歴史的には最初スポレンティウム(Spolentium)という名で、共和政ローマ中期の紀元前241年に建設された植民市と記されている(Liv. Epit. xx; Vell. Pat. i.14)。キケロによればそれは 、忠実で名誉ある最初のラテン植民市((ex) colonia Latina in primis firma et inlustri)であった[7]。トラシメヌス湖畔の戦いの後(紀元前217年)、スポレンティウムは、住民に反撃されたハンニバルによって攻撃された[8]。第二次ポエニ戦争の間、市はローマの有力な同盟者であった。
ローマ帝国支配のもと、市は再び繁栄していたようだったが、歴史上に触れられていない。マルティアリスはスポレンティウム産のワインについて語っている。アエミリアヌスはモエシアで部下の軍人らによって皇帝の座に上がった。彼はローマからの途上、3、4ヶ月の治世後、スポレートで殺害された(253年)。コンスタンティヌス1世のと(326年)とユリアヌス帝の勅裁書(362年)は、スポレートから始まっている。4世紀から、キリスト教の司教座の基盤があった。スポレート最古の殉教者は伝説であるが、ローマ教皇リベリウスからの354年の司教カエキリアヌスへの手紙に、最初の殉教者の記載がみられる。スポレートはその高い標高のため、ヴァンダル族と東ゴート族との戦争の間、要所となっていた。市を囲む壁はトーティラによって撤去された(プロコピウス, de Bello Gothico iii. 12)。
サンタ・マリア・アッスンタ聖堂(Cattedrale di Santa Maria Assunta) - ドゥオモとも。1175年頃建設が始まり、1227年完成。ロマネスク様式の大建築内には、1469年にスポレートで死んだフィリッポ・リッピの墓(息子フィリッピーノ・リッピが設計)がある。聖堂内には、アッシジのフランチェスコが書いた写本がある。
サン・ピエトロ教会(Chiesa di San Pietro) - 419年、古代のネクロポリス上に建てられ、ペトロの聖遺物を所有する。12世紀に再建が始まり(建設は15世紀まで続いた)、このときに顕著なロマネスク様式のファサードが加わった。これはバラ窓のある3つの扉があり、地元の芸術家による壮麗なレリーフ装飾を持つ。
サン・サルヴァトーレ教会(Chiesa di San Salvatore) - 4世紀から5世紀。ローマ神殿の神像安置室と一体となった。初期キリスト教建築の重要なものの一つ。
サンタ・マリア・デッラ・マンナ・ドーロ教会(Chiesa Santa Maria della Manna d'Oro) - ドゥオモ近くにある8角形の大建築。16世紀から17世紀に、スポレート商人の保護を聖母に感謝して建てられた。
サン・ドメニーコ教会(Chiesa di San Domenico) - 13世紀。白とピンク色の石が使われたゴシック建築。内部にはジョヴァンニ・ランフランコによるフレスコ画と絵画がある。納骨堂はペトロに献堂した旧教会で、フレスコ画の壁画がある。
サン・グレゴリオ・マッジョーレ教会(Chiesa di San Gregorio Maggiore) - 11世紀から12世紀。近年、修繕されたロマネスク建築の教会。ファサードには2つのスロープと16世紀のポーチがある。14世紀のインノケント礼拝堂は有名な洗礼盤を持つ。主要な外観は高い鐘楼で、15世紀に完成した。内部には3つの本堂がある(石柱と柱はローマ時代の建築から石を再利用した)
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