埼玉県道38号加須鴻巣線(さいたまけんどう38ごうかぞこうのすせん)は、埼玉県加須市から埼玉県鴻巣市に至る、延長約12キロメートルの県道(主要地方道)である。通称は加須県道[1]。
概要
加須市西部の志多見の国道122号交点より、東へ市街地方面へ進み、加須駅入口を経由し、中央二丁目から南西方向に向きを変えて、旧北埼玉郡騎西町で国道122号と再び交差し、鴻巣市の国道17号天神交差点に至る。旧騎西町内には、4車線で建設された区間が一部存在する[2]。
終点は埼玉県道27号東松山鴻巣線との直通となっているため、旧騎西町 - 入間市間が国道407号や埼玉県道27号東松山鴻巣線を経由して結ばれており、県南西部 - 県北東部を往来する幹線道路網の1つを形成しており、終点の天神二丁目交差点付近は朝夕を中心に渋滞が頻発している。その他、加須市内においても踏切や歩道のない狭い片側1車線の区間があり、そこを中心に渋滞が頻発する。
また、主要地方道ながら加須市街は大型貨物自動車等通行止めとなっており、迂回に関する案内も存在しない。
かつて加須市内では、加須市役所(北)交差点を起点とし、加須駅入口より現道に至る経路であったが、2018年6月15日に国道125号の旧道の一部区間を継承する形で志多見まで延長された[3]。
2020年に加須市が合併10周年を迎えたため、記念行事の一環として市内の道路愛称の公募が行われ、本県道の不動尊入口交差点から、埼玉県道128号熊谷羽生線(別線)の加須・行田市境付近までが「志多見砂丘通り」と命名された。
地理
通過する自治体
愛称
- 志多見砂丘通り(加須市不動尊入口交差点 - 志多見交差点)
交差する道路
重複区間
沿線の施設
ギャラリー
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加須市志多見付近
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加須市馬内付近
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加須市愛宕付近
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加須市上高柳付近
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加須市日出安付近
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鴻巣市天神付近
出典
関連項目
外部リンク