林良博

林 良博(はやし よしひろ、1946年7月12日[1] - )は、日本の解剖学者家畜家禽学者、獣医師東京大学名誉教授。国立科学博物館顧問・前館長、東京大学総合研究博物館元館長、山階鳥類研究所前所長。農学博士。専門は、動物資源科学、獣医解剖学、寄生虫学、人と動物の関係学[2]

経歴

1946年、広島県に生まれる。1969年東京大学農学部卒業。在学中、農学部学生自治会委員長を務める[3]

1975年、 「日本産イノシシの頭蓋に関する形態学的研究」で東京大学より農学博士の学位を取得[4]

ハーバード大学客員研究員コーネル大学客員助教授東京大学農学部教授、総合研究博物館館長、農学部長、理事・副学長を歴任。2010年- 2017年3月に山階鳥類研究所所長。2010年 - 2013年3月東京農業大学教授。2013年- 2021年3月に国立科学博物館館長[5]

学会活動として、ヒトと動物の関係学会会長、日本獣医解剖学会会長などを歴任。

国際活動として、国際捕鯨委員会技術委員会委員、世界保健機構アドバイザー、世界獣医解剖学会副会長、アジア獣医科大学協議会会長などを歴任。

賞詞

著作

著書

論文

注釈

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.271
  2. ^ 研究者 林良博(東京大学総合研究博物館)
  3. ^ 全学連中央執行委員会編『勝利へのスクラム 東大民主化闘争の記録』(新日本出版社,1969年)149ページ
  4. ^ 博士論文書誌データベース
  5. ^ 独立行政法人国立科学博物館長の公募結果について
  6. ^ 令和5年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 17 (2023年4月29日). 2023年5月3日閲覧。
  7. ^ 『官報』号外第93号、令和5年5月1日

外部リンク