プロット48(英語: PLOT 48)は、神奈川県横浜市西区みなとみらいに所在する施設。都市再生機構(UR都市機構)が土地を所有するみなとみらい地区48街区に位置する。
概要
横浜みなとみらい21の開発の中心的役割を担う住宅・都市整備公団横浜特定再開発事務所、公団工事監督員詰所および第三セクターの3社が、みなとみらい線の開通に伴う駅周辺開発が行われるまで使用する暫定施設(仮設事務所)として建設され[1]、1996年(平成8年)6月に「ブルーマリーナMM21」の名称で竣工した[2]。長期的な仮設事務所として計画されたため、構造は最小断面、軽量化、ロ-コストを目標に設計された[2]。
その後、都市再生機構(UR都市機構、旧:住宅・都市整備公団→都市基盤整備公団)が横浜中央都市整備事務所として2006年(平成18年)まで使用していた。
事務所閉鎖後の2006年(平成18年)10月から改装が行われ[3]、2007年(平成19年)4月20日に「横浜アンパンマンこどもミュージアム(のちに横浜アンパンマンこどもミュージアム&モールに改称)」として再開業した[4]。しかし、10年間の暫定利用として期間限定を前提に運営されていた[5]ことから、2019年(令和元年)5月26日に閉館し[6]、同年7月に61街区(マリノスタウン跡地)へ移転した[5]。
ミュージアム閉館後は再度改装が行われ、施設名称を「プロット48」(PLOT 48) に改称して2020年(令和2年)7月17日から同年10月11日まで開催されたヨコハマトリエンナーレ2020の会場の一つとなった[7]。
トリエンナーレ閉幕後は「プロット48」の名称のまま再び仮設事務所として活用されることとなり、2021年(令和3年)1月から2022年(令和4年)10月まで休館していた横浜みなとみらいホールの仮事務所が所在した[8]ほか、同じく長期休館していた横浜美術館の仮事務所も2021年(令和3年)7月から2023年(令和5年)12月まで所在していた[9][10]が、以降は閉鎖され施設の用途は未定の状態となっている。
なお、今後については2023年12月時点で未定だが、UR都市機構が改めて新たな事業者の公募(土地譲渡または土地賃借〈暫定土地利用〉の入札)[11]を実施する可能性もある。
脚注
外部リンク
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商業施設・レジャー施設等 | |
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ホテル・宿泊関連施設 | |
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オフィスビル・業務関連施設 | |
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公園・緑地・遊歩道 |
- ※この他、3つの歩行者動線「クイーン軸」、「グランモール軸」、「キング軸」が整備されている(参照)。
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桟橋・乗船場・客船ターミナル | |
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展示場・文化・スポーツ施設等 | |
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音楽ホール・アリーナ等 | |
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結婚式場 | |
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自動車ショールーム | |
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重要文化財・歴史的建造物 | |
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過去に存在した施設 | |
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関連項目 | |
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