千原 ジュニア(ちはら ジュニア、1974年〈昭和49年〉3月30日[1] - )は、日本のお笑いタレント、司会者、俳優、俳人、YouTuber、アーティスト。吉本興業所属。お笑いコンビ千原兄弟のボケを担当。相方は実兄の千原せいじ。本名および旧芸名は千原 浩史(ちはら こうじ)。京都府福知山市出身[1]。
1974年、生誕[5]。兄(せいじ)と妹がいる次男として誕生。京都共栄学園中学校卒業。京都共栄学園高等学校中退[2]。大阪NSC8期生であるが、卒業には至っていない(卒業経歴がない)。
1990年、千原兄弟として活動開始。
1995年、急性肝炎で倒れて病院に運ばれ、一命はとりとめたが[6]一時は意識不明となる[7]。
2001年、オートバイ事故を起こし、前頭骨骨折、鼻骨骨折、下顎骨骨折、頬骨骨折、上顎骨骨折、眼窩底骨骨折、眼窩内壁骨折などの重傷を負って再び意識不明に陥る[8]。事故が起こった経緯は「停車していたタクシーがウインカーを出さずにぱっと出てきた。それを避けたら、歩道と車道の間に等間隔に立ってる石の柱に顔面からグシャ」と語っている[9]。後に、この事故の際に表舞台に立つことを諦め作家になろうとしていたことや[10]、事故後に整形により顔を調整したのが高須クリニックの高須克弥であること[11]を明かしている。事故の後遺症で涙腺が狭窄してしまい、鼻水が涙として出ることがあったが、これは2014年8月に手術を受け克服している。なお、足に入っていたチタンは骨の治癒により摘出している。
2022年3月、1年半前に発症した特発性大腿骨頭壊死症の治療のため、人工股関節を入れる手術を受けることを明らかにした[12]。約1週間の入院を経て、手術から8日目にはまだ杖を使ってはいるものの現場復帰している[13]。
小学校時代は周りの友人と悪行をしていたことから、ある日友人の家へいつものように遊びの誘いに行くと、中から親が出てきて「息子はいない」と言われ、帰り際に家の中から親の「千原くんと遊んだらあかん」という声が聞こえてきたというエピソードがある[14]。
中学時代は進学校のため、1つの授業につき教室の前後に2人の教員が付いており、周りの人は大学に向けて猛勉強をしている学校の空気になじめず[14]、登校拒否や引きこもりに陥って孤立する[15]。ある日、学校に行った後「もうこんなところにいても自分は何も得ることができない!」と思い、帰り道で橋から川に制服を投げ捨て、それ以来学校に行く事は無かった[14]。
後に4歳年上の実兄・せいじ(千原兄弟)に誘われて芸人の道に進む[14][15]。NSCへ出向いたジュニアは、せいじに「明後日までにネタつくってこい」と言われ、言いつけどおりにネタをつくり上げた。そのネタで生徒を前に爆笑をとり、「俺にはこれしかない、この世界で闘っていくんや」と決意し、高校を2か月で中退した[14]。NSC時代について、「授業はつまらなかったが、同期の原西孝幸(FUJIWARA)が面白くて、彼を見たさに通っていた」と語っている[14]。チャンス大城とは年齢がほぼ同い年であったためすぐに仲良くなった。
大阪での若手時代はいつも鋭い目つきで、「飲み会の席でも大喜利を始める」「東京への対抗意識から加藤浩次(極楽とんぼ)に喧嘩を売る」といったお笑いにストイックで強気な言動が目立つなどきわめて尖っていたことから「ジャックナイフ」と呼ばれていた[15]。しかし上述の事故以降、性格が丸くなったことから「バターナイフ」と呼ばれるようになってしまった。ちなみに兄のせいじは「基本、まじめ」とジュニアを評している[16]。
芸人としてデビュー後、暫くは本名で活動していたが、2005年に現在の芸名である「千原ジュニア」へ改名。この「ジュニア」という芸名は、漫画『キャプテン』に登場するキャラクター・イガラシ(五十嵐)の弟・慎二が作中でチームメイトから「ジュニア」と呼ばれており、それと同じように当時兄のせいじが務めていたアルバイト先の店長から「ジュニア」と呼ばれていた事が由来となっている[17]。よって改名以前からバイト仲間・芸人仲間からは「ジュニア」でとおっていた。
上述の事故後は全くオートバイに乗っていなかったが、11年経った2012年にカワサキ・Z1を購入したことで再びバイクに乗り始めた[18]。
