マイルグランプリは、特別区競馬組合が大井競馬場で施行する地方競馬(南関東公営競馬)の重賞(SII)競走である。正式名称は「東京スポーツ盃 マイルグランプリ」。
概要
1995年に創設。設立当時は南関東のダートマイル最強馬決定戦と位置づけられ、1997年には南関東G1に格付けされた。かしわ記念の統一GI(当時)格上げに伴い2005年からは南関東G2に格下げし、かしわ記念のトライアル競走として定着した。2011年度からはこれまでの春季施行から秋季施行に変更された。このため2011年は3月と11月の2回行われることになっていたが、3月分の第17回は東日本大震災の影響により中止となった。
2020年からはサンタアニタトロフィーと開催時期を入れ替え、夏季に施行されることになったが、2023年から秋季の開催に戻る[2]。
春季開催時は本競走の上位2着までにかしわ記念の優先出走権が与えられていた。秋季に移行後は優勝馬に浦和記念の優先出走権が付与されていたが、2017年は浦和記念の前週施行となり、優先出走権の付与はなくなった。2020年から2022年は夏季に施行され、優勝馬に日本テレビ盃の優先出走権が付与されていたが、2023年に秋季施行に戻り優勝馬にゴールドカップの優先出走権が付与されるようになっている。
条件・賞金(2024年)
- 出走資格
- サラブレッド系3歳以上、南関東所属。
- 負担重量[1]
- 別定、56kg、3歳馬2kg減、牝馬2kg減(南半球産3歳3kg減)を基本に、一昨年11月14日から本年10月11日までのGI・Jpn1優勝馬は3kg、GII・JpnII・SI優勝馬は2kg、GIII・JpnIII・SII優勝馬は1kgの負担増となる(但し、2歳・3歳限定競走の成績は対象外。)。(クラス分けに関しては日本の競馬の競走体系を参照)。
- 賞金額
- 1着2,500万円、2着875万円、3着500万円、4着250万円、5着125万円[1]、着外手当18万円[3]
- 副賞
- 特別区競馬組合管理者賞[4]
- 優先出走権付与
- 優勝馬にゴールドカップの優先出走権が付与される。
歴史
歴代優勝馬
脚注
参考文献
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注釈
出典
関連項目
- かしわ記念
- フジノウェーブ記念(旧・東京スプリング盃) - 3月開催だった時期は1着馬に本競走への優先出走権が与えられていた南関東重賞競走。
外部リンク