大柴 隼人(おおしば はやと、1976年8月29日[1][2] - )は、日本の元俳優。本名および旧芸名は大柴 邦彦(おおしば くにひこ)[3]。
静岡県富士市出身。メセナスに所属していた[2]。清水市立商業高等学校卒業。
略歴
1995年、『MEN'S CLUB』のモデル優秀賞を受賞して芸能界入り。翌年、映画『平成版 嗚呼!花の応援団』で俳優デビュー。
1997年、『電磁戦隊メガレンジャー』に伊達健太 / メガレッド役で主演。
2003年から2009年まで、『津軽海峡ミステリー航路』シリーズにレギュラー出演。
2011年、『海賊戦隊ゴーカイジャー』第39話に『星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー』から約12年ぶりに伊達健太役でゲスト出演。シリーズ全体としては『忍風戦隊ハリケンジャー』第23話の柿生太郎以来9年ぶりだった。
『ゴーカイジャー』への出演を最後に俳優を引退。その後は鹿児島で修行し、静岡市の焼肉店で店長を務めている[4]。
2018年に結婚。2人の娘の父親でもある。
人物・エピソード
特技はサーフィン(ロングボード)、スケボー[2]。
『メガレンジャー』で演じた伊達健太の人物像は大柴に似ていると自他ともに認めており、後半はほとんど自分と同一視して演じていたという[2]。ゲームや焼肉が好きなほか、オーディションに遅刻したり、台本を忘れることなどもあった[2]。大柴は自分がメガレッドに選ばれたことを不思議に思い、地元の友人に「お前はどう見ても黄色だろ!」と言われたことがあったという。一方でメガレンジャーはメガブラックがリーダーだと聞いて、なるほどと思ったという[5]。東映プロデューサーの髙寺成紀は、リアルな高校生の言葉遣いでは子供の手本としては不向きだと考えていたが、大柴の演技では乱暴な言い回しをしても悪意のなさが伝わっており、大柴本人のキャラクターに救われたと述べている[6]。共演した松風雅也によれば、海辺での撮影の合間に大柴がサーフィンをして日焼けしてしまい、カットをつなぐためドーランを塗ったり照明を強くするなどして対応することになったが、大柴は「すいやせん」の一言でなんとなく許されていたという[7]。
『ゴーカイジャー』出演に関しては事前に塩谷瞬から「大柴君のところにも話が行くかもよ」と言われてたが、大柴は持病のヘルニアの手術の日程も決まりかけていたが、主治医に「どうしてもやりたい仕事がある」という意思を伝えた上で出演したことを語った。健太の行く末が気になっていた大柴は、『ゴーカイジャー』にて先生になって生徒に慕われる姿は健太らしいなと思い、自然に演じられたと話している[5]。
出演
テレビドラマ
映画
- 平成版 嗚呼!花の応援団(1996年)
- 光の雨(2001年) - 戸張真 役
- グローウィン グローウィン(2002年) - リョウ 役
- WARU(ワル)(2006年)
- 官能小説(2007年) - 山岸哲郎 役
- みたまを継ぐもの(2008年) - 主演・石神隆信 役
オリジナルビデオ
- 湘南爆走族 帰ってきた5人(1997年) - 石川アキラ 役
- スーパー戦隊シリーズ - いずれも、伊達健太 / メガレッド 役
- 首領がゆく(2006年) - 島武史 役
- BLACK EMPEROR 下北沢(2006年) - 斉木吉太郎 役
舞台
- ラパン・アジールに来たピカソ(2000年)
- サムライデュオ(2002年)
- ちょっといいかな、女たち(2003年)
- 初蕾(2004年)
- シオンの桜(2006年)
CM
CD
- 大丈夫〜病は気から〜(2000年2月23日、テイチク)
脚注
参考文献
外部リンク
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第1作-第2作 | |
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第3作-第15作 | |
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第16作-第25作 | |
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第26作-第35作 | |
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第36作-第45作 | |
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第46作- | |
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