東長町(ひがしながまち)は、江戸期から現在にかけての青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8343。2017年6月1日現在の人口は138人、世帯数は72世帯[1]。
地理
土淵川沿い西側に位置。町域の北部は蔵主町・長坂町・笹森町、東は和徳町、南部は百石町・百石町小路・元寺町小路、南部から西部にかけて元寺町、西部は下白銀町に接する。
歴史
- 正保3年 - 町名は見えないが、百石町小路・百石町側と笹森町入口以東に侍屋敷のほか、町屋が配置される(津軽弘前城之絵図)。
- 慶安2年 - 町名が横町と見え、武家屋敷・町屋入り交じりで50軒の屋敷が見られる。その中には丹波屋などの屋号を持つ商家が多い(弘前古御絵図)。
- 寛文13年 - 土淵川を越えた地域に新派屋敷として31軒の屋敷割りがされ、武家屋敷のほかに大工ほか13軒、町屋を中心に42軒が見える(弘前中惣屋敷絵図)。
- 延宝5年 - 町域は三の丸東門から土淵川以東の和徳町高札場まで一~九丁目に分割され、東側七・八丁目間に東長町・北横丁・南横丁が形成されている。年代はその後はっきりしないが享保4年までに土淵川以東の町域が和徳町に編入され、三の丸東門前は下白銀町に編入される(町屋数円)。
沿革
- 天和3年 - 横町から東長町になる。
- 江戸期 - 弘前城下の一町。
- 明治初年~明治22年 - 弘前を冠称。
- 1899年(明治22年) - 弘前市に所属。
施設
教育
医療
福祉
商業
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
文化センター前(土手町循環100円バス、他)停留所。
脚注
参考文献
角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)
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※地域区分(弘前市国勢調査報告書p.14で使用されているもの)ごとに表示する。 |
旧弘前市 |
新市街地域 |
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城東・外崎地区 | |
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松原・取上地区 | |
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中野・城南地区 | |
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