園田FCスプリント(そのだ・エフシー・スプリント)とは、兵庫県競馬組合が園田競馬場ダート820mで施行する地方競馬の重賞競走である。産業経済新聞社のスポーツ紙・サンケイスポーツが冠スポンサーとなっており、正式名称は「サンケイスポーツ賞園田FCスプリント」である。
概要
2010年まで開催された短距離の地域交流重賞「園田フレンドリーカップ」を発展解消してスタートした。FCはこの「園田フレンドリー・カップ」の名残りとして付けられたものである。
2023年までは、地方競馬の超短距離重賞(1000メートル以下)で行われる競走を集中的に開催する「地方競馬スーパースプリントシリーズ」のうち近畿(兵庫)・四国(高知)地区所属馬のトライアル(予選)として行われており、優勝馬にはこのシリーズの決勝戦にあたる「習志野きらっとスプリント」(7月、船橋競馬場)に進出する権利が与えられていた。
初回の2011年は近畿・中国・四国地区が対象だったが、2011年に九州地区のトライアルとして施行された「九州むしゃんよかスプリント」(荒尾競馬場)が同競馬場の廃止に伴い廃止、2012年からは九州地区(佐賀)所属馬のトライアルが園田FCスプリントに統合されることとなり、九州地区所属馬も出走可能となった。さらに2013年3月に福山競馬場が廃止、中国地方に競馬場が存在しなくなったため、2013年以降は条件から「中国地区」という文言は消滅した。2019年の「佐賀がばいダッシュ」(佐賀競馬場)の新設に伴い九州地区が対象外となり、同年から2023年までは近畿・四国地区交流として行われたが、2024年からは地方競馬スーパースプリントシリーズの終了に伴い佐賀がばいダッシュが廃止されたため、再び九州地区が交流範囲に加わり、近畿・四国・九州交流の条件となっている。
条件・賞金等(2024年)
- 出走条件[1]
- サラブレッド系3歳以上、近畿・四国(高知)、九州(佐賀)所属。他地区所属馬の出走枠は5頭以下と定められている。
- 兵庫所属馬はクラス・自場収得賞金順で、3歳馬は重賞1勝をA2、重賞2勝をA1クラス換算。
- 負担重量
- 定量、3歳54kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減。
- 賞金額
- 1着700万円、2着245万円、3着140万円、4着105万円、5着70万円[2]。
トライアル競走
2024年現在本競走の優先出走権が得られる競走は実施されておらず、兵庫では本競走の1ヶ月程度前に施行される古馬A1・A2・B1クラスの混合特別戦(園田ダ820m)などが前哨戦となっている。
他地区においては、福山所属馬(2012年まで)は『福山「ぶちはやぁ」スプリント』(福山ダ800m)の1着馬に本競走への優先出走権が与えられていた[3]。
歴代優勝馬
- ※Rはコースレコードを示す。
脚注・出典
注釈
- ^ 同着だったため、実際の額は1着賞金と2着賞金98万円の合計額を2で割った224万円
出典
各回競走結果の出典
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ファイナル(決勝レース) | |
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