小深作(こふかさく)は、埼玉県さいたま市見沼区の大字。郵便番号は337-0005[2]。本項では同地域にかつて存在した北足立郡小深作村(こふかさくむら)についても記す。
地理
さいたま市見沼区北東部の大宮台地上に位置する。東で宮ヶ谷塔・深作(飛地)に、西で堀崎町・島町・春岡に、南で風渡野・東門前(飛地)に、北で深作に隣接する。町域は主に住宅地だが耕作地も混在する。
東部を見沼代用水東縁が、中央部を埼玉県道322号東門前蓮田線が縦貫する。見沼代用水東縁に沿って緑のヘルシーロードが整備されている。また、南部を東武野田線(東武アーバンパークライン)が横断する。また、埼玉県道2号さいたま春日部線が見沼代用水と交差する半縄橋でわずかにかすめる。七里駅が至近に所在するため、春岡地区に属しながら七里地区と一体で把握される場合もある。
縄文時代後期の小深作遺跡と称する縄文遺跡がある[4][5]。
河川
地価
国土交通省地価公示
- 所在および地番:大字小深作字小深作前466番地25
- 価格:106,000円/m2
- 利用現況:住宅
歴史
地名の由来
深作と同様に綾瀬川の狭間の場所であることから[5]。また、台地が突き出した場所であることから。
沿革
もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡南部領に属する小深作村であった[5]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では329石余(田178石余、畑151石余)、『元禄郷帳』では348石余、『天保郷帳』では350石余であった[5]。助郷は日光御成街道岩槻宿に出役していたが、寛保・宝暦年間は中山道大宮宿にも出役していた[5]。化政期の戸数は39軒で、村の規模は東西7町、南北3町余であった[5]。
小字
- 小深作前・藤十郎原・程島・中島・半縄・鍛冶屋敷・小山[16]
世帯数と人口
2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[17]。
交通
鉄道
道路
バス
- 国際興業バス
- さいたま東営業所
- 東大81:さいたま東営業所 - 神宮台入口 - 七里駅入口 - 深作中 - アーバンみらい - 丸ヶ崎火の見下 - 東大宮駅
(東大宮駅→さいたま東営業所に深夜バスも運行・平日のみ2本)
- 七里01:さいたま東営業所 - 神宮台入口 - 七里駅入口 - 深作中 - アーバンみらい
地域
- 県営住宅
- 大宮小深作はるさと住宅 - 通称名:県営大宮小深作はるさと住宅団地
- 市営住宅
- マンション
公園・緑地
- 小深作公園
- 小深作北公園
- 小深作第二公園
- 小深作前公園
- 中島第二公園
- 小深作自然の森
- 春里自然の森
施設
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク