1993年の野球(1993ねんのやきゅう)では、1993年の野球界における動向をまとめる。
競技結果
日本プロ野球
ペナントレース
日本シリーズ
1993年 日本シリーズ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月23日(土) |
第1戦 |
ヤクルトスワローズ |
8 - 5 |
西武ライオンズ |
西武ライオンズ球場
|
10月24日(日) |
第2戦 |
ヤクルトスワローズ |
5 - 2 |
西武ライオンズ
|
10月25日(月) |
移動日
|
10月26日(火) |
第3戦 |
西武ライオンズ |
7 - 2 |
ヤクルトスワローズ |
明治神宮野球場
|
10月27日(水) |
第4戦 |
西武ライオンズ |
0 - 1 |
ヤクルトスワローズ
|
10月28日(木) |
第5戦 |
西武ライオンズ |
7 - 2 |
ヤクルトスワローズ
|
10月29日(金) |
移動日
|
10月30日(土) |
第6戦 |
雨天中止 |
西武ライオンズ球場
|
10月31日(日) |
ヤクルトスワローズ |
2 - 4 |
西武ライオンズ
|
11月1日(月) |
第7戦 |
ヤクルトスワローズ |
4 - 2 |
西武ライオンズ
|
優勝:ヤクルトスワローズ(15年ぶり2回目)
|
個人タイトル
ベストナイン
高校野球
メジャーリーグ
できごと
1月
2月
3月
4月
- 4月10日
- プロ野球セントラル・リーグ、パシフィック・リーグの公式戦が開幕。
- 広島の北別府学が神宮球場での対ヤクルト1回戦に先発し、プロ通算3000回投球を達成[10]。
- 4月11日
- 近鉄の大石大二郎が藤井寺球場での対日本ハム2回戦の十一回裏に二塁盗塁を決め、プロ通算350盗塁を達成[11]。
- 西武の秋山幸二が西武球場での対ダイエー2回戦の一回裏にダイエーの先発・若田部健一から2号2点本塁打を打ち、プロ通算300本塁打を達成[12]。
- 4月15日 - 【MLB】デトロイト・タイガースの監督のスパーキー・アンダーソンがデトロイトでの対オークランド・アスレチックス戦に3-2で勝ち、メジャー通算2000勝を達成[13]。
- 4月23日 - 巨人の長嶋一茂が甲子園球場での対阪神1回戦の四回表に阪神先発の仲田幸司から1号本塁打を打ち、これがセ・リーグ3万号本塁打となる[14]。
- 4月29日
- 巨人の原辰徳が横浜スタジアムでの対横浜4回戦の四回表一死二塁の場面で横浜先発・斎藤隆から中前適時打を打ち、プロ通算1000打点を達成[15]。
- 広島の大野豊が広島市民球場での対ヤクルト4回戦の九回表から登板して7セーブ目を挙げ、プロ通算100セーブを達成[16]。
- 4月30日 - 巨人の斎藤雅樹が東京ドームでの対ヤクルト1回戦に先発して8回を投げ3勝目を挙げ、プロ通算100勝を達成[17]。
5月
- 5月7日
- 中日の落合博満がナゴヤ球場での対横浜4回戦の七回裏に7号本塁打を打ちこれがセ・リーグ通算200本塁打。プロ野球史上初のセ・パ両リーグで200本塁打を達成[18]。
- 阪神の仲田幸司が西京極球場での対広島3回戦の四回表に町田公二郎から三振を奪い、プロ通算1000奪三振を達成[19]。
- 5月12日 - 西武の渡辺久信が西武球場での対オリックス5回戦に先発し1失点完投で3勝目を挙げ、プロ通算100勝を達成[20]。
- 5月19日
- 神宮球場でのヤクルト対広島6回戦はヤクルトが延長14回17-16でサヨナラ勝ち。両チーム合計33得点は50年10月17日大洋対中日戦に並ぶセ・リーグタイ記録。両チーム合計42安打(ヤクルト18本、広島24本)は86年4月29日広島対大洋戦と並ぶプロ野球タイ記録。ヤクルトの池山隆寛が三回裏に5号満塁本塁打と6号3点本塁打を打ち、1イニング個人最多得点のプロ野球タイ記録の7打点[21]。
- 金沢での中日対阪神6回戦の九回表、阪神の新庄剛志が左超え三塁打を打った際、打球を処理した中日の山口幸司がスタンドのファンからメガホンを投げつけられ右目を直撃。怪我はなく試合はそのまま続行[22]。
- 5月26日 - 広島の大野豊が広島市民球場での対中日5回戦の九回表から登板して11セーブ目を挙げ、プロ野球新記録となる開幕から11試合連続セーブを達成[23]。
- 5月30日 - 巨人は東京ドームでの対中日8回戦に4-3でサヨナラ勝ちし、球団通算4000勝を達成[24]。
6月
- 6月1日 - 巨人の原辰徳が横浜スタジアムでの対横浜7回戦に4番・三塁で先発出場し、プロ通算1500試合出場を達成[25]。
