2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選
2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 |
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大会概要 |
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日程 |
2019年9月5日 – 2021年6月15日 |
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チーム数 |
40 (1連盟) |
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大会統計 |
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試合数 |
157試合 |
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ゴール数 |
519点 (1試合平均 3.31点) |
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総入場者数 |
1,598,753人 (1試合平均 10,183人) |
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本記事では、2022 FIFAワールドカップのアジア予選、ならびにAFCアジアカップ2023の予選のうち2次予選(にじよせん)の詳細について示す。
方式
1次予選免除の34チームと1次予選突破の6チーム、合計40チームが5チームずつ8組に分かれてホーム・アンド・アウェーの2回総当たり戦を行う[1]。
- 各組1位のチームと、各組2位チームのうち成績上位4チーム(合計12チーム)はワールドカップの3次予選(最終予選)に進出するとともにAFCアジアカップ2023への出場権を獲得。ただし、本大会開催国として既に出場権を獲得しているカタールがグループ1位または各組2位のうち成績上位4チームに入った場合はその分が繰り上がりとなり、各組2位チーム中成績第5位のチームが代わってワールドカップの最終予選に進出する。
- なお、各組2位のうち成績下位3チームおよび各組3位・4位、各組5位チームのうち成績上位3チーム (計22チーム)はアジアカップの3次予選へ進出。各組5位チームのうち成績下位4チームはアジアカップの予選プレーオフへ進出する[2]。
新型コロナウイルス流行による大会の変更点
新型コロナウイルスの流行を受け、国際サッカー連盟(FIFA)およびアジアサッカー連盟(AFC)は2020年3月9日に以下の決定をしたことを発表した。[3][4][5]
- 2020年3月・6月に予定されていた試合(第7節 - 第10節)は原則として延期する。ただし、対戦する双方の国・地域の合意が取れ、安全が確保でき、かつFIFA・AFCの承認を得られた場合は、当初予定の3月・6月の開催も可能とする。
その後2020年6月5日にAFCは、第7節 - 第10節は同年10月8日・10月13日・11月12日・11月17日に実施する予定であることを発表した[6]。しかしその後の2020年8月12日にAFCは、FIFAとの協議の結果、これらの試合は2021年に延期することを発表した[7]。
2021年3月2日にAFCは、同年3月の試合実施予定日(3月25日・30日)に開催可能な試合は実施してもよいものの、その際に実施できなかった試合ならびに6月に実施予定であった試合については、5月31日 - 6月15日の間で集中開催で実施すると発表した[8]。同年3月12日、AFCは集中開催の会場となる国を発表した[9][10]。
北朝鮮の出場辞退による大会の変更点
AFCは2021年5月16日に、グループHの北朝鮮の出場辞退を発表し[11]、同年5月27日に成績の取り扱いを以下の通りとすることを発表した[12]。
- 北朝鮮が入っていたグループHについては、すでに実施された北朝鮮との対戦戦績を無効とする。
- 各グループ2位のチーム同士の成績を比較する際は、グループH以外の各グループについては、最下位のグループ5位チームとの戦績を除外したもので比較する。
シード順
組み合わせ抽選は、2019年7月17日にマレーシア・クアラルンプールのAFCハウスで行われた[13][1]。
シード順には、2019年6月14日発表のFIFAランキングが用いられた[13]。ポット分けは以下の通り[13]。かっこ内の数字はFIFAランキング[14]。
組み合わせ抽選において、各チームが組み合わせのどの番号に入るかについては、ポット番号と同一とする。ただしポット1のカタールに限り、コパ・アメリカ2020参加のため日程変更の要望があったことから、カタールが入った組については1番と5番のチームを入れ替えるものとする[15]。
- ^ 2次予選のシード順発表の時点(2019年6月17日)では、1次予選のスリランカ(ホーム)-マカオ戦(2019年6月11日実施予定であった)にマカオが出場を辞退したことに対する処置が未定であった。その後、当該試合はスリランカの勝利扱いとなり、スリランカが2次予選に進出することが決定した。
試合結果
グループA
- ^ グアム(ホーム)-シリア戦は2019年10月15日に予定されていたものの、シリア代表がグアムへ行くための入国準備が整わないことから、2020年6月4日に予定されていたシリア(ホーム)-グアム戦とでホーム・アウェーを入れ替えた[16]。
- 2021年6月の試合については、当初は集中開催の会場を中国とする予定であったものの、モルディブ代表・シリア代表に新型コロナウイルス感染者が生じて中国への渡航が不可能となったため、会場を(モルディブ代表・シリア代表の滞在先である)アラブ首長国連邦に変更して開催することとなった[17]。
グループB
グループC
グループD
グループE
グループF
グループG
グループH
- ^ a b レバノン(ホーム)-韓国とレバノン(ホーム)-北朝鮮の試合は、レバノンにおいて反政府デモが生じていることに伴う安全面を考慮し、無観客で行われた[27][28][29]。
各組2位順位
本大会の開催国であるカタールがグループEの1位になったため、2位国比較において上位5カ国目(=レバノン)がカタールに代わり3次予選に進出する。また前述の通り、グループHの北朝鮮の出場辞退に伴い、各グループ2位のチームの戦績を比較する際はグループAからGの2位のチームについてはグループ5位のチームとの対戦戦績を除外する。
中国はAFCアジアカップ2023の開催国を務める予定であった[30]が、この予選はアジアカップと2022 FIFAワールドカップ2次予選を兼ねているため中国も予選に参加した。詳しくは、AFCアジアカップ2023 (予選)を参照頂きたい。
最終更新は2021年6月15日の試合終了時. 出典: FIFA 順位の決定基準: 順位決定方式
各組5位順位
最終更新は2021年6月15日の試合終了時. 出典: FIFA 順位の決定基準: 順位決定方式
脚注
注釈
出典
外部リンク
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