京浜盃(けいひんはい)は、大井競馬場で行われる地方競馬の重賞競走(ダートグレード競走、JpnII)である。正式名称は「京急電鉄賞 京浜盃」。
優勝杯を提供する京浜急行電鉄の2008年(平成20年)までの対外通称『京浜急行』および1987年(昭和62年)までの略称『京浜』から冠名を取っている。京浜急行電鉄は、神奈川県横浜市(2019年までは東京都港区)に本社を置き、大井競馬場最寄りの立会川駅を通る京急本線を運営する大手私鉄である。
副賞は、特別区競馬組合管理者賞(2024年)[2]。
概要
1978年に南関東公営競馬のサラブレッド系旧4歳馬(馬齢は当時の旧表記)による競走として創設。南関東三冠競走の前哨戦として位置付けられることになった。それまでは南関東所属のサラブレッド3歳限定の準重賞競走「ユースカップ」として施行された。2023年まで格付けは南関東SIIであった。
毎年3歳牡馬の有力馬が多く参戦し、羽田盃のみならず、その年の南関東三冠(羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートダービー)を占う上で最も重要な競走の一つとして位置付けられている。
2011年では3月31日に施行予定が、東北地方太平洋沖地震の影響により開催中止になったため、4月18日に順延施行。「東日本大震災復興支援競走」として施行された。
2018年は、「京急創立120周年賞 京浜盃」として施行[1]。
2024年からはダートグレード競走となり、JpnIIに格付けされ[3]、本競走で5着以内に入ったJRA所属馬の上位2頭、及び地方所属馬の上位各2頭に羽田盃への優先出走権が付与されることとなる[4][5]。
条件・賞金等
2024年
出典:[6]
- 出走資格
- 負担重量[1]
- 定量。56kg、牝馬54kg(南半球産2kg減)。
- 賞金額[1]
- 1着3000万円、2着1050万円、3着600万円、4着300万円、5着150万円、着外手当23万円[9]
- 優先出走権付与
- 地方馬は上位2頭、中央馬は5着以内の上位2頭に羽田盃の優先出走権が付与される。
歴代優勝馬
全て大井競馬場ダートコースで施行。
出典:南関東4競馬場公式「京浜盃競走優勝馬」https://www.nankankeiba.com/win_uma/47.do
京浜盃の記録
- 最多優勝騎手:石崎隆之(5勝)
- 最多優勝調教師:佐藤賢二(5勝)
第46回終了現在[10]
脚注
参考文献
注釈
出典
関連項目
外部リンク
|
---|
JRAは暦年基準、地方競馬は会計年度基準。GI・GII・GIIIは国際格付。 |
GI | |
---|
JpnI | |
---|
GII | |
---|
JpnII | |
---|
GIII | |
---|
JpnIII | |
---|
|
---|
鉄道 | | |
---|
バス | |
---|
タクシー | |
---|
不動産 | |
---|
レジャー・サービス | |
---|
流通 | |
---|
その他 | |
---|
関連項目 | |
---|
カテゴリ |