- 6月4日 - 近鉄の大石大二郎が日生球場での対ダイエー8回戦の八回裏二死二塁の場面で左前適時安打を打ち、プロ通算1500安打を達成[26]。
- 6月5日 - 近鉄は藤井寺球場での対ダイエー9回戦、2対8とリードされた九回裏に6点差を追いつき9対8で逆転サヨナラ勝ち。九回裏に6点差を逆転しサヨナラ勝ちを収めたのはプロ野球史上初めて[27]。
- 6月8日 - ロッテの愛甲猛が仙台宮城球場での対近鉄9回戦を欠場し、連続試合出場が694で止まる[28]。
- 6月9日 - ヤクルトの伊藤智仁が金沢での対巨人11回戦に先発しセ・リーグタイ記録となる1試合16奪三振。九回裏に巨人の篠塚和典に3号サヨナラ本塁打を打たれ敗戦投手[29]。
- 6月10日 - 広島市民球場での広島対横浜12回戦で広島の北別府学が先発し、プロ通算500試合登板を達成[30]。広島の大野豊が5-3とリードした八回表途中から登板したが9回に2失点して5-5の同点となり、連続試合セーブは12で止まる[31]。
- 6月11日 - ダイエーの山本和範が福岡ドームでの対ロッテ9回戦の一回裏に左中間二塁打を打ち、プロ通算1000安打を達成[32]。
- 6月12日
- 6月17日 - 西武の平野謙が西武球場での対近鉄11回戦の六回裏無死一塁の場面で犠打を決め、プロ野球史上初めて通算400犠打を達成[35]。
- 6月27日 - 横浜の高木豊がナゴヤ球場での対中日15回戦で左中間二塁打を打ち、プロ通算300二塁打を達成[36]。
- 6月29日 - 阪神は松永浩美の背番号を「2」から「02」に変更すると発表[37]。
7月
- 7月1日 - 日本ハムの田村藤夫が千葉マリンスタジアムでの対ロッテ13回戦の九回表に2号本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[38]。
- 7月4日 - ヤクルトのジャック・ハウエルが神宮球場での対巨人13回戦の九回裏に橋本清から15号サヨナラ本塁打を打ち、プロ野球新記録となるシーズン4本目のサヨナラ本塁打[39]。
- 7月6日 - ナゴヤ球場での中日対ヤクルト13回戦で9回までに中日が12、ヤクルトが16三振を喫し1試合合計28三振のプロ野球新記録。中日の今中慎二が先発し9回まで投げ、セ・リーグタイ記録の1試合16奪三振[40]。
- 7月8日 - 横浜の高木豊が東京ドームでの対巨人13回戦に3番・一塁で先発出場し、プロ通算1500試合出場を達成[41]。
- 7月9日 - オリックスの佐藤義則がグリーンスタジアム神戸での対ダイエー14回戦の五回表に浜名千広から三振を奪い、プロ通算1500奪三振を達成[42]。
- 7月10日
- 横浜のグレン・ブラッグスが山形での対中日16回戦に五回裏に小松辰雄から安打を打ち、球団新記録の25試合連続安打[43]。
- グリースタジアム神戸でのオリックス対ダイエー15回戦は七回裏オリックスの無死一、二塁の場面で濃霧のため試合が32分中断、史上3度目の濃霧でのコールドゲームとなりダイエーが10-4で勝ち[44]。
- 7月13日 - 巨人の槙原寛己が札幌円山球場での対広島14回戦に先発し9回途中まで投げ5勝目を挙げ、プロ通算100勝を達成[45]。
- 7月15日
- 横浜のグレン・ブラッグスが神宮球場での対ヤクルト15回戦の六回表に伊東昭光から中前安打を打ち、日本プロ野球において外国人選手として新記録となる29試合連続安打[46]。
- 広島の川口和久が札幌円山球場での対巨人16回戦に先発し3回と1/3を投げ、プロ通算2000投球回を達成[47]。
- 7月20日 - 元広島の津田恒実が脳腫瘍のため2時45分、入院先の福岡市内の病院にて死去[48]。
8月
- 8月1日 - 近鉄の大石大二郎が千葉マリンスタジアムでの対ロッテ15回戦に出場し、プロ通算1500試合出場を達成。史上108人目[49]。
- 8月6日
- ナゴヤ球場での中日対巨人14回戦が、巨人ナインが東海道新幹線で事故が起きて運転を見合わせたため球場入りが大幅に遅れる見通しとなり、アグリーメントにより試合中止となる[50]。
- 広島の山崎隆造が福山市民球場での対ヤクルト14回戦に出場し、プロ通算1500試合出場を達成。史上109人目[51]。
- 8月8日 - オリックスの野村貴仁が千葉マリンスタジアムでの対ロッテ18回戦の七回裏に1イニング4奪三振を記録[52]。
- 8月10日 - 巨人の吉村禎章が東京ドームでの対ヤクルト19回戦に出場し、プロ通算1000試合出場を達成。史上312人目[53]。
- 8月11日 - 中日の郭源治がナゴヤ球場での対阪神15回戦の八回表一死一、二塁の場面で救援登板し7セーブ目を挙げ、プロ通算100セーブを達成[54]。
