『次は〜新福島!』(つぎはー しんふくしま)は、MBSラジオが2017年度から2020年度までナイターオフ期間(10月 - 翌年3月)の毎週火曜日 - 木曜日20:00 - 22:00(JST)に、毎日放送本社(大阪市北区茶屋町)のラジオスタジオから放送していた生ワイド番組シリーズ。公式の略称は「次新」(つぎしん)で、毎日放送アナウンサー・福島暢啓(ふくしま のぶひろ)の冠番組でもある。
本記事では、初年度(2017年度版)を便宜上『第1章』、2018年度のナイターオフ期間(2018年10月2日 - 2019年3月28日)に上記の曜日・時間帯で放送されていた『次は〜新福島!=第2章・芽生え=』(つぎはー しんふくしま だいにしょう・めばえ)を『第2章』、2019年度ナイターオフ期間(2019年10月1日 - 2020年3月18日)の火曜日・水曜日20:00 - 22:00に編成された『次は〜新福島!=第3章・構築と解体=』(つぎはー しんふくしま だいさんしょう・こうちくとかいたい)を『第3章』、2020年度ナイターオフ期間(2020年12月1日 - 2021年3月)の火曜日・水曜日20:00 - 22:00に編成された『次は〜新福島!=第4章・冬将軍=』(つぎはー しんふくしま だいよんしょう・ふゆしょうぐん)を『第4章』と称する。
MBSラジオで2015年10月5日から『福島のぶひろの、どうぞお構いなく。』(2016年4月1日から2020年3月20日まで毎週金曜日の深夜=土曜日の未明にレギュラーで放送)のパーソナリティを務めていた福島が、半年間限定ながら、毎日放送への入社後初めて担当した帯番組。「『どうぞお構いなく。』の姉妹番組」[1]という位置付けで、「次の日を新たな気持ちで迎えたい」というリスナーを中心に、「のぶそう軍団」と称する生中継リポーター、番組スタッフ、多彩なゲストを巻き込みながら、出演者とリスナーによる双方向型のコミュニケーションを生放送で展開した。
番組タイトルの「次は〜新福島!」には、「『次の日を新たな気持ちで迎えたい』というリスナーを福島が引っ張る」というニュアンスが込められている。大阪市福島区には「新福島駅」(JR東西線の地下駅)が実在する[注 1]が、当番組と直接の関係はないものの、番組のタイトルロゴには、駅名標やプラットホーム用スピーカーをあしらったデザインが施されている。さらに、オープニングも、リスナーが電車や駅を連想するように演出。電車の発着車音を流しながら、電車の車掌が次の停車駅を知らせるようなタイトルコールを福島が披露することによって、アンデス民謡の「花祭り」(ディアマンテスの歌唱によるロックアレンジバージョン)をBGMに本編へ入る。その一方で、エンディングでは時間の許せる限り、福島が当日の出演者・担当スタッフ全員の氏名を紹介[注 2]。電車の発車音(タイフォン)を流すことによって、生放送を締めくくっていた。
放送曜日・時間、鉄道を意識したコンセプト、オープニングテーマ、エンディングの演出などは2017年度と変わらないものの、「1年目(2017年度)で(リスナーへの)『種蒔き』を終えられたので、2年目(2018年度)を『芽生え(めばえ)』の時期にしたい」というニュアンスを込めて、番組のタイトルを『次は〜新福島!=第2章・芽生え=』に変更(ラジオ番組表では1年目に続いて『次は〜新福島!』と略記)。放送上は、『第1章』からの常連リスナーを「(『第1章』からの)乗り越しさん」、『第2章』からの新規リスナーを「初乗りさん」と称していた。また、曜日別にテーマを設けたうえで、数々の実験的な企画に挑戦した。
福島が『第2章』の開始直後(2018年10月7日)に『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ、以下『にち天』と略記)のパーソナリティ代理を務めたことを機に、『にち天』リスナーから当番組への投稿が放送中に相次いで紹介された。このような事情を背景に、同年11月8日(木曜日)放送分からは、当番組と『にち天』の双方を聴取するリスナーを(前述の「乗り越しさん」「初乗りさん」とは別に)「相互乗り入れさん」と総称している。また、2019年1月1日に放送された『MBSラジオ亥の一番!次は~新福島!猪ベリグ大新年会!』(『第2章』がベースの新春特別番組)では、本来の『にち天』パーソナリティである安住紳一郎(TBSテレビアナウンサー)と福島による対談(事前収録)の音源を流した(詳細後述)[2]。さらに、『ごごラジ!』(NHKラジオ第一の全国向け生放送番組)との間でもリスナーの「相互乗り入れ」が相次いだことから、2019年1月7日(月曜日)に福島が同番組へゲストで出演した。
