朝霧駅(あさぎりえき)は、兵庫県明石市朝霧南町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である[1]。駅番号はJR-A72。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。
概要
駅の南を山陽電鉄本線の線路が通っている。山陽電鉄とJRとは須磨駅から明石駅までほぼ並走しているが、山陽電鉄側にJRの駅に対応する連絡駅が設置されていないのは当駅のみである。当駅は普通電車のみの停車駅であるが、2000年・2001年には、臨時快速「神戸シーサイドレジャー号」の停車駅となっていた。また、ダイヤが大幅に乱れた場合は、電車線を走行する快速列車が臨時停車することがある。
駅の南側に出るには山陽電鉄の線路をまたぐ跨線橋を使うことになる。
歴史
1967年8月に着工し、1968年6月20日に開業した[1]。国鉄は当初「西舞子駅」として開業する予定であったが、明石市が市内の駅名に神戸市の地名[3]を使うことに難色を示し、「東明石駅」あるいは「朝霧駅」に変更するよう申し入れ、「朝霧駅」として開業した[1][4]。
年表
駅構造
電車線のみに島式ホーム1面2線を持つ地上駅になっている。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホームから駅舎へは階段のほか、上りエスカレーターとエレベーターがある。
直営駅。ホーム南側からは明石海峡大橋や隣を走る山陽電鉄の線路も見える。
のりば
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
利用状況
「兵庫県統計書[12]」によると、2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は11,928人である。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 |
1日平均 乗車人員
|
1999年 |
18,235
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2000年 |
18,146
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2001年 |
17,906
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2002年 |
17,406
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2003年 |
17,295
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2004年 |
17,065
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2005年 |
17,096
|
2006年 |
17,500
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2007年 |
17,468
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2008年 |
17,423
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2009年 |
17,021
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2010年 |
16,998
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2011年 |
16,803
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2012年 |
16,994
|
2013年 |
17,255
|
2014年 |
16,821
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2015年 |
17,098
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2016年 |
16,808
|
2017年 |
16,697
|
2018年 |
16,069
|
2019年 |
15,473
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2020年 |
12,382
|
2021年 |
11,849
|
2022年 |
11,928
|
駅周辺
駅北側には明舞団地があり、朝夕は通勤・通学客の利用者が多い。駅は明石市に位置するが駅のすぐ東が神戸市との市境になるため、神戸市からの利用客も多い。バスからの利用者が多いため、バス到着時には券売機が混雑する。駅南側には大蔵海岸がありレジャー施設が多く、夏になると海水浴客も多い。
- 店舗
バス路線
朝霧駅前には、神戸市交通局・山陽バス・神姫バスの3社局の路線バスが乗り入れる。
- 1番のりば(駅前ロータリー西側)
- 2番のりば(駅前ロータリー南側)
- 3番のりば(駅前ロータリー南側)
- 4番のりば(駅前ロータリー南側)
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- JR神戸線(山陽本線)
- ■新快速・■快速
- 通過
- ■普通(JR東西線・学研都市線内で区間快速となる列車を含む)
- 舞子駅 (JR-A71) - 朝霧駅 (JR-A72) - 明石駅 (JR-A73)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
朝霧駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク