島川 隆哉(しまかわ たかや、1941年6月17日[1] - )は、日本の実業家、馬主。
経歴・人物
1990年7月、宮城県仙台市青葉区本町に株式会社ジャパンヘルスサミットを設立。健康食品の販売などさまざまな事業を行う。
2013年7月、宮城県蔵王町に「エール蔵王 島川美術館」を開館する。後にジャパンヘルスサミットの本社のある仙台市青葉区本町に移転し、「島川美術館」に名を改める[4]。
趣味は、釣りとゴルフ[5]。
馬主活動
日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録する馬主として知られる。勝負服の柄は緑、青菱山形、青袖、冠名は2014年まで自身の姓「島川」の音読みより「トーセン」[1]、ほかに「エスティ」を使用していたが、「娘に反対された」「冠名の下の名前のストックが切れた」という2つの理由から、2015年の2歳馬からは冠名を使用しない方針を明らかにしていた[6]が、2017年の2歳馬では再び「トーセン」の冠名を使用している。
馬主となったきっかけは、学生時代のアルバイト先の友人が競馬をしており、自らも競馬をしてみたところ「馬主になりたい」と考えるようになったこと[1]。
セレクトセールでトーセンダンス(ダンスインザダークの全弟)、トーセングローリー(キンググローリアスの半弟)を落札するなど良血馬を多数高額で落札している。さらに、現在は自らが走らせていた牝馬などを繁殖牝馬として繋養し、生産を行っている「エスティファーム」(北海道沙流郡日高町)[7]、千葉県香取市に「エスティホースパーク」[7]を所有、トーセンファントム、トーセンブライト、ヴァンキッシュラン、トーセンモナークといった所有馬をプライベート種牡馬として保有しているなど、オーナーブリーダーとしての活動が顕著である(2021年に2歳を迎えた世代の所有馬21頭中19頭がエスティファームの生産馬)[8]。2022年には、ガリレオの後継種牡馬の一頭であるハイランドリールを導入することを明らかにしている[9]。
南米やヨーロッパなど、海外でも馬を走らせており、トレードで購買したマクマホンがデルビーイタリアーノなどを勝利するといった活躍を見せている。
来歴
主な所有馬
GI級競走優勝馬
グレード制重賞優勝馬
斜字は地方重賞。
地方重賞優勝馬
その他の所有馬
脚注
注釈
出典
外部リンク