柿沼 和恵(かきぬま かずえ、1974年6月16日 - )は、埼玉県大里郡寄居町出身の陸上競技選手(短距離種目)。女子200m、400m元日本記録保持者。
寄居町立城南中学校、埼玉栄高校、中央大学を経て、1997年にミズノに入社。主にロングスプリントで活躍し、この種目で長く日本を牽引していった[要出典]。埼玉栄高時代には堤文子(元あさひ銀行)が2学年上におり、1学年下には大島めぐみ(旧姓田中、あさひ銀行→しまむら)がいた。1学年上の徳田由美子(現ドリームコーチング)や鈴木真紀(元ノーリツ)らは同じ中大の出身になる。
1990年、国体少年B100mで優勝し11秒87をマーク。1991年、インターハイ100m、200m優勝。1991年世界陸上東京で当時高校2年生にしてマイルリレーに出場。1992年、高校3年生となった6月に当時磯崎公美が保持していた200mの日本記録(24秒00)を破る23秒85を記録。8月には23秒82(+0.2)に短縮した。また宮崎インターハイで100m、200m、400mで優勝。9月には400mでも53秒45の日本新記録を樹立し、世界ジュニア選手権6位入賞。相次いで日本記録を樹立する破竹の勢いを見せ、当時「世紀の逸材」と持て囃された[要出典]。
故障により低迷していた時期もあったが、2001年に復調し、5月に400mで52秒95を記録した。これは、柴田こずゑがマークした日本記録53秒21(当時)を更新するとともに、日本女子史上初となる52秒台の記録であった。
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