堯都区(ぎょうと-く)は中華人民共和国山西省臨汾市に位置する市轄区。
歴史
春秋時代に設置された平陽邑を前身とする。当時の邑治は現在の金殿鎮に設置された。秦による中国統一後は平陽県が設置された。南北朝時代になると445年(太平真君6年)、北魏により廃止されたが、487年(太和11年)に再設置、528年(建義元年)には県治も現在地の喬李鎮白馬城に移された。隋が成立すると581年(開皇元年)に平河県と、583年(開皇3年)には臨汾県と改称された。隋代には晋州(後の臨汾郡)、唐代以降は晋州、宋代には平陽府、元代には晋寧路、明清代には平陽府の治城が設置され、この地域の政治の中心地とされた。
1971年、県城部に県級市の臨汾市が分割設置された。1983年には臨汾県が廃止され臨汾市に統合された。2000年、地級市の臨汾市が成立するに当たり、市轄区に改編され堯都区が成立し現在に至る。
行政区画
- 街道:解放路街道、鼓楼西街街道、水塔街街道、南街街道、郷賢街街道、辛寺街街道、鉄路東街道、車站街街道、汾河街道、浜河街道
- 鎮:屯里鎮、喬李鎮、大陽鎮、県底鎮、劉村鎮、金殿鎮、呉村鎮、土門鎮、魏村鎮、堯廟鎮
- 郷:段店郷、賈得郷、一平垣郷、枕頭郷
交通
航空