新寺町(しんてらまち)は、江戸期から現在にかけての青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8214。2017年6月1日現在の人口は821人、世帯数は437世帯[1]。
地理
青森県道28号岩崎西目屋弘前線が横断し、多くの寺院が並ぶ。町域の北部は茂森町・在府町・新寺町新割町・南塘町・北新寺町、東部は銅屋町、南部は桔梗野、西部は樹木に接する。
歴史
- 慶安3年 - 津軽一統志によれば慶安2年に寺町(現:元寺町)で、大火により消失した寺院を当地に移転、そして町割りがされる。
- 万治2年 - 津軽弘前古絵図によれば、まだ町名は無く、屋敷割りがされている。
- 寛文13年 - 弘前中惣屋敷絵図によれば、元寺町から当地に移転した寺院と、町屋46軒がある。
沿革
- 江戸期 - 弘前城下の一町。
- 幕末~明治初年 - 新寺町新割町・北新寺町が分立。
- 明治初年~ - 弘前市を冠称。
- 1889年(明治22年) - 弘前市に所属。
- 1967年(昭和42年) - 一部が桔梗野一丁目・樹木一丁目になる。
地名の由来
元寺町(現在の西茂森)に対することから。
ただし、元寺町が曹洞宗寺院のみで構成されているのに対し、新寺町は様々な宗派の寺院が立ち並ぶ。
施設
教育
寺院
- 法冷山円明寺(浄土真宗)
- 宝幢山法立寺(日蓮宗)
- 妙法山妙覚院本行寺(日蓮宗僧録所)
- 月窓山栄源院貞昌寺(浄土宗僧録所)
- 法輪山真教寺(浄土真宗僧録所)
- 一乗山専徳寺・遍照山法源寺(浄土真宗)
- 光明山遍照寺(貞昌寺末寺)
- 報恩寺
- 浄龍寺
- 明教寺
- 教応寺
- 正蓮寺
- 天徳寺
- 西光寺
- 西福寺
- 受源寺
- 満行院
- 南栄院
- 浄徳院
- 袋宮寺
- 法源寺
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
脚注
参考文献
角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)
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※地域区分(弘前市国勢調査報告書p.14で使用されているもの)ごとに表示する。 |
旧弘前市 |
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