 根岸駅間で乗り入れており、コンテナ車編成列車は最大20両編成、石油輸送用タンク車編成列車は最大28両編成に組成される。また、甲種輸送列車は桜木町駅 - 大船駅間で乗り入れている。
甲種輸送列車はかつて電気機関車が牽引していたが、逗子駅 - 神武寺駅間の総合車両製造所専用鉄道(非電化区間)への通し運転のため、2023年3月ダイヤ改正時点ではDD200形(愛知機関区所属機・新鶴見機関区常駐)が充当されている。ただし非電化区間へ乗り入れない根岸駅発着(横浜本牧駅へ継走)の甲種輸送列車については引き続き電気機関車で行っている。
沿線概況
停車場・施設・接続路線
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- 地下鉄線・横浜市電(廃線)は図上表記を省略、記号のみ表記
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以下に根岸線の線路および沿線の概況について記す[20]。
横浜駅 - 桜木町駅間は、旧横浜駅の移転によって東海道本線の支線となっていたが、磯子駅までの開業に際し根岸線に編入された区間である。根岸線は横浜駅の3・4番線ホームに発着し、線路は東京方面の京浜東北線に繋がっている。横浜駅を出ると東海道線・横須賀線・湘南新宿ラインと分かれて左にカーブし、すぐに海側に向かって進路を変える。京急本線を跨ぎ、右手には2004年(平成16年)に廃止された東急東横線の横浜駅 - 高島町駅 - 桜木町駅間の廃線跡が並行する。旧高島町駅のホームは現在も一部が残っている。また石川町駅までは首都高速神奈川1号横羽線とも並行する。まもなく海側より東海道本線貨物支線である高島線が高島トンネルから現れ、同線と合流すると、初代横浜駅であった桜木町駅に至る。かつては近隣に三菱重工業横浜造船所があったが、現在はその跡地が横浜みなとみらい21地区へと変貌を遂げ、横浜市の新しい中心街となっている。そして桜木町駅は主に横浜線直通列車の始発駅となっている。
横浜市・神奈川県の官公庁街であり、江戸時代末期の開港以来の港町でもある桜木町駅 - 石川町駅間は、かつての派大岡川に沿った高架橋となっており、関内駅の一部や付近の橋脚は川の上に建てられていた部分もあった。現在は完全に埋め立てられ首都高速横羽線となっているが、今も橋脚に往年の姿を伺うことができる。横浜スタジアム横を過ぎると石川町駅へ。同駅は横浜中華街や元町に近く、首都高速石川町ジャンクションが直上にある。石川町駅を過ぎるとトンネルで台地を抜ける。分割民営化まで駅構内広告の無い駅としても知られた山手駅を経て、再びトンネルを抜けると右にカーブして首都高速湾岸線と並行して根岸駅に至る。同駅では貨物線である神奈川臨海鉄道本牧線と接続し、横浜港・本牧ふ頭に接続する横浜本牧駅方面からのコンテナ貨物のほか、根岸駅に隣接するENEOS根岸製油所からの石油類を運搬する貨物列車の拠点駅である。根岸駅を出ると、横浜の発展に貢献した堀割川を渡って横浜市民ヨットハーバーの脇を通り、さらに臨海工業地帯に沿って走行し磯子駅へと至る。以前は日清オイリオ横浜磯子事業場への引込線跡もあった。
磯子駅を出ると高架に上がり、金沢シーサイドラインが接続する新杉田駅へ至る。京急本線の杉田駅とは約400mの距離である。新杉田駅を過ぎると首都高速湾岸線・金沢シーサイドラインと分かれて右にカーブし西へと進路を変えて、台地をトンネルで抜け、トンネルの合間で京急本線を跨ぐ。掘割の中にある洋光台駅、そして横浜横須賀道路を跨いで同じく掘割にある港南台駅へ。両駅の周辺は駅開業にあわせて開発が進められた典型的なニュータウンで、高層住宅が立ち並んでいる。この両駅の間で武蔵国と相模国の旧国境を越える。さらにトンネルを抜けると本郷台駅で、ここには早朝の大船駅からの始発電車を収容する電留線がある。本郷台駅を過ぎると東海道貨物線への連絡線が分岐し、まもなく右手に横須賀線・東海道線・東海道貨物線の三複線が近づき1kmほど並行すると、終点の大船駅に至る。
問題
石川町駅から徒歩圏内の横浜市中区山手に高校が4校あり(詳細は「山手 (横浜市)#その他」を参照)、この4校の生徒が深刻な痴漢被害に悩まされている。横浜女学院中学校・高等学校では、学校側に報告があるだけで毎年約10件の被害が出ており、スカートを切られるケースもある[新聞 4]。
前述の京浜東北線直通大宮方面行き電車は、2010年4月19日より、平日午前7時半 - 9時半に品川駅に到着する電車の大船寄り3号車が女性専用車に設定されている[報道 2]が、通学者の利用が最も多い大船方面行き電車には女性専用車は設置されておらず、横浜女学院は注意点や対処法を指導しているものの被害が減らないため、2013年には同校生徒会の発案と他3校の賛同で、大船方面行き電車への女性専用車の設置を求める共同署名運動が行われ、15,669人分の署名が集まり、JR東日本横浜支社に嘆願書が提出された[新聞 4]が、2021年10月時点で設置には至っていない。
データ
路線データ
全区間を横浜支社が管轄している。
駅一覧
- ◆:貨物取扱駅(定期貨物列車発着あり)、浜:特定都区市内制度における「横浜市内」エリアの駅
- 全電車各駅に停車する(臨時列車は除く)
- 接続路線 : 東日本旅客鉄道の路線名は、貨物線を除き、運転系統上の名称(正式な路線名とは異なる)。駅名が異なる場合は⇒印で駅名を記す。
- 全駅神奈川県内に所在。
- 線路は全線複線
- 石川町駅については横浜中華街の最寄り駅であるため、駅名看板と車内モニターにおいては「石川町(元町・中華街)」と案内されている。
2022年度の時点で、上記全駅がJR東日本自社による乗車人員集計[23]の対象となっている。
過去の接続路線
平均通過人員