その一方で、2019年1月17日(木曜日)には、『& Premium』(マガジンハウスが発行する月刊誌)の編集スタッフが当番組のスタジオや福島を取材。その模様をまとめた記事が、同誌第64号(同年2月20日発売)の特集「心に響くラジオ番組22。」に掲載されている[3]。
『第2章』まで編成されてきた木曜日20:00 - 22:00の放送枠を『石田英司のプカプカ気分』(毎日放送シニアスタッフの石田英司がパーソナリティを務める冠番組)に充てることや、福島が2019年10月4日からMBSラジオで毎週金曜日の夕方(同年9月27日までは『上泉雄一のええなぁ!』金曜枠)で『福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない?』という生ワイド番組のパーソナリティを新たに務めることから、放送曜日を火・水曜日に集約。番組のタイトルを『次は~新福島!=第3章・構築と解体=』へ変更するとともに、火曜日には「構築」、水曜日には「解体」というテーマで、ラジオ番組の可能性を深く濃く追求した。
前年度に続いて放送枠を火・水曜日20:00 - 22:00に編成した[4]が、当番組のシリーズ史上最も遅く、2020年12月1日(火曜日)から放送を開始した。2020年の初頭から新型コロナウイルスへの感染が拡大している影響で、同年の日本プロ野球(NPB)レギュラーシーズンが11月中旬まで組まれていたほか、同月21日(土曜日)からナイトゲームで開催された日本シリーズの中継をMBSラジオで全試合放送したことによる。
その一方で、2021年のNPBレギュラーシーズンが3月27日(金曜日)から開幕することに伴って、歴代最短の4ヶ月間で放送を終了。「新日本放送」時代の1959年3月1日からテレビ・ラジオ放送事業を兼営してきた毎日放送では、同年4月1日(木曜日)からラジオ放送事業の分社化(株式会社MBSラジオによる事業承継)に踏み切ることから、「テレビ・ラジオ兼営局の毎日放送」としては最後のシリーズにもなった。
番組のサブタイトルに『冬将軍[注 3]』を入れていることから、前年度(第3章)と同じパターンで火曜放送分を「冬の火曜日」、水曜放送分を「将軍の水曜日」と称していた。また、番組関係者向けにオリジナルの法被を製作。福島を初めとするレギュラー出演者やスタッフが本番中に着用したほか、ゲストやニュースキャスターが羽織ることもあった。
ラジオ・テレビ兼営局だった毎日放送は、『第4章』終了1週間後の2021年4月1日付で、ラジオ放送事業とラジオ放送免許を「株式会社MBSラジオ」へ移管。福島は、同日からテレビ単営局(JNN準基幹局)の毎日放送に籍を置きながら、MBSラジオで制作・放送される番組(『金曜でいいんじゃない?』やJRN32局ネットの生放送番組『地方創生プログラム ONE-J』など)に「MBSアナウンサー」として出演している。
また、石井亮次(大阪府東大阪市・中部日本放送→CBCテレビ出身のフリーアナウンサー)を『第1章』から年1回のペースでゲストに迎えてきたことを背景に、『第4章』終了の翌週(3月29日)からは「石井亮次と福島暢啓のフダンギダンギ。」という派生企画を2ヶ月に1回のペース(主に『MBSマンデースペシャル』内)で放送している。
MBSラジオでは2021年のナイターオフ編成で、「(毎日放送時代を含めても)過去最大規模」とされる番組の改編を敢行。改編率は76.1%で、福島が毎月最終日曜日にレギュラーで出演している『MBSヤングタウン』が全日(週7日)放送を22年振りに再開させることに伴って、前年まで『第4章』を放送していた火・水曜日の21時台に『MBSヤングタウンNEXT』をナイターオフ期間(2021年12月 - 2022年3月の4ヶ月間)限定で編成した。
