『クリスマス・ポートレイト』(Christmas Portrait)は、カーペンターズが1978年に発表した、初のクリスマス・アルバム。
カレン・カーペンターは、カーペンターズとしてデビューした頃から、クリスマス・アルバムを作りたいという思いを持っていた[2]。1977年12月、カーペンターズがテレビ番組『The Carpenters at Christmas』に出演した時、カレンとリチャード・カーペンターは、クリスマス・アルバムを作る時が来たと思い[3]、本作を制作した。カーペンターズのオリジナル曲は「メリー・クリスマス・ダーリン」のみで、他はクリスマス・キャロルやポピュラー・ソング等を取り上げている。
収録曲のうち、「メリー・クリスマス・ダーリン」は、1970年にクリスマス・シングルとして発表された楽曲のリミックス・ヴァージョン。「サンタが街にやってくる」は、1974年発表のシングル・ヴァージョンとは別テイクで、アップ・テンポのアレンジになっている。「クリスマス・ソング」は、前述の『The Carpenters at Christmas』のために録音され、後にシングル・カットされた。
「アヴェ・マリア」は、シューベルト版とグノー版の両方を録音することも検討されたが、レコーディングの時間がなかったため、グノー版が選ばれた[2]。本来はオーケストラの演奏とコーラスで始まる編曲だったが、コーラスを録音したテープを紛失したため、オリジナル盤発売当時はコーラスなしのヴァージョンが収録された[3]。後年、テープが発見され、ボックス・セット『フロム・ザ・トップ』(1991年)に、コーラスを含むヴァージョンが収録された。
カレンの死後、リチャードは2作目のクリスマス・アルバム『オールド・ファッションド・クリスマス』を1984年にリリース。1996年には、2作のクリスマス・アルバムを抱き合わせたコンピレーションCD『クリスマス・コレクション』が日本で発売された。同コンピレーションでは、ディスク1で本作がオリジナル盤と同じ曲順で収録されているが、ほとんどの楽曲に新たなリミックスが施された[3]。
リチャード・カーペンター - カレン・カーペンター
涙の乗車券 - 遙かなる影 - カーペンターズ - ア・ソング・フォー・ユー - ナウ・アンド・ゼン - 緑の地平線〜ホライゾン - 見つめあう恋 - パッセージ - メイド・イン・アメリカ - ヴォイス・オブ・ザ・ハート - 愛の軌跡〜ラヴラインズ - レインボウ・コネクション〜アズ・タイム・ゴーズ・バイ
ライヴ・イン・ジャパン - ライヴ・イン・ロンドン
クリスマス・ポートレイト - オールド・ファッションド・クリスマス
シングルズ 1969〜1973 - イエスタデイ・ワンス・モア - Interpretations - 青春の輝き〜ベスト・オブ・カーペンターズ - シングルズ 1969-1981 - 青春の輝き ベスト2〜ラヴ・ソングス - カーペンターズ 40/40 〜ベスト・セレクション
涙の乗車券 - 遙かなる影 - 愛のプレリュード - ふたりの誓い - 雨の日と月曜日は – スーパースター - ハーティング・イーチ・アザー - 小さな愛の願い - 愛にさよならを - シング - イエスタデイ・ワンス・モア - トップ・オブ・ザ・ワールド - 愛は夢の中に - プリーズ・ミスター・ポストマン - オンリー・イエスタデイ - ソリテアー - 見つめあう恋 - 青春の輝き - グーファス - ふたりのラヴ・ソング - 星空への旅立ち (コーリング・オキュパンツ) - 微笑の泉 - スウィート・スマイル - アイ・ビリーヴ・ユー - タッチ・ミー - バック・イン・マイ・ライフ - 遠い想い出 - 恋のビーチウッド - 遠い初恋 - ユア・ベイビー - ホノルル・シティ・ライツ
メリー・クリスマス・ダーリン - サンタが街にやってくる - クリスマス・ソング- リトル・オルター・ボーイ
作品 - A&Mレコード - ジョン・ベティス - イフ・アイ・ワー・ア・カーペンター〜カーペンターズに捧ぐ - イエスタデイ・ワンス・モア〜TRIBUTE TO THE CARPENTERS〜
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