東 修平(あずま しゅうへい、1988年〈昭和63年〉10月3日[1] - )は、日本の政治家、外務官僚。大阪府四條畷市長(2期)。
来歴
大阪府四條畷市出身[2]。四條畷市立忍ヶ丘小学校、四條畷市立四條畷中学校、大阪府立四條畷高等学校、2011年に京都大学工学部物理工学科卒業。同大学大学院工学研究科原子核工学専攻修士課程修了[3]。
2014年4月、外務省に就職[4]。40代で急逝した上司の死をきっかけに「将来は市長になる」と決断し[5]、約1年半で退職し、野村総合研究所に転職。
2016年10月21日、四條畷市長選挙に出馬する意向を表明した[6]。
2017年1月15日に行われた四條畷市長選挙において、大阪維新の会の支援を受けた現職の土井一憲との一騎打ちを制し、初当選した。1月20日、市長就任[3]。市長当選時の年齢では、1994年に27歳で武蔵村山市長に就任した志々田浩太郎に次いで2番目に若く、現職首長としては当時最年少であった[7]。
※当日有権者数:45,493人 最終投票率:42.18%(前回比:-1.21pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
東修平 | 28 | 無所属 | 新 | 10,659票 | 55.91% | |
土井一憲 | 61 | 無所属 | 現 | 8,407票 | 44.09% | |
2020年11月20日、任期満了に伴う市長選へ無所属で立候補する意向を表明[8]。12月27日執行の市長選では財政健全化などの実績を強調して支持を広げ[9]、大阪維新の会が擁立した元市議の土井一慶(前市長・土井一憲の息子)[10][11]を破り、再選[12]。
※当日有権者数:45,696人 最終投票率:44.45%(前回比:+2.27pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
東修平 | 32 | 無所属 | 現 | 12,970票 | 64.27% | |
土井一慶 | 39 | 大阪維新の会 | 新 | 7,212票 | 35.73% | |
2024年9月25日、会見で任期満了に伴う同年12月の市長選挙に立候補しない意向を表明。後継については求人サイトを通じ候補者公募を実施し選考する予定[13]。しかし告示まで1カ月を切った11月27日、後継候補に選んだ元国際連合職員の男性が体調不良を理由に立候補を取りやめたと正式発表した。今週中をめどに公募で最終選考に残った5人を含め別の候補擁立を探るなど一定の方針を決めるとした[14]。
政策・主張
- 2017年6月、人材サービス会社と組み、女性の副市長の全国公募を始めた[15]。国内外の20~70代の男女から約1,700人の応募があり、「SUUMOマガジン」元編集長の林有理(37歳、女性)が副市長に選ばれた。任期は同年10月1日から4年間[16]。
- オープンな場で利権団体と接触することを目的に、住民との意見交換会で各利権者から同時に話を聞く施策をとっている。東は市の全21地区で意見交換会を開催。その場の様子や発言は全て動画で撮影され、ノーカットで市のホームページに公開された[17][18]。
関連項目
脚注
外部リンク
|
---|
- 三牧信知1967.10.15-1972.10.14
- 森本稔1972.10.15-2002.7.31
- 市長職務代理者 2002.8.1-2002.9.8
- 田中夏木2002.9.8-2012.11.30
- 市長職務代理者 大井俊道2012.12.1-2013.1.19
- 土井一憲2013.1.20-2017.1.19
- 東修平2017.1.20-
|
カテゴリ |