愛車は日産・セドリック(330型)のハードトップモデル[19] であったが2020年9月に同車を手放し[20]、新たにプリンス・グロリア(S40型)を購入。その他にもフィアット・500(1971年型)、フォード・エコノライン(1965年型)、フィアット・600ムルティプラなどの旧車を多数所有している。
かつては赤パンツを愛用し、毎年年末に『巣鴨のマルジ』で翌年分の赤パンツ20枚を購入するほどだったが[21]、2022年2月の時点で既に赤パンツは全て処分し、現在は赤ふんどしを愛用している[22]。日本ふんどし協会は、ジュニアの影響力でふんどし愛用者が増えているとして、2023年2月に「ベストフンドシストアワード2022」の大賞を贈っている[23][24]。
好きな番組は『渡辺篤史の建もの探訪』。
2018年の「家好き芸人集合スペシャル」に登場したほか、2022年の新春スペシャルでは「渡辺篤史と千原ジュニアの建もの探訪デラックス」として放送した。
ボクシングが好きであり[25]、プライベートではラスベガスへ1人で観戦に行くほどである。また、自身もジムへ通っている[26]。
金がなかった頃に、裁判の傍聴を趣味としていた時期があり[27]、デートスポットとしても利用していた。 また『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』漫画版の文庫本第4巻に作画の松橋犬輔との対談が掲載され、後にジュニアが体験した傍聴を元にしたエピソードに傍聴者として漫画内にも登場した。
オフには頻繁に宮古島を訪ねており、婚姻届も新婚旅行中に宮古島市役所で提出したほどである[28]。2016年には「宮古島観光大使」に就任したが、大使の仕事は「ただただ遊びに来て、それをテレビでいろいろしゃべる」ことだという[29][30]。
気象アプリとしてウェザーニューズのアプリを愛用している。2024年6月にBSよしもと『ジュニア、伺う』の取材で同社本社スタジオを訪れ急遽ウェザーニュースLiVEに出演することになった際は、そのヘビーユーザーっぷりを語り尽くしたほか「どの番組に出るよりも嬉しい、徹子の部屋より嬉しい」と語り、山岸愛梨・山口剛央といったレギュラー出演者を感動させた[31]。
2023年に自らMCを務める番組で愛知県南知多町の篠島を知り、プライベートでも訪れるようになる。この様子を自身のYouTubeチャンネルで発信したことがきっかけとなり、2024年7月13日に篠島の魅力を発信する篠島観光大使に就任している[32]。
幼少期は祖母に育てられ[33]、ジュニアが周囲におかしい子と言われていたのを祖母だけが肯定し、「お前はおかしくない。周りがおかしいんや」とジュニアを庇っていた[14]。
引きこもっていた14歳当時、祖母に誘われ二人で兼六園へ旅行へ出かける。二人ベンチに座ってると一羽の鳥が舞い降りてきて、てくてく歩いている姿を見た祖母が、「鳥もずっと飛んでいるから、たまには歩きたいんやね」と呟き、千原は祖母の何気ない言葉に感銘を受ける。
兄弟にはせいじの他に妹が1人いる。
青木さやかとは親戚[34]。
2015年9月28日、北海道出身の一般人女性と結婚[35]。自身の妻からは「ぴーちゃん」と呼ばれている[36]。
2017年12月、第1子男児が誕生[37]。2021年7月、第2子誕生を報告[38]。ちなみに長男が誕生して間もないころに「もしお笑いになりたかったら、兄である、せいじの息子とお笑いコンビを組ませたい」と言ったこともある[39]。
芸人以外にも、大先輩の浅丘ルリ子や吉幾三などに可愛がられている。
2024年8月現在、俳句・生け花・消しゴムはんこ・絵手紙・丸シールアート・手形足形アート・一筆書きアートの7部門で特待生に認定されている。
2019年10月31日放送の「プレバト!!」の名人・特待生限定の「消しゴムはんこ頂上決戦」において、初優勝を果たした[40]。また、同番組で2020年11月12日に放送された名人・特待生限定の俳句タイトル戦において、予選・敗者復活戦からの初優勝を果たした[41]。 2022年5月26日放送分の俳句査定において、お題「待て」で名人10段に到達した[42]。2023年1月19日放送分の俳句査定において、お題「おでん」で番組史上4人目の永世名人に昇格した[43]。2023年1月26日「47都道府県 ふるさと戦」京都編で、自身の詠んだ「初蝶の止る擬宝珠の刀傷」が1位を獲得し、京都のポスターに掲載されることになった[44]。2023年3月23日、手形足型アートで親子共演を果たす。査定結果では2位であったが特待生昇格となった[45]。2023年9月21日に行われた、新企画「一筆書きアート」において、査定結果は2位だったが特待生昇格となった[46]。2024年2月8日放送分の消しゴムはんこ査定において、名人10段に昇格した。
