電機子チョッパ制御[4]
広島電鉄800形電車(ひろしまでんてつ800かたでんしゃ)は、1983年(昭和58年)に登場した、広島電鉄の路面電車である。
1983年に700形(2代)に次いで登場した路面電車[6]。1997年(平成9年)までに14両が製造された[6]。製造当初の車体は、同時期に製造された700形(2代)と殆ど同じだったが、集電装置をZパンタに変更[7]、三菱電機製[8]の回生制動付電機子チョッパ制御に変更[7]、駆動系を平行カルダン駆動に変更し[7]、台車の軸バネにシェプロンゴムを採用[7]した。最初の2両のみ700形と同時期の製造となったが、以降の12両は700形の製造終了後に増備を開始しているため、後述するように各所が異なっている。
製造期間が長期にわたったため、時代時代の連接車のデザインを取り入れ変化しているが、駆動系の機器などに大きな変更はされていない[6]。2014年現在、700形とともに市内線の主力車両として白島線を除く市内線全線で使用されている。(運用の都合で白島線での運用実績はある)
広島電鉄は新造車に軌道線・鉄道線ともども連接車を積極的に導入しており、単車体のボギー車の新形式は2022年現在、本形式が最後である。
2018年より機器更新が開始されており、施行車はVVVFインバーター制御方式に改められている。
801・802・805・807・810 - 814は千田車庫に配属され、1号線・3号線・5号線・7号線に、803・804・806・808・809は江波車庫に配属され、6号線・8号線で運用されている。しかし、他の車両の整備時や運用に大幅な乱れが生じた際には融通する場合がある。江波車庫配属の車両は定期整備明けには1週間程度、足慣らしとして千田車庫管轄内の1・3・5・7号線で運用される。また、以前では江波車庫配属の700形・800形が定期整備に入ると千田車庫配属の800形が貸し出され、6号線・7号線(2019年3月まで江波車庫管轄内)・8号線の運用に就く例がよくあったが、近頃では少なくなっている。
特記がある場合を除き、2022年1月現在の状態を示す。
2017年度に805に対して制御装置の更新が行われた[12]。
2019年度に806に対して制御装置の更新が行われた。
2024年度に807号に対して行先表示機をLED式にする変更が行われた。
現有車両
850形→350形 - 570形 - 600形II - 650形 - 700形II - 750形 - 800形II - 900形 - 1150形 - 1900形
3000形 - 3100形 - 3700形 - 3800形 - 3900形 - 3950形 - 5000形 - 5100形 - 1000形II - 5200形
100形II - E形→150形 - 200形II - 貨50形
2000形 - 3500形
過去の車両
A形→100形I - B形 - G形→200形I - 300形 - 400形 - 450形 - 500形I - 500形II - 550形 - 600形I - 700形I - 800形I - 1100形
70形 - 1300形 - 2500形(→3100形)
C形→1000形I・D形→1010形・F形→1020形 - H形→1030形 - 1040形 - 1050形→1090形 - 1060形 - 1070形 - 1080形
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