さらに、福島は『金曜でいいんじゃない?』(上記の改編で放送枠を30分拡大)のパーソナリティを続けながら、安住が総合司会に名を連ねる『THE TIME,』(TBSテレビの制作で平日の早朝に編成されるJNN28局ネットの生放送番組)のスタート(2021年10月1日)に際して「列島リアルタイム中継」の毎日放送(近畿広域圏・徳島県)担当キャスターへ起用された。このような事情から、当番組については『第5章』としてのレギュラー放送に至らず、『第4章』まで内包していた「MBSニュース」・「お天気のお知らせ」(福島が伝えていた天気予報)を単独番組として20時台に4分間・21時台に10分間放送。その一方で、『フダンギダンギ。』の放送を上記のペースで継続している。
『第1章』から他の冠番組との共同企画として、正月に長時間の生放送を実施してきた新春特別番組については、2022年にも1月1日(土曜日)の11:40 - 17:35に『福島のぶひろの大新年会!おめでとう日本!』として編成。『THE TIME,』の「列島リアルタイム中継」で近畿広域圏・徳島県以外のエリアからのリポートを担当しているJNN加盟局のアナウンサーから、一部の人物が出演した。
福島は『フダンギダンギ。』と並行しながら、『金曜でいいんじゃない?』や『THE TIME,』などの番組への出演を継続。一時は当番組の復活がMBSラジオの局内で検討されていたが、実際には見送られている。その一方で、MBSラジオでは2023年以降も、『福島のぶひろの大新年会!おめでとう日本!』(長時間の生放送による特別番組)を1月1日に編成。当番組の関係者が多数登場しているほか、当番組で放送されていた企画を随時復活させている。
◎:出演期間中は毎日放送のアナウンサー
番組公式サイト や、MBSラジオ公式番組表での紹介内容を基に記載。生放送番組のため、時刻は目安。リスナーからのメッセージについては、電子メールやFAXに加えて、ハガキでも受け付ける。『第1章』では、日本シリーズの終了後(2017年11月第2週)から、放送日ごとにサブテーマ(「あなたの好きな寿司ネタ」など)を設けるようになった。
以下のコーナーの合間には、昭和歌謡の好きな福島であれば選ぶ可能性の低そうな楽曲を、スタッフの選曲によって随時放送。番組内で流れるジングルの一部には、「NJB行進曲」[注 14]を用いている。
2017年12月の「MBSラジオ スペシャルウィーク」期間中の放送(12日 - 14日)では、当番組の放送枠が「9時」(21時)をまたぐことにちなんで、「夜の9時クイズ」(『ありがとう浜村淳です』で午前9時の時報明けに出題される三者択一形式のリスナー向けクイズ「9時クイズ」の特別版[注 18])を21時の時報明けで実施。応募者から抽選で、毎日1名に「おかね」[注 19](現金)1万円を贈呈した。この期間にリスナーからのメッセージが急増したことを受けて、翌週の放送(19日 - 21日)では、「後の祭り」(放送中にメッセージを紹介されたリスナーから毎日1名に向けた「おかね」のプレゼント)を急遽実施している。
20:15頃からおよそ30分間放送されたゲストコーナー
投稿したメッセージが放送中に紹介されたリスナーには、福島の判断で、番組特製のステッカー(曜日別に3種類を用意)、「付けたくなる缶バッジ」(甲種・乙種の2種類を用意)、「番組特製・国産御礼タオル」(番組タイトルを信用金庫のロゴ風にあしらった「つぎしん」オリジナルデザイン)のいずれかを進呈。缶バッジには、福島やリスナー有志のデザインによるバージョンも含まれている。
番組内のジングルについては、『第1章』に続いて「NJB行進曲」を使ったバージョン(番組名とメッセージを放送中に挿入)や、新たに「ライディーン」(YMO)をBGMに用いたバージョンなどを流し分けている。