*MCもしくはメインキャスト
にけつッ!! - 世界の村で発見!こんなところに日本人 - ロンドンハーツ(不定期) - 千原ジュニアの座王 - ABEMA的ニュースショー - 千原ジュニアのヘベレケ - 千原ジュニアの愛知あたりまえワールド☆〜あなたの街に新仰天!〜 - 千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅 - 何を隠そう...ソレが! - プレバト!!(不定期)
世界衝撃映像100連発 カメラが見た劇的瞬間 - 人志松本のすべらない話 - IPPONグランプリ - 新春TV放談 - 即興プレッシャーSHOW 笑アセろ
サイボーグ魂 - 水野キングダム - クメピポ! 絶対あいたい1001人 - 女性ホルモン分泌バラエティー 全力☆が〜る - 地球のしゃべり方 - ジャパーン47chスーパー! - 芸能界恥-1グランプリ - タイノッチ - ジャック10 - 人志松本の○○な話 - ナダールの穴 - 千原芸能社 - 森田一義アワー 笑っていいとも! - 笑っていいとも!増刊号 - 笑撃!ワンフレーズ - 千原ジュニアの映画製作委員会 - ダイヤモンドグローブ - 音楽ヒミツ情報機関 MI6 - ざっくりハイタッチ - 千原ジュニアのまぶしいチカラ - オモクリ監督 〜O-Creator's TV show〜 - 着信御礼!ケータイ大喜利 - 北海道からはじ○TV - おしゃべりオジサンと怒れる女→おしゃべりオジサンとヤバい女 - 千原ジュニアのキング・オブ・ディベート - 千原○ニアの○○-1GP - 千原ジュニアの名車再生プロジェクト - ダラケ! 〜お金を払ってでも見たいクイズ〜 - ビビット - トリニクって何の肉!?(不定期) - 超絶 凄ワザ! - 2分59秒 - ゴゴスマ -GO GO!Smile!-(水曜)
芸人ベストパフォーマンス - お坊さんバラエティー!芸能人駆け込み寺 - 女子アナスペシャル - 草彅剛のがんばった大賞 - タモリのヒストリーX - 日本くぎづけ大学 - 追跡!あのニュースの続き - 新型芸人オークション キリウリ〜お金のためならここまでやります〜 - 結婚できない司会者と嫁いる芸人たち(ラブ婚&ダメ婚スペシャル!!) - 芸能界!1万人のイメージVS身内の真実 - オールザッツ漫才 - 芸人キャノンボール - オトせ! - あるあるJAPAN - 戦闘車
千原ジュニアのRPM GO!GO! - アッパレやってまーす!
千原兄弟(千原せいじ) - 吉本興業 - 14歳 - お笑い第四世代
陣内智則 - ケンドーコバヤシ - 明石家さんま - ダウンタウン(浜田雅功・松本人志) - 田村淳 - 遠藤章造
千原せいじ(千原靖史) - 千原ジュニア(千原浩史)
世界の村で発見!こんなところに日本人
すんげー!Best10 - PUSH! - エンタメゆうえんち 東京移住計画 - アメジャリチハラ - 光速脳天!ベタキング - 鈴木あみのアイドルダウンロードショー - もっとアイドルダウンロードショー - アイドルアイランド - 愛のお言葉バラエティー 千のバイブル - おかしや?さんま! - やりすぎコージー - NHK高校講座・家庭総合(せいじ単独) - ASAHI Pop'n' Press! 千原せいじのKids' World(せいじ単独)
プロペラを止めた、僕の声を聞くために。- 15弱 - ラブ♡
岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇
吉本興業 - 14歳 - お笑い第四世代
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