安田 均(やすだ ひとし、1950年7月25日[1] - )は、日本の小説家、翻訳家、ゲームライター。グループSNE代表。
1950年、神戸に生まれる[1]。灘中学校・高等学校を経て、京都大学に入学[2]。大学2年目のときに学生運動の影響で解散していた京都大学SF研究会(第2期)を再開、同人活動をしていくなかで荒俣宏、紀田順一郎らと知り合い、翻訳の仕事を始めるようになる[3]。京都大学法学部を卒業後は総合商社の丸紅に就職する[4]。1976年に結婚、1978年には6年弱勤めた丸紅を退職し、専業の翻訳家となる[5]。
1980年代後半以降はゲームの世界に活動を移し、1986年にグループSNEを創設した。1986年6月創刊の『ゲームブックマガジン』、続いてゲームブックと『トンネルズ&トロールズ』などTRPGを主とする『ウォーロック』監修、さらに角川歴彦の誘いを受けて『コンプティーク』で『ロードス島戦記』の連載を行った。グループSNEと連名で、ファンタジーロールプレイングゲームを遊ぶための背景書物も多く出しており、それらを通じて日本におけるTRPGやファンタジー小説界に与えた影響は大きい[6]。
英米SF紹介者および翻訳者として1970年代から1980年代前半に活躍し、大きな影響力を持った[注釈 1]。デーモン・ナイト編集のアンソロジーシリーズ『オービット』にちなんで、個人ファンジン『オービット』を編集刊行した。
グループSNEから出版されているRPGリプレイのいくつかに、プレイヤーとして参加している。ドワーフが好きだと公言しており、水野良とドワーフの魅力について話していたら、いつの間にか『ロードス島戦記』小説版ではギムが重要な役割を担うことになっていた、とコラムで述懐している。他の作品でもドワーフにはこだわりがあるようで、『ルナル・サーガ』リプレイのドワーフ少年ドムスも彼がプレイヤーであるといわれている。
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