宍戸 マサル(ししど マサル、旧芸名・旧本名:宍戸勝、現本名:長田勝〔おさだ まさる〕[1]、1968年8月15日[2] - )は、日本の俳優、ムード歌謡歌手。東京都[2][3]日野市出身[4]。「新☆ハッピー&ブルー[注釈 1]」リーダー/リードヴォーカル。ジャパンドリームミュージック合同会社代表。東映戦隊ヒーローの主役出身者で結成したグループユニット「レジェンドヒーロー90's」代表。既婚[5]。
身長:183cm[2]、血液型:O型。趣味:ドライブ、乗馬、ゴルフ。
来歴
出生は八王子、幼少期から18歳まで日野(東京都日野市)に居住、四人兄弟の末っ子(姉二人、兄一人)[4]。小学6年生の時に劇団に入る[4]。
1981年に木曜ゴールデンドラマ『42時間の恐怖』(出目昌伸監督作品)で鶴田浩二の息子役としてデビュー[4][注釈 2]。
1982年、中学2年生になって友達と遊んだりすることができないことが嫌になって、芸能界を辞める。高校卒業後、トヨタ自動車のジュニアセールスマンを経て、芸能界に復帰[6]。
1995年、スーパー戦隊シリーズ『超力戦隊オーレンジャー』の星野吾郎 / オーレッド役でドラマ初主演[3]。
2003年以降、加門良に代わり、マクドナルドのマスコットキャラクター「ドナルド・マクドナルド」の日本語吹き替えを担当している。
2006年にはムード歌謡グループ・敏いとうとハッピー&ブルーのメンバーとして参加し、2006年から4年間リードヴォーカルとして各地のショーなどを中心に活動していた[3]。2007年発売の敏いとうとハッピー&ブルーの新録版『星降る街角〜湘南物語』では「星降る街角」「よせばいいのに」「わたし祈ってます」など全10曲のうち6曲のボーカルを宍戸が担当している。2009年末にグループより独立。その後はムード歌謡歌手・宍戸マサル(宍戸勝)としてディナーショーやイベントなどに出演し、山本譲二、小金沢昇司、三貴哲成(旧名:三好鉄生)や竹内力らと共にディナーショー等も行っている。
コーラスグループ「純烈」がムード歌謡を目指したきっかけは、東映戦隊ヒーローの先輩にあたる宍戸が「敏いとうとハッピー&ブルー」に加入したのがヒントになっているとリーダーの酒井一圭が証言している[要出典]。純烈のデビュー当時は宍戸が「星降る街角」や「射手座の女」などのムード歌謡を指導し「宍戸マサル&純烈」としてスーパー銭湯やホテルのディナーショーなどに出演している。
近年は鈴木美潮が主催する特撮関係のイベントにも頻繁に出演している。
2012年8月、スーパー戦隊シリーズの先輩でもある坂元亮介から「赤祭」の座長を引き継いだ。
2013年8月、幼少期から育った東京都日野市の交通安全市民のつどいに初めてメインゲストとして登場、警視庁日野警察署より感謝状を贈呈される。
一部有志とともに『獣電戦隊キョウリュウジャー』のエンディングに「チーム・クリスタルスカイ」[注釈 3]名義でダンス映像を投稿し、9月8日分の放送で採用されたが、この採用後に後述する事務所立ち上げ参加に伴い、2014年1月での閉店を発表、その後は特撮バー主宰のイベントなどで限定復帰をしている。
2014年2月4日、小金沢昇司が設立した事務所「ジャパンドリームエンターテイメント株式会社」の立ち上げに参加する(2020年5月に宍戸自身が代表を務める「ジャパンドリームミュージック合同会社」に移籍)。
2015年8月 東映戦隊ヒーロー番組の主役たちで結成したグループ歌手「レジェンドヒーロー90's」「宍戸マサル&レジェンドヒーロー」を立ち上げた。
2015年12月、夢レコードより、レジェンドヒーロー90'sの新曲、宍戸マサル作詞・作曲「レジェンドヒーロー」「青い星は輝くだろう」をリリース。
2016年7月、小金沢昇司初プロデュース「哀愁グラス」リリース、カップリング曲「男の夕陽」は小金沢本人が宍戸のバックコーラスを務めた。
2016年9月、横浜市緑区、神奈川県警緑警察署の1日警察署長を務めた。
2017年12月、敏いとうとハッピー&ブルー時代の曲(星降る街角・よせばいいのに・わたし祈ってます、など)含め全10曲を収録した宍戸マサルのファーストアルバム「宍戸倶楽部」徳間ジャパンコミュニケーションズより発売。
2018年1月、「黄昏ワルツ / 情熱の夜」徳間ジャパンコミュニケーションズより発売。
2019年1月、宍戸マサルプロデュースの呑みどころカラオケBAR「星降る街角」を立川南口にオープンさせた。
2020年5月、芸能事務所「ジャパンドリームミュージック」を立ち上げ代表に就任。
2021年5月、「敏いとうとハッピー&ブルー」リーダー・敏いとう公認の正式な継承グループとして「新☆敏いとうとハッピー&ブルー」をスタート。宍戸は所属事務所の代表とグループリーダー兼リードボーカルを務める[7]。本家ハッピー&ブルーから田丸栄作も総括として加わる。
