|
JR東日本上越線の「井野駅」あるいは山万ユーカリが丘線の「井野駅」とは異なります。 |
伊野駅(いのえき)は、高知県吾川郡いの町にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。駅番号はK07。土讃線の志国土佐 時代の夜明けのものがたりを除く全特急列車が停車し、高知方面からの普通列車の一部が当駅で折り返す[1]。
駅前にあるとさでん交通伊野線の伊野駅前停留場(いのえきまえていりゅうじょう)についてもここで記述する。
歴史
伊野には土佐電気鉄道(とさでん交通の前身)の伊野線が1907年に開業しているが[2]、国鉄伊野駅が開業したのはそれより後の1924年のことである。須崎から延びてきた高知線(現在の土讃線)が高知まで開通した際に、土佐電気鉄道伊野停留場とは別の場所に開業した。伊野駅前停留場は国鉄伊野駅開業と同時に設置されたものの1944年に一旦廃止され、1958年に再度設置されている[2]。
年表
駅構造
JR四国 伊野駅
ホームが地面に接して置かれる地上駅。ホームは南北に2面あり、北側のホームは片側にのみ線路が接する単式ホーム、南側のホームは両側に線路が接する島式ホームである[13]。列車交換が可能。のりばは北から1・2・3番のりばと割り当てられ[13]、1番のりばがある単式ホームと2・3番のりばがある島式ホームとの間は構内踏切によって連絡する。駅舎は単式ホーム側にある。
無人駅で[10][11]、自動券売機が設置されている。2009年3月まではキヨスクも設置されていた。
トイレは駅舎高知方に隣接して建てられている。改札内外双方に設置されており、どちらも男女別の水洗式であるが、多機能トイレは改札外側にのみ設置されている。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
|
1
|
■土讃線
|
上り
|
高知・土佐山田・高松・岡山方面
|
一部の普通列車は3番のりば
|
2・3
|
下り
|
須崎・窪川・中村方面
|
特急はすべて2番のりば
|
- 付記事項
- 特急は上りが1番のりば、下りが2番のりばからの発車となる。上り普通列車は1番のりばが基本であるが、特急の接続待ちを行う列車および当駅始発の列車は3番のりばを使用する。
- 下り普通列車は2番のりばが基本であるが、3番のりばを使用する列車もある。
- 朝5時半に当駅始発の高知行きと高知発22時50分に当駅止まりの列車は、当駅での夜間留置はせず、いずれも高知運転所より回送されてくる。
-
改札口(2021年8月)
-
ホーム(2010年5月)
とさでん交通 伊野駅前停留場
乗り場は2面あり、東西方向に伸びる単線の軌道を挟み込むように配される[13]。ただし互いの乗り場の位置は東西方向にずれていて、東に伊野方面行きの乗り場、西にはりまや橋方面行きの乗り場がある[13]。はりまや橋方面は簡素ながらも屋根を備えた安全地帯(ホーム)が設けられているが、伊野方面には何もない[15]。
のりば
駅周辺
駅の北、駅前広場の先の国道33号を渡るととさでん交通の停留場がある[15]。
バス路線
- 土佐市観光
- 土佐市ドラゴンバス[16]
- ド1:高知リハビリテーション学院 / 高岡営業所
- ド2:市野々・波介方面
- ド3:宇佐方面
- 県交北部交通
- G1:高知駅
- Z2・い2:北浦橋
- Z3:土居
- Z4・い4:長沢
- い1:柳瀬営業所
- い3・い4:すこやかセンター伊野
- いの町営バス[17]
- 伊野循環線
- 池ノ内経由天王方面
- 波川経由天王方面
- すこやかセンター伊野
隣の駅
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■土讃線
- ■普通
- 枝川駅 (K06) - 伊野駅 (K07) - 波川駅 (K08)
- とさでん交通
- 伊野線
- 鳴谷停留場 - 伊野駅前停留場 - 伊野停留場
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
伊野駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク