青22号(あお22ごう、Blue No. 22)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた色名称の1つである。
「スカイブルー」や「コンテナブルー」とも呼ばれる。国鉄部内での慣用色名称は「みず色」である。マンセル値は「3.2B 5/8」。
1965年、京浜東北線に投入された103系電車に対して、ラインカラーとして採用されたのが始まりである。基本的には通勤形電車の地色としての採用例が多く、旧形国電においても大糸線・富山港線などで使用された。1989年の中央・総武緩行線への205系投入に伴い、識別のため、同線から当時の帝都高速度交通営団(営団地下鉄)東西線に乗り入れる301系の塗装が、灰色8号の地色に黄5号の帯から、同地色に本色の帯へと変更された。
なお、関西地区において、阪和線および東海道・山陽線で運行された新快速において、当初灰色9号の地色に対する帯色として本色が採用されたことがあるが、実際には吹田工場で独自に調色した色が使用されている。正規な制定色ではなかったため、色名称は「青22号帯用特色」と称されている。この色は日根野電車区所属の113系の帯に使用されていた。
貨車では、冷延コイル輸送用のワキ9000形や、特にC35形コンテナの地色であることから「コンテナブルー」とも称され、JR発足時にはJR貨物のコーポレートカラーとされた。
また、JR西日本北陸地区(七尾線を除く)の電車において、2010年以降の新塗装で用いられる青一色の塗装も、この色を若干濃くしたような色合いとなっている。
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