クリーム2号(クリーム2ごう)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた色名称の1つである。
現在も使用されているクリーム1号より、若干黄味がかった色である。
1949年から行なわれた国鉄モハ32系電車の更新修繕に伴い、横須賀線に使用される車両については、薄クリーム色と青色の塗り替えが施されることになった。この時、地色として採用されたものが本色である。その後登場した70系電車にも採用され、青2号と組み合わせて「スカ色」という通称で親しまれた。
1958年には準急用として製造されたキハ55系気動車の地色として採用されたが、当時の国鉄気動車において、明るい地色が採用されるのは異例のことであった。
また、1961年に登場した421系電車の前面警戒色にも採用された(これは50Hz用と60Hz用の区分の意味もあり、50Hz用の401系の前面警戒色はクリーム1号であった)が、1962年の外部塗色の一部統合標準化により廃止となった。
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