2018年12月の「MBSラジオ スペシャルウィーク」中の放送(11 - 13日)では、明仁天皇の退位に伴う改元を翌2019年5月1日に控えていることを背景に、番組オリジナルの「改元カレンダー」を3日間限定で希望者から抽選で毎日10名(合計30名)に進呈した。このカレンダーでは、昭和天皇が崩御した1989年1月7日に、当時竹下内閣で官房長官を務めていた小渕恵三が、元号変更に関する総理大臣官邸(当時)での記者会見で「平成」と墨書された色紙が収められた額を掲げたシーンを福島が再現したニュースアーカイブ風の撮り下ろし写真を表紙に使用。「スペシャルウィーク」の時点では平成に代わる元号が発表されていないため、プレゼントの当選者が元号の発表後に新しい元号を書き込めるように、色紙の部分をあえて空白にしている。2019年のレギュラー版初回放送(1月8日)からは、投稿されたメッセージが採用されなかったリスナーから抽選で毎日5名に、この写真を用いた「次新ポストカード」へ福島の一筆を添えた礼状を送っている。
以下のコーナーについては、『第1章』から継承。いずれも、福島が単独で担当する。
『MBSベースボールパーク』のナイトゲーム中継を延長する影響で、当番組の放送枠を10分間にまで短縮する場合には、「ニュースのジカン。」(1 - 2項目のストレートニュース)と「お天気のお知らせ」の放送を優先。残りの時間で、リスナーからのメッセージを紹介した。「今夜の選択肢」については、新たな「選択肢」を発表せず、前回の「選択肢」に対する回答の結果を次回以降の放送で発表していた。
前述した『ごごラジ!』では、福島がゲストで出演した日(2019年1月7日)の生放送で、「あなたの自己採点」にちなんでリスナーからのメッセージテーマを「年末年始 あなたの自己採点」に設定。福島が出演したパート(月曜日14時台「みんなでラジオ愛を語ろう」)では、オープニングや「福島風前ピン」を本人で再現する演出を施した。
火・水曜日とも、前週の放送やtwitterの公式アカウントで、週替わりのキーワード(今週のキーワード)をあらかじめ発表。そのキーワードを文面へ盛り込んだメッセージを、通常のメッセージと並行しながらリスナーから受け付けていた。
また、『第2章』から放送日を1日短縮したことに伴って、番組グッズのステッカーを1種類に集約。その一方で、番組全体のテーマを「構築と解体」へ定めたことにちなんで、番組ロゴの焼印入り天然木ブロックを、メッセージ1件の採用につき1個進呈した。このブロックは、一定の数を集めることによって、ジェンガ風のテーブルゲームへ使えるようになっている。ちなみに、放送期間終盤の2020年2月には、「天然木ブロック・プレミアム」も製作。通常のブロックが欠品したことに伴って、3月上旬からリスナーへのプレゼントを「プレミアム」へ切り替えていたが、最終回のプレゼントによって全数の配布を終えた。
以下の企画はいずれも、『第2章』から継続。『千里の夢は』を流しながら本編を締めくくる趣向も継承していた。
『第2章』『第3章』で21時の時報明けに編成していた「お楽しみのジカン。」を20時台へ移す一方で、21時の時報明けに「オジサンのジカン。」という日替わり企画枠を新設。「オジサンのジカン。」では、火曜分にやきそばかおる(1975年出生)が旧「お楽しみのジカン。」枠に続いて電話で出演するほか、水曜分には福島の上司でもある亀井(1967年出生)がスタジオへ登場した。ちなみに、「オジサンのジカン。」と称していたのは、やきそば・亀井とも年齢が福島(1987年出生)と10歳以上離れていることに由来する。
また、『第4章』のオリジナルグッズとして「石高(こくだか)ステッカー」を製作。放送中にメッセージが紹介されたリスナーに対して、「1万石」「5万石」「10万石」のステッカーのうち1種類を、福島の独断で進呈する。そのため、1回でも「石高ステッカー」を贈られたリスナーには、2回目以降の投稿の際に氏名(またはラジオネーム)とステッカーの「石高」総数<10万石ステッカーを贈られていた場合には「(10万石)」>を併記することを推奨している。2021年2月からは、全種類のステッカーを1枚ずつ入れた「ハッピーセット」や、「5万石」ステッカー5枚入りの「ゴーゴーセット」も随時プレゼント。
さらに、火・水曜日共通のメッセージテーマとして、「○○あるある」(○○は週替わりの内容)を設定。初めて投稿するリスナーや、まだ投稿していないリスナーを「初陣さん」と総称していた。
以下の企画はいずれも、『第2章』から継続。
