久保田 和恵(くぼた かずえ、1972年 - )は、平成時代初期に活躍した陸上競技選手(スプリンター)。専門は400m。高校生で日本選手権400mを2連覇した。
経歴
1984年、小学校6年生の時、群馬県小学校陸上教室記録会にて、100mと400mリレー(アンカー)で優勝。1988年、群馬女子短期大学附属高等学校(現高崎健康福祉大学高崎高等学校)入学後、吉沢賢二監督の下で素質が開花。
1989年、日本選手権女子400mで高校2年生ながら優勝の快挙。翌1990年、日本選手権女子400mで2連覇[1]。インターハイ400mで優勝。酷暑の中でタイムは当時のジュニア日本記録歴代4位の54秒18。国体1500mでは2位だった。
同1990年、全国高校女子駅伝4区3㎞でトップで襷(タスキ)を受け、2位市立船橋2年杉村奈美(のちリクルート。1500m元日本記録保持者[2]、元ジュニア日本記録保持者[3]、及び現U20日本記録歴代3位[4])との差を9秒から27秒に広げ区間1位の9:28をマークし、最終5区にタスキを手渡す前に勝負を決定づけ、チーム初優勝を飾った。また、同区間4区には杉村(区間8位, 9:46)の他、埼玉栄2年徳田由美子(のち中央大。800m元日本記録保持者 [5])も出走し区間2位の9:30をマークした[6]。
万能選手として知られ、800m走でも1990年8月25日に2分09秒07の好タイムを出している。
脚注
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