元寺町小路(もとてらまちこうじ)は、江戸期から現在にかけての青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8352。2017年6月1日現在の人口は45人、世帯数は22世帯[1]。
地理
下鞘師町と並走し、下鞘師町とともに百石町小路を東西に結ぶ町。町域の北は東長町、東部は百石町小路、南部は下鞘師町、西部は元寺町に接する。
歴史
- 慶安2年 - 寺院の敷地であったが、寺町の大火後に町割りが行われる。
- 万治2年 - 本寺町(現:元寺町)の町域の一部で、本寺町五丁目となる。
- 寛文13年 - 元寺町と百石町とを東西に結ぶ道路が設けられ、本寺町五丁目として町並みが形成される。しかしこの頃まだ百石町小路は完成していない(弘前中惣屋敷絵図)。
- 延宝5年 - 当地は鞘師町二丁目と見える(弘前惣御絵図)
- 元禄13年・享保4年頃 - 寺小路と見え、武家屋敷4のほかに13軒の町屋(弘前侍町屋敷・町屋数円)。
- 宝暦6年 - 東長町支配の町で元寺町小路とあり、町屋のみで15軒(弘前町惣屋舗改大帳)。
- 明治初年 - 戸数44で、「元寺町より百石町細小路に至る」とある(国誌)。
沿革
- 江戸期 - 弘前城下の一町。
- 明治初年~明治22年 - 弘前を冠称。
- 1899年(明治22年) - 弘前市に所属。
かつて存在した施設
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
文化センター前(土手町循環100円バス、他)停留所。
脚注
参考文献
角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)
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※地域区分(弘前市国勢調査報告書p.14で使用されているもの)ごとに表示する。 |
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