2021年11月、「新☆敏いとうとハッピー&ブルー」立ち上げ第一弾シングル「昭和パラダイス」を日本コロムビアより発売。11月9日に都内にて行われた新曲発表・記者会見には後輩グループの「純烈」が全員でお祝いに駆け付けた[8][9]。
2022年7月 カラオケBAR「星降る街角」赤坂店をオープンさせた。※東京立川にある和風BAR「星降る街角」が1号店となる。
2024年4月 テイチクエンタテインメントに移籍、その第一弾として宍戸が作詞作曲を手がけた令和のムード歌謡「赤坂ものがたり」をリリース。※それに伴い「新☆敏いとうとハッピー&ブルー」の名前表記を「新☆ハッピー&ブルー」に改名。
人物
宍戸の本家は世田谷で300年続く農園「宍戸園」。総本家は世田谷の給田にある。祖父は元・成城警察署の警部で警視総監賞の受賞者。元々警察関係者の多い家系。一方で宍戸は子役時代の後、八王子の暴走族で切り込み隊長をやっていた時期があり[5]、本人は「やんちゃしていた時期」とも回顧している[6]。
『オーレンジャー』で共演したさとう珠緒は、宍戸について、劇場版で遅刻した正岡邦夫をケアしたり、キャンペーンガールとの兼任で多忙であった麻生あゆみを励ますなど、プライベートでもリーダーであったと証言している[10]。また撮影でも弱音や愚痴も言うこともなく、宍戸は「暴走族時代の厳しさも影響してるのかな」と語っている[5]。
出演
テレビドラマ
ラジオ・テレビ
- 宍戸マサルとゆうたろうの歌謡ジャック(2014年8月1日 - 2015年1月30日、アール・エフ・ラジオ日本)
- PANORAMAX(毎週土曜20時 - 、FRESH LIVE・アートハートチャンネル)出演:ゆうたろう、宍戸マサル
CM
映画
オリジナルビデオ
テレビアニメ
ディスコグラフィ
- 「ドリームイン・東京/恋の命」2011年9月9日発売 アスタエンタテインメント
- ドリームイン・東京 作詞:風間文吾/宍戸マサル/作曲:宍戸マサル
- 恋の命 作詞:宍戸マサル/作曲:宍戸マサル、岡山昭三
- 夢の物語 作詞:宍戸マサル/作曲:宍戸マサル、岡山昭三
- 愛人 作詞:荒木とよひさ/作曲:三木たかし
- 愛のながさき 作詞:宍戸マサル/作曲:宍戸マサル
- ウナ・セラ・ディ東京 作詞:岩谷時子/作曲:宮川泰
- 「レジェンドヒーロー/青い星は輝くだろう」作詞・作曲:宍戸マサル 2015年12月発売 夢レコード
- 「哀愁グラス/男の夕陽」作詞:やしろよう/作曲:大谷明裕 2016年7月27日発売 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 「宍戸倶楽部」全10曲(星降る街角・よせばいいのに・わたし祈ってます・など)収録した宍戸マサルのベストアルバム 2017年12月発売 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 「黄昏ワルツ/情熱の夜」作詞:やしろよう/作曲:大谷明裕 2018年1月27日発売 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 「昭和パラダイス」構成/作曲:ししどまさる 2021年11月24日発売 日本コロムビア
- 「赤坂ものがたり」作詞:宍戸マサル/作曲:宍戸マサル 2024年4月17日発売 テイチクエンタテインメント
脚注
注釈
- ^ かつては新✩(SHINSEI)敏いとうとハッピー&ブルー
- ^ その前年には『ウルトラマン80』や『それゆけ!レッドビッキーズ』などに子役として出演。資料によってはこちらをデビュー年としている[3]。
- ^ 当時、自身が立川市でプロデュースしていた特撮バーの店名がモチーフになっている。現在は閉店。
- ^ メジャーデビューシングル
- ^ 「宍戸マサルとこの人たち」名義
出典
外部リンク
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第1作-第2作 | |
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第3作-第15作 | |
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第16作-第25作 | |
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第26作-第35作 | |
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第36作-第45作 | |
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第46作- | |
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