MBSラジオでは、『第1章』放送期間中の2018年から、当番組から派生した長時間・生放送の特別番組を毎年正月(2020年までは1月1日・2021年には1月2日)に編成している。当番組をレギュラーで編成していない年度にも、福島の他の冠番組をベースに放送を続けているが、以下では当番組を編成している年度に放送された新年特別番組に限って記載。
ちなみに、この年の正月三が日は火 - 木曜日であったが、『第2章』の放送を休止。福島は、翌1月2日(水曜日)にも、亀井・藤林温子両アナウンサーと共に『かけましておめでとう!歌と笑いのドえらいやんラプソディ』(MBSラジオで10:30 - 17:35に生放送の新春特別番組)へ出演した。
2020年1月1日(水曜日)の10:30 - 17:35に、『福島のぶひろの、金曜でいいんじゃない?』を含めた福島の冠レギュラー3番組がベースの新春特別番組として、『福島のぶひろの大新年会!おめでとう日本!』(放送上の略称は『おめ日<=おめにち>』)を編成。浜村・広瀬・信宗・やきそばに加えて、『金曜でいいんじゃない?』で共演している関岡・代走みつくに、2019年に毎日放送へ入社した清水麻椰[注 136]・野嶋紗己子両アナウンサー、ミュージックソー奏者のAndre(安藤玲子)が出演した。
さらに、『第2章』まで「ラジオ博愛主義!パイセンがやってきた!」に年1回のペースで出演していた石井亮次と、かねてから『次は〜新福島!』への出演を望んでいた朝日放送テレビアナウンサー・伊藤史隆(2017年度からナイターオフ期間で『次は〜新福島!』と同じ時間帯に朝日放送ラジオで放送している『伊藤史隆のラジオノオト』のメインパーソナリティ)を「スペシャルゲスト」に迎えた。
主なコーナーは以下の通りで、特設ページ での紹介内容に準拠。この番組を含めた年末年始の特別編成によって、『次は~新福島!』は当日および前日(2019年12月31日=火曜日)のレギュラー放送を休止した。
リスナーやラジオ業界関係者からの評判は高く、放送終了後の2020年4月27日に晋遊舎から刊行された『人気ラジオ番組完全ガイド』のリスナー投票企画「人気ラジオ番組 最強ランキング」では、スポット番組部門で11位に入っている。
ちなみに、後半の時間帯(14:30 - 17:30)にMBSテレビが関西ローカルで放送する『池上彰のどーなる?ジャーナル 令和初のお正月 2020年の“変わる”がわかる!』(2019年末に収録済みの特別番組)では、野嶋が全編でアシスタントを務めたほか、福島が一部のコーナーに出演。当番組では、野嶋・清水が出演する時間帯を第1部・第2部・第4部(13時台の後半まで)にとどめることで対応した。番組内の『MBSニュース』(12時台・15時台)および、『金曜でいいんじゃない?』でも17:30頃に放送している「ネットワークTODAY」(毎日放送が本編を制作する企画ネット方式の全国ニュース)については、いずれも藤林がシフト勤務の一環で担当。
2021年1月2日(土曜日)の11:30 - 15:30に、『福島のぶひろの、こいつぁ春から、ぁ縁起が~いいんじゃない?』を編成。前年に続いて福島、関岡、信宗、やきそば、みつくに、石井亮次が出演したほか、前年(2020年)に毎日放送へ入社した川地洋平・山崎香佳両アナウンサーも登場した。
上記の新春特別番組から一転して、『金曜でいいんじゃない?』をベースに、当番組のテイストを織り交ぜながら4時間にわたって生放送。放送中には、以下の企画を実施した。
上記の企画の合間には、リスナーへのプレゼントクイズの出題を兼ねた心斎橋界隈からの生中継企画「だいそう&のぶそう 何COW(買う)クイズ!」を12:30頃と13:50頃に放送。15:00までにリスナーから回答を受け付けたうえで、エンディングの間際(15:20頃)に正解と(1万円の賞金を加えた)プレゼントの当選者を発表した[注 144]。
ちなみに、2018年から2020年まで当番組ベースの特別番組を長時間編成していた1月1日(金曜日)には、『こんちわコンちゃんお正月ですょ! 今年はええ年にしまっせ!モー烈開運スペシャル!』を10:30 - 17:35に生放送。MBSラジオの新春特別番組としては初めて、生放送に合わせたスタジオ動画のサイマル配信を、同局のYouTube公式チャンネルで実施した。