各年度の平均通過人員(人/日)は以下のとおりである。
年度
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平均通過人員(人/日)
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出典
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横浜 - 大船(磯子経由)
|
2011年度(平成23年度)
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175,398
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[24]
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2012年度(平成24年度)
|
176,932
|
2013年度(平成25年度)
|
177,960
|
2014年度(平成26年度)
|
174,783
|
2015年度(平成27年度)
|
177,117
|
2016年度(平成28年度)
|
177,125
|
[25]
|
2017年度(平成29年度)
|
177,431
|
2018年度(平成30年度)
|
177,099
|
2019年度(令和元年度)
|
174,991
|
2020年度(令和02年度)
|
132,514
|
2021年度(令和03年度)
|
136,950
|
[26]
|
2022年度(令和04年度)
|
147,321
|
2023年度(令和05年度)
|
156,066
|
[27]
|
脚注
注釈
- ^ a b JRにおける各最寄駅。横浜市役所の最寄駅は横浜高速鉄道みなとみらい線馬車道駅、神奈川県庁舎の最寄駅は同線日本大通り駅である。
- ^ 上り横浜方面については「■横浜線」も案内される。
- ^ 石勝線、長崎本線長崎トンネル経由の新線(浦上線)、岡多線、瀬戸線、伊勢線などと同ランク
- ^ 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、鉄道事業法第59条の規定により、第三種鉄道事業者とはされず、同法同条第2項の規定によって、JR東日本が第一種鉄道事業者とみなされていた。
- ^ 同地域は横浜国際港都建設法に基づく総合基幹計画により、1957年に工業港湾・大規模臨海工業地帯としての埋立が正式決定し、磯子区内の計画地域は1964年までに竣工していた。
- ^ 地上信号機で閉塞が管理されるものの保安装置はATCをそのまま使用する「ATCバックアップ方式」となっていたが、埼京線の池袋駅 - 新宿駅間がATC・ATS-S併設からATS-P・S併設に変更され、当路線が2009年8月14日にデジタルATC化されたことに伴い、ATCバックアップ方式は日本の鉄道線路上から姿を消した。
- ^ デジタルATCは京浜東北線鶴見駅 - 南浦和駅間で2003年12月21日より先行導入されている。
- ^ 一部を除き、地上信号機は残るが、デジタルATC対応車(京浜東北線・横浜線直通車)は地上信号機の現示に関わらず、車内信号機の現示で運転する。例として、北行の石川町 - 桜木町間は、速度制限がかかる「減速・注意・警戒信号」が地上信号機に現示されているが、デジタルATC搭載車はそれに関わらず、車内信号に出ている最高速度まで出すことができる。
- ^ 2024年3月16日のダイヤ改正現在、平日は21:34発八王子行、土曜・休日は21:47発八王子行。
- ^ 先行列車は固定閉塞で捕捉するが、自列車は閉塞単位で減速・停止するのではなく、先行列車のいる閉塞の手前で停止するように制御される。JR東日本では同項第3号による方式と合わせて「ATC方式」と呼称している。
- ^ 連絡定期券は発売していない。
- ^ 両駅間は徒歩約10分要するが、定期券のみ連絡業務を行っている。
- ^ ただし東海道貨物線にはホームは設置されていない。
出典
報道発表資料
新聞記事
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
根岸線に関連するメディアがあります。
外部リンク
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東海道線 | |
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中央線 | |
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東北線 | |
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総武線 | |
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磐越線 | |
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奥羽線 | |
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羽越線 | |
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陸羽線 | |
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信越線 | |
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※在来線の通称線名は除外した。 △全区間を他社移管 ▽一部区間を他社移管 ×廃止 |