藤中 謙也(ふじなか けんや、1993年7月25日 - )は、日本の男子バレーボール選手。
来歴
山口県周南市出身。小学1年生の時、クラブチームの監督をしていた父とママさんバレーをしていた母の影響で、地元の少年団[1]に入り本格的にバレーボールを始める。
防府市立大道中学校への転校を経て、2008年(中学3年時)、全日本中学校バレーボール選手権大会出場。
JOC全国都道府県対抗中学バレーボール大会に山口県代表として出場、準優勝。個人としてJOC,JVA杯・オリンピック有望選手賞を受賞。同大会のオリンピック有望選手賞には今村貴彦、セッター賞に関田誠大など[2]。
全日本中学生選抜にて主将を務め、国際大会を経験。
高校では、日本一を獲ることを目標に中学時代のチームメイトと揃って宇部商業高等学校に進学。
2009年(高校1年)、全国高校総体、国民体育大会、春高バレーに出場。
2010年(高校2年)、国民体育大会、全日本バレーボール高等学校選手権大会に出場のほか、全国高校総体で優勝。個人としてベスト6受賞。この時のセッターは関田誠大だった[3]。
2011年(高校3年時)、全日本バレーボール高等学校選手権大会に出場。
全国高校総体に出場、3位に入賞。個人として「ベスト6」を受賞。
10月、地元山口県にて開催されたおいでませ!山口国体[4]にて、主将として率いる宇部商業の高校生チームで出場、優勝を果たす。なお、総合開会式およびバレーボール大会開会式それぞれにて、選手宣誓を務めた。
専修大学進学後の2012年には、ユース日本代表としてアジアジュニア選手権に出場。
翌年2013年(大学2年)、ユース日本代表として東アジア地区男子選手権大会に出場、準優勝。大学チームにて全日本インカレ、ベスト4。
2014年6月、東日本インカレで、後にサントリーでチームメイトとなる山本湧を主将に専修大学として初優勝。最優秀選手賞を受賞[5]。
2015年(大学4年)、日本代表に選出される。
2016年4月、サントリーサンバーズ(現・サントリーサンバーズ大阪)に入団。加入直後よりスターティングメンバーとしてチームに貢献。
5月、黒鷲旗にて若鷲賞(最優秀新人賞)を受賞。
Vプレミアリーグ16/17シーズン、個人として最優秀新人賞を受賞。
2017年8月、台湾・台北にて開催された2017年夏季ユニバーシアード日本代表メンバーに招集、銅メダルを獲得。
2018年5月、V.LEAGUE 2018-19では入団3年目ながらキャプテンに着任。
6月から2ヶ月間、海外経験を深めるため、チームメイトの山本湧とともにブラジルへ渡る。
9月、サントリーホールディングスを退社、サントリーサンバーズとのプロ契約を交わし、プロバレーボール選手に転向。海外移籍を視野に入れていることを公言した[6]。
2019年5月、第68回黒鷲旗で優勝、ベスト6に選出。
ファン投票ならびにVリーグ推薦により選出される「Vリーグオールスターゲーム」出場選手に、サントリー入団から3年連続(16/17シーズン、17/18シーズン、18/19シーズン)で選出されている。
他、オフシーズンには、全国各地へサントリーサンバーズの選手として赴き、バレーボール教室の講師をしたり、サントリーブランドのPR、地元箕面市への貢献活動等に取り組んでいる。
2022年2月22日、練習中に右足関節捻挫(全治3-4週間)の負傷を負った[7]。4月3日、V・レギュラーラウンド最終戦で復帰[8]。ファイナルステージも出場しチームの連覇に貢献した[9]。
2022年、AVCカップに出場するメンバーとして日本代表に招集された。弟の藤中颯志も出場メンバーに選出されていて、兄弟での国際大会出場となった[10]。また、サントリーにも颯志が移籍入団し、V.LEAGUEでも颯志と共に戦うこととなった[11][12]。
2022-23シーズン、サントリーはV1男子ファイナルで敗れ準優勝で3連覇を逃すが、レシーブ賞を受賞となる活躍を見せチームに貢献した[13]。
2024-25シーズン、サントリーのキャプテンに再任した[14]。
人物
球歴
- 日本代表 - 2015年、2020年、2022年-
所属チーム
受賞歴
主な特集・出演
脚注
外部リンク
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★は黒鷲賞、☆は敢闘賞 |