乾出町(いぬいでちょう)は、愛知県名古屋市中村区の地名。現行行政地名は乾出町1丁目から乾出町4丁目[WEB 1]。住居表示未実施[WEB 5]。
地理
名古屋市中村区中央部に位置する。西は豊国通、北は太閤通に接する。
歴史
地名の由来
下中村町の旧字名に由来する。乾出は、元々「かんで」と読み乾田(水はけの良い田)であったことに由来するという説と、村の乾(北西)の方角の出口であったことに由来する説があるという。
沿革
- 1947年(昭和22年)9月1日 - 以下の通り、中村区下中村町および中村町の一部により、同区乾出町として成立。
- 乾出町1丁目が、下中村町字乾出・字砂田および中村町字田中勘定・字大島の各一部により成立。
- 乾出町2丁目が、下中村町字北郷中・字砂田・字乾出・字荒池の各一部により成立。
- 乾出町3丁目が、下中村町字北郷中・字荒池の各一部により成立。
- 乾出町4丁目が、下中村町字荒池・字折戸・字押木田の各一部により成立。
世帯数と人口
2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
1950年(昭和25年)
|
262人 |
|
|
1955年(昭和30年)
|
228人 |
|
|
1960年(昭和35年)
|
399人 |
|
|
1965年(昭和40年)
|
931人 |
|
|
1970年(昭和45年)
|
979人 |
|
|
1975年(昭和50年)
|
982人 |
|
|
1980年(昭和55年)
|
839人 |
|
|
1985年(昭和60年)
|
786人 |
|
|
1990年(平成2年)
|
806人 |
|
|
1995年(平成7年)
|
731人 |
|
|
2000年(平成12年)
|
606人 |
[WEB 6]
|
|
2005年(平成17年)
|
705人 |
[WEB 7]
|
|
2010年(平成22年)
|
694人 |
[WEB 8]
|
|
2015年(平成27年)
|
622人 |
[WEB 9]
|
|
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 10]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 11]。
施設
300 m
3
2
1
略地図
1
中村公園駅
2
中村荘
3
名古屋シオンチャーチ
その他
日本郵便
脚注
WEB
書籍
参考文献
- 中村区制施行50周年記念事業実行委員会記念誌編集委員会 編『中村区誌―中村区制施行50周年記念―』中村区制施行50周年記念事業実行委員会、1987年10月1日。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。
統計資料
- 名古屋市総務局企画室統計課 編『昭和31年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1957年。
- 名古屋市総務局企画部統計課 編『昭和41年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1967年。
- 名古屋市総務局統計課 編『昭和51年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1977年。
- 名古屋市総務局統計課 編『昭和60年国勢調査 名古屋の町・丁目別人口(昭和60年10月1日現在)』名古屋市役所、1986年。
- 名古屋市総務局企画部統計課 編『平成2年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口(平成2年10月1日現在)』名古屋市役所、1994年。
- 名古屋市総務局企画部統計課 編『平成7年国勢調査 名古屋の町(大字)・丁目別人口(平成7年10月1日現在)』名古屋市役所、1996年。
関連項目
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、乾出町に関するカテゴリがあります。
|
---|
あ行 | |
---|
か行 | |
---|
さ行 | |
---|
た行 | |
---|
な行 | |
---|
は行 | |
---|
ま行 | |
---|
や行 | |
---|
註 |
☆ - 住居表示実施地区 / ★ - 道路・河川・鉄道等用地のみ / ■ - ウィキメディア・コモンズカテゴリ有
|
---|
旧町名 | |
---|
カテゴリ |