嵐県(らん-けん)は中華人民共和国山西省呂梁市に位置する県。
歴史
南北朝時代、北魏により嵐州の下に設置された岢嵐県を前身とする。隋代になると583年(開皇3年)に岢嵐県は三堆城(現在の静楽県)に移転、県域には612年(大業8年)に嵐城県が設置されている。
唐代になると621年(武徳3年)に宜芳県と改称され、嵐州の州治とされた。元代になると宜芳県は廃止され、県域は嵐州直轄とされた。1369年(洪武2年)、明代になると嵐州は嵐県に改編され現在に至る。
行政区画
- 鎮:東村鎮、嵐城鎮、普明鎮、界河口鎮
- 郷:上明郷、王獅郷、梁家荘郷、順会郷、社科郷
関連項目