- 8月13日 - 西武は西武球場での対ダイエー18回戦で先発の渡辺久信が2回まで無失点に抑え、チームとしてパ・リーグ新記録の40回連続無失点を達成。3回表に失点し記録が止まる[55]。
- 8月15日 - 中日の落合博満が東京ドームでの対巨人18回戦の8回表に安打を放ち、プロ通算3500塁打を達成。史上18人目[56]。
- 8月17日 - オリックスの星野伸之が東京ドームでの対日本ハム18回戦に先発し8回2失点で7勝目を挙げ、プロ通算100勝を達成[57]。
- 8月18日 - 中日の落合博満がナゴヤ球場での対ヤクルト18回戦の六回裏に川崎憲次郎から15号2点本塁打を打ち、プロ通算450本塁打を達成[58]。
- 8月19日 - 近鉄のラルフ・ブライアントが西武球場での対西武18回戦の八回表に石井丈裕から28号本塁打を打ち、プロ野球通算200本塁打を達成。元阪神のランディ・バースの587試合を更新する、578試合での達成[59]。
- 8月22日
- ヤクルトは神宮球場での対阪神19回戦で土橋勝征が3号サヨナラ本塁打を打ち、プロ野球新記録となるチーム年間最多サヨナラ本塁打となる9本[60]。ヤクルトの広沢克己が一回裏に中西清起から三振を喫し、プロ通算1000三振[61]。
- 阪神の松永浩美が神宮球場での対ヤクルト19回戦の一回表に6号本塁打を打ち、プロ野球新記録となる3試合連続先頭打者本塁打[62]。
- 8月25日 - 巨人の川相昌弘が東京ドームでの対阪神22回戦の一回裏に犠打を決め、プロ通算250犠打を達成[63]。
- 8月27日 - グリーンスタジアム神戸でのオリックス対近鉄16回戦で近鉄の野茂英雄が六回裏に高橋智から三振を奪い、プロ通算1000奪三振を達成。阪神・江夏豊の940回を更新する、プロ野球史上最速の871回での達成[64]。また、オリックスの西本聖がこの試合に先発登板し、プロ通算500試合登板を達成。史上67人目[65]。
9月
- 9月4日 - 西武の工藤公康が西武球場での対ダイエー21回戦に先発し1失点で完投し13勝目を挙げ、プロ通算100勝を達成[66]。
- 9月10日 - ヤクルトの山田勉が広島市民球場での対広島19回戦に先発し、セ・リーグタイ記録の1試合16奪三振を達成[67]。
- 9月17日 - 広島の監督の山本浩二が広島市のホテルにて記者会見し、今年限りで辞任すると正式に表明[68]。
- 9月20日 - ダイエーは24日付けで、球団社長の田辺寿、球団代表の坂井保之、編成部長兼海外部長の杉浦忠が退任し、監督の根本陸夫が代表取締役専務兼球団本部長に就任すると発表[69]。
- 9月21日 - プロ野球選手関係委員会と労働組合プロ野球選手会が東京・銀座のプロ野球機構会議室にて今年の秋から実施するフリー・エージェント制度について最終合意に達する。今年は機構側が提示した「1軍年間150日間で10年」で実施し、資格年数短縮のための条件については継続審議とすることで覚書を交わし確認[70]。
- 9月25日 - ヤクルトの広沢克己が神宮球場での対中日24回戦の十回裏に郭源治から23号サヨナラ本塁打を打ち、プロ通算200本塁打を達成[71]。
- 9月27日 - 広島は広島市のホテルにて記者会見し、二軍監督の三村敏之が新監督に就任すると正式に発表[72]。
- 9月29日 - 巨人の桑田真澄がナゴヤ球場での対中日22回戦に先発し1回と1/3を投げ、プロ通算1500投球回を達成[73]。
10月
11月
12月
誕生
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
死去
出典
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野球の歴史 |
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1880年代 | |
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1890年代 | |
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1930年代 | |
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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2020年代 | |
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